ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

当たり~

2014-04-01 15:10:36 | 日記
週末、大型ショッピングセンターへ行った。

ここは食品スーパーをはじめ、飲食店や電器店、ドラッグストア、ホームセンターと多くの店が入った大型の複合店。

先月、この店にあるメガネ店でメガネを買ったのだが、その時に店員さんから「レシートは大切に取っておいてくださいね。3月中に購入した全ての店のレシートで、月末に抽選ができますから・・・」と言われた。

「そうなんですか。でも私はくじで当たったためしがないから、今度もだめだわ」と言うと、店員さんは「今度は分かりませんよ。やってみてください」と笑顔を返してくれた。

「そうか・・・今度はわからないか」と店員さんがかけてくれた言葉がずっと頭の中に残っていた。

その後も何度かこのショッピングセンターで買い物をする機会があり、そのたびに「抽選、抽選」と思いながら、もらったレシートは捨てずに大切に取っておいた。

そして、いよいよ抽選の日が来た。

3月末の土日だけ開かれる抽選会。

この日は必ず抽選に行こう!とず~っと思っていた。

根拠はまったくないのだけれど、なぜか当たりそうな予感がしていた。

実は数日前にも、私が応募しておいたプロ野球の観戦チケットが当たったことが分かった。

私自身は野球がそれほど好きなわけではないが、次女ピーチが物凄い野球好き。

特にごひいきなのは北海道日本ハムでファンクラブにも入っている。

ピーチは札幌で行われる日ハムの試合をたまに観戦に行くが、自分のお小遣いの中からチケットを買っているので、そう頻繁に行けるものではない。

しかしいざ観戦となると、ピーチの姿がすごいことになる。

日ハムのユニフォームを着て、首からは日ハムマスコットの熊(B・Bくんと言うらしい)をぶら下げ、背中に背負ったリュックサックからは、応援時に叩きまくるバット型をしたプラスチック製のヌンチャクが飛び出している。

とても今時のオシャレな女子高生とは思えない・・・

これはもう絶対に野球を見に行く以外はないだろうと思うような姿で出かけていくので「恥ずかしくないの?」と聞いたところ、札幌ドームに向かう人たちは、みんな似たような姿なので恥ずかしくないそうだ。

そんな野球大好き少女ピーチにチケットをあげたら喜ぶだろうなぁと思って、野球チケットのプレゼントに応募していたのだった。

そしてめでたくペアチケットが当たったことが分かり、ピーチに教えると予想通り大喜びしてくれた。

ピーチと同じく野球が大好きな友だちと一緒に行ってもいいか?と言うので「どーぞ、どーぞ」と言うと、嬉しそうに友だちに誘いのメールをしていた。

2匹めのどじょう狙い。。。とは思っていなかったが、やはりどうしてもショッピングセンターの抽選は行かなくてはという気持ちは強く、いつも運転手として買い物についてきてくれる夫にも「抽選したいから、向こうの店へ行くんだろう」と言われる始末だった。

いつもの週末は食品だけの買い物なら近所のスーパーで済ませていた。

しかし今回は「抽選くじ」を引くという大きな?目的があったので、足を伸ばしてわざわざ大型ショッピングセンターに行った。

抽選会が開かれている場所をちらりと覗くと長~い列ができていた。

夫が「買ったものを車に積んでいるから、抽選をやっといで」と言ってくれたので、今まで集めていたレシートを握り締めて列に並んだ。

一緒にいた長女チェリーも私のあとについて来た。

レシートの合計金額によって引けるくじの数が決まっているそうだが、私の場合10回くらい引けそうだった。

それにしても、今の時代は抽選もタブレットなんですね~

くじがたくさんぐるぐる回っている画面にタッチすると、一枚のくじがピックアップされて、さらにタッチするとそれが開いてアタリだとかはずれだとかが分かるという仕組み。

昔ながらのガラガラまわす福引が懐かしい・・・なんてね。

さていよいよ私たちの番になり、最初は私がくじを引いていったのだが、ずっとハズレばかりが続いた。

そこで、私にぴったりくっついて画面を見ていたチェリーに「やってごらん」と言うと、チェリーは恥ずかしそうにタブレットの画面をタッチした。

「これでいいの?」と言いながらタッチし続けるチェリーに「そうそう、上手」と声をかけていたのだが、突然いままで見たこともないような画面が現れた。

 「特賞」

担当のお姉さんが「おぉー」と声を上げ、金色のベルを手にとってちゃりんちゃりん鳴らした。

当たるとベルをふるというのは、タブレット式のくじに比べるとずいぶんレトロね・・・と思いつつ、一瞬何が起きたのか分からないでいたら、「おめでとうございます!特賞当たりました」と言われた。

当ててしまったチェリーも何が起こったのか分かっていない様子だったが、一番いい賞を当てたと分かったら、にこにこして喜んでいた。

さて、その賞品ですが・・・

実は私はずっと「抽選、抽選」と言いながら、一体どのような賞品が当たるのか知らなかった。

あらためて貼ってあったポスターを見ると、「特賞 1万円商品券 10名様」と書いてあった。

担当のお姉さんが商品券一万円分を手渡してくれた。

なんだか、すご~く嬉しかった。

この商品券で、くじを当てたチェリーに可愛い洋服か靴を買ってあげようと思う。

一体、特賞なんてどんな人が当てるんだろう?と、ハズレのくじばかりを引く度にいつも思っていたが、幸運はある日突然やってくるものなのかもしれない。









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