マラソンシーズンが終わって・・・

ぼくのマラソンシーズンがこの前の日曜日で終わった。10kmレースやリレーも含めて6本にエントリーしてまあまあの満足度だ。完走とかタイムという結果より、副産物かもしれないけど、走るためのコアトレーニングに励めるようになったのが成果だ。高校生の走りと違って、大人は体重があるから関節に負担が大きくかかる。だから、その回りの筋肉を鍛えないとケガにつながると思って頑張った。

でも、コツコツと「筋肉コルセット」作りをしていくのは辛い。一人で腹筋や背筋、中臀筋のトレーニングは地味で面白くないからなかなか続かない。痛くなって初めてやり始めたり、痛いから痛くなくなるまでおとなしくしていようなんて、自分を甘やかしてしまいがちだった。でも、走って腰痛がひどくなって、このままだと走れなくなると、ここ何年か真剣に考え初めて、それ以来、ジムに行ったらiPodでガンガン音楽を聴きながら、リズムに合わせて30分くらいはコアトレーニングに時間を割くようになった。で、続くようになったら、今度は続けないでいることが怖くなって、どんどん「トレーニング依存症」になって、お腹回りがすっきりし出した。

ここ2，3年、2，3カ月ごとくらいに体脂肪率を計るようになったけど、それが17％台から始まり、13％台になって、ついに年明けには12％台を記録した。食べ物を気にしたというのも少しあるけど、基本的にコアトレーニングで筋肉を増やして、基礎代謝量を増加させたことが大きく貢献してくれたような気がしている。腰痛はゼロになったわけではないけど、楽になった。

人は必要なことに気づくまでに時間がかかる。なにかきっかけが自分に訪れるまでじっと待つしかないので、気づいたときは、いつも少し手遅れなことが普通なのだと思う。