メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

080229 大船植物園-1(糸蜻蛉)

2008年03月03日 | 昆虫
現像は、「順調」とまではいえないけれど、弘法山公園分は完了、大船植物園分もある程度進んで、ボチボチならアップできそうなので、予告通り、今日から暫く、1日2本態勢とします。

今回の大船植物園での主目的は、前回(1月30日)に温室の熱帯性睡蓮で行った丸ボケ遊びを、Micro NIKKOR 200mm だけでなく、SIGMA 150mmF2.8 MACRO と、これに 1.4 倍テレコンを併用して行うこと。

ということで、今日から「080229 大船植物園」シリーズの始まりで、初日の今日は、当然、「熱帯性睡蓮」特集・・・ではなく、この熱帯性睡蓮の部屋で、今年初めて見つけ初めて撮った、「糸蜻蛉」の特集です。

1.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F5.6>
見つけた時は、かなり遠くて、210mm 相当でも、こんな大きさ(涙)。
その分、ピントは楽だけれど・・・


2.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F5.6>
少し近くに来て呉れたし、後に睡蓮の花があったので、大きく入れるために前のめりになり、花との位置調整のために伸び上がるという、ちょっと無理な姿勢をしながら、やっと撮ったのがこれ。
でも、ピントは合わないし、輝度差のため、蜻蛉は影絵状態(涙)。


3.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
大きさを諦め、少し楽な姿勢になって撮ったのがこれ。
影絵状態は変わらないけれど、現像時に暗部を持ち上げてやりました。
 もちろん、2枚目でも、同じ程度までは、暗部を見せられます。


4.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F9.0>
  内蔵ストロボ 「影とり」
久し振りに、内蔵ストロボを発光させ、「影とり」で拡散です。
やはり、絞れる分、ピントは楽ですね。
 でも、ちょっと後ピン(汗)。


5.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S+C14 <F4.0>
なんか、このレンズの方が、ピンが来るみたい!
 <F4.0>と表示していますが、逆付けや邪道レンズの場合は、絞りリングの設定値で
 表示することにしていますので、実質は<F5.6>。
 でも、同じ<F5.6>の2枚目より、遥かにピントがいい!
 (2枚目を影絵のままにしたのは、ピントが悪いこともあるんです。)
 まぁ~、2枚目は無理な態勢で、身体の揺れを止められなかったこともあるけれど、
 <F9.0>まで絞った4枚目でさえ、これより格段にピンがいい訳ではない・・・(苦笑) 


6.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)
  OLYMPUS E-300
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S+C14 <F4.0>


7.大船植物園 080229
  イトトンボ(糸蜻蛉/豆娘/トウスミトンボ/トウセミ/灯心蜻蛉)の抜け殻
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
最後にオマケ! ヤゴの抜け殻です。
 抜けたのはヤゴでなく蜻蛉だから、「蜻蛉の抜け殻」の方が正しいのかなぁ~!?

080228 弘法山公園-1(木漏れ日の中の低木-1)

2008年03月03日 | 花マクロ
2月28日には、秦野の弘法山公園に行ってきました。
今回の主目的は、先日、吾妻山公園で撮った「雑木林の低木」のようなもの。
「弘法山にも、あんなものはあるはず!?」と思った訳です。

しかし、公園内の多くの場所では、下草刈が行われた後で、あの時のような「低木と落ち葉の照り返し」の組み合わせが、なかなか見つかりませんでした。
でも、公園内の案内地図で、権現山(弘法山公園の中に、弘法山・権現山・浅間山の三山があります)の近くにも駐車場があることを知り、帰るとき、試しにそちらに回ってみたところ、車道の山側斜面で、木苺や野茨の仲間と思われる小さな木が、木漏れ日に照らされていました。

という訳で、今日から「080228 弘法山公園」の始まりで、初日の今日は「木漏れ日の中の低木」特集の1回目で、今回最も目立っていた(実は、余り目立たないけれど、メカロクには「撮って呉れ!」と訴えているように思えた)、木苺の仲間と思われる木の葉っぱを集めました。

なお、今回の丸ボケは、主として、木漏れ日や葉っぱの照り返しによってできたもので、吾妻山のときの落ち葉の照り返しによる丸ボケとは、大きく異なります。
また、使用レンズも、永らくメインレンズの座にあった、にゃんこさんの Micro NIKKOR 200mm ではなく、自前の SIGMA 150mm MACRO を使っています。

1.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
実は、これだけは、他の5枚と違い、弘法山と権現山を結ぶ歩道の脇の、北向き斜面で撮ったもので、丸ボケも落ち葉の照り返しによるものです。


2.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


3.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
蜘蛛の糸に吊るされた葉柄が、風にクルクル回っていました。
その蜘蛛の糸が写ってないので、葉柄は空中に浮いて見えます。


4.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
マクロをやっていると、タダ(無料)の公園内で、タダの(珍しくもない)草木を相手に、何時間でも飽きることなく、(自分にとっては)面白いものが撮れちゃいますので、益々偏屈爺さんになっちゃう・・・!?


5.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
木苺の葉っぱは、濃い赤だけでなく、濃い緑のものも混じっているのがいいですね。


6.秦野・弘法山公園 080228
  キイチゴ(木苺/懸鉤子)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>