日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

“80歳”パンダ永明の挑戦

2020-02-19 07:00:00 | 報道/ニュース

1月29日 NHK「おはよう日本」


和歌山県白浜町の動物公園 アドベンチャーワールド。
飼育されている6頭のジャイアントパンダの中で最年長が永明である。
年齢は27歳。
人間に例えると80歳余の高齢である。
永明が白浜にやって来たのは平成6年。
当時は1歳だった。
その後ほぼ2年間隔で繁殖を成功させた永明。
一昨年には15頭目の子ども 
彩浜が生まれた。
飼育下での自然繁殖で子どもを作った雄のパンダとして
世界最高齢の記録を持つ永明。
パンダに会える観光地白浜の人気を支え続けてきた大黒柱として
今年も繁殖に挑む。
11回目の繁殖に挑戦する永明。
しかし年齢の影響は無視できないという。
飼育員の品川さんは10年以上前から永明を見てきた。
(パンダ飼育員 品川さん)
「永明ももう27歳になって
 どんどん高齢になっている。
 永明の体調を第一に考えて
 無事に終わってほしい。
 年々持久力が続かなくなってきている。」
繁殖に向けて最も大切なのが永明の健康の維持である。
1日3回の目薬は欠かせない。
そして毎月
血液検査を2回
血圧の検査を月1回行って
問題がないかどうか確かめる。
体調を維持するカギとしてとりわけ気を使っているのが
永明が食べる竹の品質の管理である。
週4回
大阪や京都から大量の竹を取り寄せている。
永明が1日に食べる竹の量は約20キロだが
好き嫌いがあるため品質の良いものだけを手作業で選別し
1日あたり約60キロ用意する。
(パンダ飼育員 品川さん)
「葉っぱがいっぱいついていて
 きれいな葉っぱの方を選んでいる。
 永明は特にグルメで本当においしいところしか食べない。
 いかに永明が好む竹を見つけるかがちょっと大変。
 好みがその日によっても違う。
 時期によっても変わったりする。
 実際にあげてみないとわからない。」
パンダの繁殖の季節は春。
これから数か月間で今年の繁殖がうまくいくかどうかが決まる。
繁殖の相手は今年も良浜。
これまで9頭を生んだ相性のいい雌のパンダである。
繁殖を成功させた雄のパンダの最高齢記録更新なるか。
期待が高まっている。
(パンダ飼育員 品川さん)
「日々の健康管理や健康に保って
 次の繁殖につなげていくのが重要。
 かわいい赤ちゃんが生まれて
 みんなに愛されるパンダに育ってほしい。」

 


コメント    この記事についてブログを書く
« “がんばれ!香港人” 台湾から... | トップ | 「金は出すが口は出さない」... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道/ニュース」カテゴリの最新記事