整形外科の治療は、ガッツリと手術で治すようなものと、
いわゆるリハビリでジックリと治すものがある。
で、基本的に中途半端な痛みだと後者になって、
ひたすら忍耐が必要になってくる。
それに、ストレスをためるのは、問診のしかただろう。
基本的に、日本の医者は患者の話をよく聞かない。
患部を見て、写真を見たら、もう何も聞くことはないって感じで、
さっさと治療法を決めてかかる人が多い。
彼らは医学的な研究による統計が頭にあるので、
部位、所見、性別、年齢といった‘客観的’事実によって診断する。
もちろんそうした診断は必要なんだけど、
年不相応に運動してたり、一般的には考えられない仕事や生活を
しているような「外れ値」的な患者たちへの配慮がないことが多い。
医者に「忙しいから」とか「聞いても診療点数にならない」と
言われればそれまでだけど…
大量データによる平均値や相関係数による診断は絶対外せないことだけど、
平均値に導かれた診断方法が必ずしも全ての患者に
正しい治療をもたらすとは限らない。
例えば、ある症状Aの発現に対して要因Bを仮定して3人の乳児を観察したら、
花子は症状Aが2ヶ月のときで要因Bが2.8ヶ月のとき、
太郎は症状Aが2ヶ月のときで要因Bが2.9ヶ月のとき、
良子は症状Aが5ヶ月のときで要因Bが3ヶ月のときに発現したとする。
この場合、平均値では要因Bが2.9ヶ月のとき、症状Aが3ヶ月なので、
症状Aの要因はやっぱりBだと考えることも可能だけど、
実際は3人のうち2人までは、要因より症状が先に発現しているから、
この因果関係はなかなか認めがたい。
これは「外れ値」があるから平均が引っ張られた例なんだけど、
治療法がしっくりいかないとき、
この「平均値処理による因果関係誤解効果」をよく思い出す。
そして、
つくづく平均から外れた生き方していることのめんどくささを感じてしまう。
いわゆるリハビリでジックリと治すものがある。
で、基本的に中途半端な痛みだと後者になって、
ひたすら忍耐が必要になってくる。
それに、ストレスをためるのは、問診のしかただろう。
基本的に、日本の医者は患者の話をよく聞かない。
患部を見て、写真を見たら、もう何も聞くことはないって感じで、
さっさと治療法を決めてかかる人が多い。
彼らは医学的な研究による統計が頭にあるので、
部位、所見、性別、年齢といった‘客観的’事実によって診断する。
もちろんそうした診断は必要なんだけど、
年不相応に運動してたり、一般的には考えられない仕事や生活を
しているような「外れ値」的な患者たちへの配慮がないことが多い。
医者に「忙しいから」とか「聞いても診療点数にならない」と
言われればそれまでだけど…
大量データによる平均値や相関係数による診断は絶対外せないことだけど、
平均値に導かれた診断方法が必ずしも全ての患者に
正しい治療をもたらすとは限らない。
例えば、ある症状Aの発現に対して要因Bを仮定して3人の乳児を観察したら、
花子は症状Aが2ヶ月のときで要因Bが2.8ヶ月のとき、
太郎は症状Aが2ヶ月のときで要因Bが2.9ヶ月のとき、
良子は症状Aが5ヶ月のときで要因Bが3ヶ月のときに発現したとする。
この場合、平均値では要因Bが2.9ヶ月のとき、症状Aが3ヶ月なので、
症状Aの要因はやっぱりBだと考えることも可能だけど、
実際は3人のうち2人までは、要因より症状が先に発現しているから、
この因果関係はなかなか認めがたい。
これは「外れ値」があるから平均が引っ張られた例なんだけど、
治療法がしっくりいかないとき、
この「平均値処理による因果関係誤解効果」をよく思い出す。
そして、
つくづく平均から外れた生き方していることのめんどくささを感じてしまう。
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