今年は春が短く、なかなか暖かくならなかったが、ここへ来てぐんぐん気温が上がっている。
うちの裏の森もこんな感じで緑が濃くなってきた。
心なしか酸素も濃くなったような気がして、思わず深呼吸をする。
庭の草花も次々と花が咲きだし、毎日 庭の花を眺めるのが楽しい。
ところで、こうして夏らしくなってくると、私はにわかに忙しくなる。
まず衣替えをしなければいけない。
冬物を仕舞うのだが、その前にクリーニングに出したり、自分で洗ったり、それから冬の間に使った毛布やタオルケット類も洗う。
お天気の良い日は、洗濯機がフル稼働だ。
そして、今日は部屋のカーペットやラグも替えようと思った。
冬用から夏用の涼しげなものに替える。
これは実家で使っていたもの。先日、実家へ帰った時にもらってきた。
母は季節ごとにラグやカーペット類、それから室内のインテリア小物まで替えていたが、母がいなくなり父が一人暮らしになると、そのようなこともしなくなり、この夏用ラグは何年もの間、納戸に仕舞われっぱなしになっていた。
ずいぶん古い物なので使えるだろうかと思ったが、意外と大丈夫だった。
ずっと前から、うちの玄関にあるかのように馴染んでくれた。
ところで先日、父と妹を車に乗せて、これから父が住む高齢者住宅を探しに行ってきた。
何軒か見学した中から、父が一番気に入って、私たちもここなら安心という施設に巡り会い、残りあと3部屋というので即効申し込みを済ませてきた。
いよいよ父が、長年暮らした実家から高齢者住宅へ移り住むことになった。
少しずつ実家の荷物の整理をしていかなければいけない。
施設に持っていけないものは妹や弟と分けたり、また処分したりすることになるだろう。
実家を離れて20数年経っていても、納戸から出てくる懐かしい品々を見ると一抹の寂しさを感じる。
多分、父の方がもっと寂しい気持ちかもしれないが・・・
誰もがこうして住む家だったり、家族だったり、そしていろんなことが変わっていくのだなぁ。
「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲き見るとき」
これは、私の好きな江戸時代の歌人橘曙覧(たちばなあけみ)の歌。
平成6年に天皇と皇后が訪米した際、クリントン大統領が、この歌を歓迎レセプションで引用した。
「日一日新たな日とともに確実に新しい花が咲き、物事が進歩し、日米両国民の間の友情をはぐくむ」とスピーチしたそうだ。
そうだね。新しい日とともに、また花が咲くんだね。
毎日庭に新しく花が咲くように、父もまた新しい環境で、今よりもっと快適で、楽しい生活ができるだろうと思う。
うちの裏の森もこんな感じで緑が濃くなってきた。
心なしか酸素も濃くなったような気がして、思わず深呼吸をする。
庭の草花も次々と花が咲きだし、毎日 庭の花を眺めるのが楽しい。
ところで、こうして夏らしくなってくると、私はにわかに忙しくなる。
まず衣替えをしなければいけない。
冬物を仕舞うのだが、その前にクリーニングに出したり、自分で洗ったり、それから冬の間に使った毛布やタオルケット類も洗う。
お天気の良い日は、洗濯機がフル稼働だ。
そして、今日は部屋のカーペットやラグも替えようと思った。
冬用から夏用の涼しげなものに替える。
これは実家で使っていたもの。先日、実家へ帰った時にもらってきた。
母は季節ごとにラグやカーペット類、それから室内のインテリア小物まで替えていたが、母がいなくなり父が一人暮らしになると、そのようなこともしなくなり、この夏用ラグは何年もの間、納戸に仕舞われっぱなしになっていた。
ずいぶん古い物なので使えるだろうかと思ったが、意外と大丈夫だった。
ずっと前から、うちの玄関にあるかのように馴染んでくれた。
ところで先日、父と妹を車に乗せて、これから父が住む高齢者住宅を探しに行ってきた。
何軒か見学した中から、父が一番気に入って、私たちもここなら安心という施設に巡り会い、残りあと3部屋というので即効申し込みを済ませてきた。
いよいよ父が、長年暮らした実家から高齢者住宅へ移り住むことになった。
少しずつ実家の荷物の整理をしていかなければいけない。
施設に持っていけないものは妹や弟と分けたり、また処分したりすることになるだろう。
実家を離れて20数年経っていても、納戸から出てくる懐かしい品々を見ると一抹の寂しさを感じる。
多分、父の方がもっと寂しい気持ちかもしれないが・・・
誰もがこうして住む家だったり、家族だったり、そしていろんなことが変わっていくのだなぁ。
「たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲き見るとき」
これは、私の好きな江戸時代の歌人橘曙覧(たちばなあけみ)の歌。
平成6年に天皇と皇后が訪米した際、クリントン大統領が、この歌を歓迎レセプションで引用した。
「日一日新たな日とともに確実に新しい花が咲き、物事が進歩し、日米両国民の間の友情をはぐくむ」とスピーチしたそうだ。
そうだね。新しい日とともに、また花が咲くんだね。
毎日庭に新しく花が咲くように、父もまた新しい環境で、今よりもっと快適で、楽しい生活ができるだろうと思う。