ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

野鳥の観察

2014-04-07 18:13:36 | 日記
庭に野鳥の餌台を置き始めて7年ほど経つが、この冬に初めて見る小鳥がいる。

大きさはスズメよりも小さく、身体全体の色は茶系。

チョット見はかなり地味な色の鳥なのだが、特徴的なのは頭のてっぺんにある赤い毛。

また同じ種類の小鳥だが、頭だけではなく胸の毛も赤いのがいる。

最初は一羽だけが来ていたのだが、しばらくすると二羽で来るようになり、「パートナーも連れて来たのな?」と微笑ましく観察していが、そのうちにだんだん数が増えてきて、今や多いときには15羽くらいの団体さんでやってくるようになった。

小さな小鳥とは言え、毎日集団でしかも何度も来るので餌台の餌はあっという間に消えてしまう。

買ってあった野鳥の餌が少なくなり、今はP太郎の餌も足しているが、P太郎の餌の方が美味しいのかP太郎の餌ばかりが無くなるのが早い。

しかし、夢中で餌をついばんでいる姿の可愛らしいこと!

この鳥は一体なんという名前の鳥なのかと調べてみたところ、「ベニヒワ」というらしい。

頭だけが赤いのが雌で、胸毛も赤いのがオスだそうだ。

他にまだ頭の毛が赤くなっていない子も沢山混ざっているのだが、それは多分幼鳥なのだろう。

うちに来るのは圧倒的に雌と幼鳥が多く、雄はあまりいない。

ベニヒワは極寒の地でも生きていくことができるそうで、もともとの繁殖地は高緯度地域のツンドラ地帯という寒い土地なのだとか。

そして日本にベニヒワがやってくるのは、餌が不足している年だそうで、こうしてベニヒワを見ることができない年もあるそうだ。

どうりで初めて見た小鳥だと思ったわけだが、エジプトやアメリカでも大きな被害を出した強力な寒波のせいで、餌が不足したため、今年は日本に南下してきたという話だ。

それにしても、やはりこの冬はいつもより寒さが厳しくなかなか雪が溶けず、木々の新芽が出るのが遅いような気がする。

その為、餌が少ないのか、いつもなら餌台には来ないアカゲラまでが来ている。

そして、ヤマゲラやシジュウカラ、ゴジュウカラといったいつもの常連メンバーも相変わらず来てくれる。

・・・というわけで、我が家の庭は毎日、鳥だらけの超しあわせな状態(私にとってだが)になっている。

ただし餌やりは、もう少しで止めるつもりだ。

生態系を崩してはいけないので、まいとし新芽が出てきて鳥たちが餌をたくさん見つけられるようになったら、餌やりは終了することにしている。

野鳥観察の楽しみが無くなるが仕方がない。

ところで、せっかく撮った鳥たちの写真をブログに載せようと思ったのだが、PCの調子が悪く載せることができなかった。

午前中は、それをなんとかしようとパソコンと向かい合って悪戦苦闘していたが、やっぱりダメだった(涙)

調子の悪いパソコンに向かうほど疲れることはない!

あ~疲れたと思いながら窓の外を見て鳥たちに癒され、写真の無いままでいいかと、またパソコンに向かってこれを書いている。。。










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