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新型コロナウィルス 感染拡大防ぐアプリ 試験運用開始

2020-06-08 07:00:00 | 報道/ニュース

5月18日 NHKBS1「キャッチ!世界のトップニュース」


各国ではスマホを使って
ウィルスに感染した人と濃厚接触した人を追跡する
コンタクト・トレーシング(接触・追跡)の試みが始まっている。

感染拡大防止のために作られたアプリ。
5月5日 イギリス ホワイト島で試験運用尾が始まった。
地理的に孤立し
人口密度・通信環境も試験向きである。
人々はどう思っているのか。
訪問看護師の女性。
最初にアプリが提供される3,000人のうちの1人である。
不安はあっても命を救うために使うという。
(訪問看護師の女性)
「感染者を追跡できるのはいいですね。
 訪問看護師としては感染者の動きを把握することはとても重要です。」
アプリはまず国民医療サービスのスタッフに提供される。
それ以外の住民の受け止めは・・・。
Q.アプリを使いますか?
「はい。
 みんなの安全のためにね。」
「すばらしい。」
「いい考えね。
 必要なテストも
 ここなら感染がちょっと抑えられているでしょう。」
その仕組みは・・・。
利用者の匿名の識別番号や
他の利用者との接触時間を収集。
具合の悪くなった利用者が情報を送ると
サーバーで分析が行われ
感染の危険がある人に自主隔離を促すメッセージが送られる。
政府によると
効果が発揮されるには人口の半分が使用し
“リスクがある”というメッセージを受けた人が自主隔離を行なう必要がある。
次にセキュリティーについて。
政府は匿名性を強調するが
監視機関は目を光らせる。
(プライバシー監視機関)
「独立した監視機関の役割は
 アプリが実際にどのように機能するのか。
 そして使われなくなった情報が適切に削除されているかどうか
 厳しく監査することです。」
コンタクト・トレーシング用のアプリは
シンガポールやオーストラリアではすでに実用化されていて
ドイツやフランス スイスなどヨーロッパ各国や
日本でも導入が検討されている。
アプリの機能は国によって異なるが
おおむね
利用者に匿名のIDを割り当て
スマホに内蔵された近距離の無線通信ブルートゥースを使って
利用者同士が濃厚接触したかどうかの履歴を保存。
これを手掛かりに
感染者が出た場合
速やかに濃厚接触者に警告するシステムである。
この他に韓国ではGPSを使って自宅に隔離された人たちを追跡するアプリもある。
また中国ではアプリを通じて自らの健康状態を証明する“健康コード”と呼ばれるシステムが導入されている。
そして政府だけでなく
アメリカの大手IT企業のアップルとグーグルが協力して開発に乗り出している。
将来的には
感染者と濃厚接触した可能性があることを知らせる機能を
スマホそのものに加えるということである。




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