名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

グラニートによるブログ

2024年07月03日 17時52分46秒 | 活動内容

留学生のグラニートがブログを書いてくれました!日本語訳があるのでぜひ読んでみてください

柔道の芸術、七大戦。

七大戦の1週間前にブログを書く特権を得たので、柔道以外のことは書けません。しかしその前に自己紹介を少ししたいと思います。

 

私の名前はグラニート・ハリリです。年齢は22歳でアルバニアの歴史ある町、シュコダルで生まれました。子供のころは芸術が好きで、歌、ダンス、楽器、演劇などを披露していました。18歳になった後は筋トレを始めました。大学が始まった時期には芸術に対する情熱が薄れてしまったのです。コロナ期間中は筋トレに夢中になりました。勉強に集中したり、健康を維持するために筋トレはとても効果的でした。

それからトレーニングは私の生活の中で必要不可欠になりました。どんな形であれどこでも筋トレをしました。その一つとして格闘技をやってみました。初めての格闘技は日本の名古屋で紹介されました。日本に始めてきたのは2023年の9月で、名古屋大学の交換留学生の一員として来た時です。10月には相撲部に入りました。柔道部に入ったのはそのあとすぐの11月の初めでした。すべてが同時に始まったのです。私は好奇心旺盛です。しかし、私の運動への興味はもちろん勉強への興味もより大きくなりました。

 

相撲部と柔道部でトレーニングすると同時に勉強もしていました。仕事量にも関わらず、それらは楽しく疲れを感じませんでした。しかし始めは大変でした。相撲と柔道は違う武道です。共通していることと言えば心と体をどれだけ厳しく鍛えるかということです。当時は日本語が喋れませんでした。アジアのやり方に初心者だったのです。箸を上手に持つのが難しくご飯を食べるのすら難しかったことを思い出します。しかしそんなことでは私は止まりません。常に寛容な心を持つのです。コミュニケーションをとるのに言葉は必要ありません。

春学期には柔道に多くの時間を捧げ始めました。この時に多くのことが変わりました。授業数が減り、名古屋にもだいぶ慣れてきました。一所懸命に言語を勉強し、食べ物に慣れたり、法学部の勉強でいい成績を収めたりしました。現実的で適切な友好関係も何とか築こうとしました。これらすべてが柔道により多くの時間を捧げようとすることに繋がっています。

 

ゆっくりと、しかし確実に柔道とは美しい武道だと分かっていきました。初めて参加試合のことを思い出します。その試合は名大柔道部で行われました。私は始めてからまだ1か月しか経っていない初心者でした。試合前日まで乱取りしかやったことがありませんでした。全く新しいジャンルではあるが、この時私は子供の時のように演じているように感じました。この演技は私が経験したことのないものでした。今でもあの試合のことを思い出します...貴重な体験でした。

教わることすべてが新しく、私を強くしてくれました。七大戦に参加するためにより強く私の目標に導いてくれました。チームの一員であると言われたときの、表現できない感情を思い出します。そのことについて感謝し誇りに思っています。私も幸せで周りのみんなも幸せでした。

私が最後に名古屋大学柔道部で学ぶのは七大戦の時になるでしょう。勝ち負けは私にとって重要ではありません。最後に試合で自分がやってきたことを出してみたい。自分だけでなく、柔道は私に力を与えてくれるということが分かった私の1年間の旅に関わった皆を代表して試合に出るということが分かっています。私たちは個人ではなくチームです。名大柔道部はチームであり、家族です。

 

グラニート・ハリリ

 

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1 コメント

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Unknown (西本)
2024-07-05 23:40:26
ここ数日で急に暑くなりましたが、体調整えて、悔いのないように戦って下さい❗

応援しています😊
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