名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

北海道から幹部より心を込めて part6

2018年07月20日 00時57分42秒 | 活動内容
筆不精で申し訳ないです、浪崎です。
既に主将が書いて締めみたいになってしまいましたが浪崎も書きます。

まずこの4年間本当にありがとうございました。
指導してくださった師範、監督、副監督、OBの方々、共に練習してくれた先輩、後輩、同期には感謝してもしきれません。
結果こそ3位でしたが勝った回数だけ言えば優勝した京大と代わりありません。
というのは置いといて、実際今回の七帝は各大学かなり実力が団子で編成によるじゃんけんじみたところがあったので
間が悪かったとしか言えません。悔しくはありますが、全員が全力を尽くした結果です。
優勝したかったですが胸を張って誇れる結果であったと思います。

僕の七帝柔道は他の同期と比べるとかなり遅れた地点からスタートしました。
初心者でこそありませんでしたが、同期はゴリラに巨人にセンスの塊と浪人で鈍りきった自分が高校の時と同じやり方で勝てるわけもなく。
どう考えても最初の段階で自分が最弱だったと思います。
その結果一番初めに寝技に集中することになったかと思います。
決意したその時から文字通りそれしかしませんでした。
最初はうまくいかないことの方が多かったですが、ボコボコにされながらもなんとか二年ごろには形にできたかと思います。
あの石川に浪崎がおらんと対正対のれんしゅうができんと言わせたくらいですから七帝最高とは言いませんがそれなりの物にはなってたと自負しております。
極めるというところまではいけなかったように思いますが、自分みたいなのが通用するレベルになるには一つに絞るのが最適です。
しかし、自分はもしかしたらもっと高いレベルに至れたのではないかと考えています。
理由は自身のケガの多さです。
他大学の人でも何となく感じている人は多いかと思いますが思い通りに体が動くようになった2年後半、3年時あたりから一気にケガ率が上がりました。
何かをつかめそうと思っているときに限って肋軟骨をやります。うまくいっているときに限って大体どこか壊れます。
これらはだいたい十分な体力、筋力がなかったためです。
僕は足の入れ具合や正対時の回転の関係で必要最低限あれば筋肉は十分と考えていました。
しかし、考えてみれば70kgが100kgを支え、翻弄し、可能であれば倒すのですからこの段階で最低限では駄目なのは当然です。
白熱すれば無茶苦茶な動きもします。自分の動きに変な名前の付けられているものの大半は通常かからないところに負荷がかかります。
そしたら当然、どこかが故障します。
多く練習をしたいなら、少しでも成長したいなら、僕を反面教師にして十分な基礎体力を付けてください。

僕から後輩に送れる経験は
一つをこれと定めて鍛えていくのが成長への近道である点
基礎体力不足だとケガするので最低限でなく十分に鍛えておいた方がいい点
の二点です
特に今年の一年生は体型とか浪崎に近いものが多いので
方向性の決定とけが予防はしっかりしておくことをお勧めします。
院試が終わったら結構な頻度で顔を出すつもりです。
次の正対師を育てるのが次に自分が期待されている役割みたいですので
自分の拙い教え方でよければ是非聞きに来てください

それでは、主将ではありませんが、これにて引退する4年からのブログ更新を終わらせていただきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする