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NYで再び「ヴォーギング」

2016-02-12 07:30:00 | 報道/ニュース

1月30日 キャッチ!


NYで夜な夜な開かれるダンスイベント。
手足の動きが独特なダンスは
アメリカのファッション雑誌ヴォーグのモデルがとるポーズからヒントを得たもの。
Voguing(ヴォーギング)と呼ばれている。
1960年代にゲイの若者たちの間で生まれたダンス。
ブームが再燃している。
若者に人気のファッションブランドもプロモーションビデオにヴォーギングをフューチャーした。
その中心で踊るハビエル・マドリッドさん(31)。
新たなヴォーギングブームの火付け役の1人である。
(ヴォーギング・ダンサー ハビエル・マドリッドさん)
「ヴォーギングを習いたい人がどんどん増えている。
 このダンスの素晴らしさにみんなが気付き始めたんだ。」
ハビエルさんは毎週自らが率いるチームの練習をしている。
ゲイへの差別が激しかったころ
ダンサーたちはゲイの仲間たちの中だけで隠れるように踊っていた。
(ハビエル・マドリッドさん)
「ゲイであることを親からも受け入れられず
 ヴォーギングが唯一の本来の自分になれる表現だった。」
しかし時代は変わりゲイカルチャーを大勢が受け入れるようになったNYで
ヴォーギングの踊り手は増え続けている。
ゲイ以外の人たちkも参加するようになり
チームのメンバーも200人に膨れ上がった。
(女性メンバー)
「“私は大スターよ!”っていうくらいオーバーに演じるの。
 とっても自由で楽しいわ。」
深夜2時。
この日 ハビエルさんが向かったのはマンハッタンのナイトクラブ。
毎週開かれるヴォーギングナイト。
みんなでダンスの腕前を披露する集まりである。
バレエやブロードウェイミュージカルなど異なったジャンルのダンサーも仲間に加わるようになった。
「みんなと一緒に踊るたびにますます夢中になるわ。」
ダンサーたちが互いに影響を与えあうことで
NYのダンスシーンがさらなる進化を続けている。
(ハビエル・マドリッドさん)
「みんなが一緒に楽しめるコミュニティーなんだ。
 こうやってどんどんダンスの輪が広がっているよ。」


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