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節電で夏休み長期化 旅行各社「長期プラン」で勝負

2011-06-23 14:41:27 | 報道/ニュース



  6月23日 めざましてれび


  旅行各社の夏のツアー商品が本格化している。
  今年は夏休みを長期化する大手メーカーが増えていて、
  例年より滞在期間が長い商品が目立つ。

  例年の夏のツアーは国内で2~3泊、海外で5~6泊が一般的。
  今年は、国内14日間、海外22日間というツアーもある。
  背景にあるのは企業の長い夏休み。
  夏の電力不足に備え、夏休みを例年より永く設定し節電に勤める大手メーカーが相次いでいて、
  なかには合わせて20日間以上という企業もある。 

   大手メーカーの夏休み
    三菱重工業(本社など)   7月:10日間 8月12日間
    東芝(本社、東電管内)   7月:6日間 8月:10日間 9月:5日間
    三菱マテリアル(本社など) 7月:9日間 8月:11日間
    日産自動車(本社など)   8月に最大16連休

   主な「長期滞在型」プラン
    JTB       軽井沢。八丈島など 国内9ヵ所 14日間 19,500円~498,000円
    近畿日本ツーリスト ハワイ              9日間 122,800円~262,800円
    日本旅行      北海道             5~7日間 55,800円~115,800円
    阪神交通社     沖縄              14日間  34,800円~102,800円
    ANAセールス   北海道、九州、沖縄      5~7日間 34,900円~128,700円

  各社料金の割安感のほか、長期滞在でも退屈しないツアーの中身にも知恵を絞っている。
  長期のプランはホテルでも同様の取り組みがある。

   ホテルの長期滞在割引
    フォーシーズンズホテル椿山荘東京 1泊45,150円のツインルーム→12,000円(7泊の場合)
    横浜伊勢崎町ワシントンホテル    1泊9,800円のシングルルーム→5,300円(7泊の場合)
    グランドプリンスホテル新高輪     1泊32,000円→13,000円(3泊以上)

  ホテルも企業の長期夏休みを狙ったプランであるが、旅行業界からは現状を懸念する声もある。
  日本旅行
  「中堅・中小企業には夏休み時期を決めていない企業も多く、
   利用者が計画を立てられない。」
  夏休みの旅行計画は伸び悩んでいるのが現状で、
  JTBでは、夏のボーナスが支給され休暇時期が固まる7月が今夏の勝負になるとみている。

   夏のボーナスの使い道(電通調べ)
    1位 国内旅行
    2位 LED電球購入
    3位 贅沢な外食
    4位 ブルーレイディスクレコーダー
    5位 海外旅行
 
  1位と5位に旅行が入り期待が高まるが、
  ここにきて長期の休みが一転、短縮という企業も出てきている。
  ホンダでは7月は「週休4日」の予定だったが、
  部品不足の解消・生産回復で「週休2日(木・金)」に改める。
  東日本大震災の影響で夏の節電や企業の長期の夏休みへとつながっている。
  また、旅行業界は大変な落ち込みである。
  長期滞在プランはふたつをつなぐことが出来るのかどうか、微妙な面もあるようだ。   
   







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