名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

七帝戦を終えて (全)

2024年07月26日 23時17分14秒 | 活動内容

七帝戦の後、連絡が遅れてしまい、大変申し訳ありません。

 

白川くんが報告した通り、先日の七帝戦では非常に多くの反省点がありました。今後、来年の七帝戦に向けて、少しずつ確実に改善していくために、現役の皆には練習をより効率的に、知恵を絞って行うように導きたいと考えています。しかし、この一年間、みんなが頑張って多くの成長を遂げたことが見え、とても嬉しく、そして誇らしく感じました。


これから練習の日以外に週に1日は現役で集まって近くの公園で体力と筋力のトレーニングを行う予定です。先週もみんなと川奈公園で行いました。いい写真が撮れたので、下にお送りします。

まだこのような訓練は試行錯誤の段階ですが、今後も調整しながら進めていきたいと思います。


主将としてのこの1年は、最初に想像した以上に大切で忘れられない経験になりました。これまでの人生で学業以外にこれほどまでに自分のすべてを捧げたことはありませんでした。名大柔道部の一員となってから、自分の人間性やアイデンティティも大きく変わったと感じられます。これからの人生で何があっても、この時期を思い出して耐えれると信じています。

主将の役割を引き受けた初日、これからの1年間で柔道部のためにどれだけ貢献できるか、皆さんからのご支援に対してしっかりと恩返しできるかと心配し、緊張して夜遅くまで宮城と白川とホテルの部屋で話し合い、眠れなかった思い出があります。OBの方々と現役の皆さんのサポートのおかげで、無事に1年を乗り越えられたと信じています。特に、菅沼先輩、西先輩、森下先輩、そして石田先輩には、いつも手伝っていただき、心から感謝を申し上げます。

最後の試合が終わった後、もう1年間主将として続けてほしいとお願いされました。正直、これで引退だと思っており、七帝戦の後は今まで気にかけていなかったことに集中する予定でしたので、少し驚きました。昨年ほどの活動はできなくなりますが、これからも可能な範囲で柔道部のために外からでも主将として続けていく予定です。目標としては、いつか名大がまた優勝できるよう、みんなが入りたい、そして残って一緒に頑張りたいと思える柔道部を作ることです。

これからもまた一年、どうぞよろしくお願いします。

 

下に七帝戦からの現役の写真も添付しておきますので、よろしければぜひご覧ください。

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七帝戦を終えて

2024年07月12日 16時45分31秒 | 活動内容

2年生の白川晴喜です。七帝戦を終えてもうすぐ1週間が経とうとしています。

現在はいつもより長めのオフをとっており束の間の休息を堪能しています。一旦運動も食トレもやめて好きなものを無理せず食べていたのですが、なぜか食トレをしていた時期よりも体重が増えてしまい80kgほどになってしまいました。なぜ...   現役中に体重が増えるのはいいのですがOBになってからも体重が増えるのは命に関わりそうなので危機感を感じています。💦

さて、七帝戦についてですが後ほど主将の全先輩からもブログの更新があると思うので自分は短めにしたいと思います。

結果としては5人残しで京都大学に敗れ、8人残しで九州大学にも敗れてしまいました。個人的には2年生として必ず取らなければいけなかったのですが引き分けられてしまい悔しい結果になってしまいました。

前年に行われた京大戦での雪辱を果たしたかったのですが叶いませんでした。こんなままでは石川先輩のような抜き役になれません。

この一年、練習は一番頑張ってきたと思ったのですが思ったような結果が出ませんでした。

練習の内容がどこか悪いはずです。自分は今までキツイ乱取りをやり続けてきたことで下からのディフェンスは上達したと思うのですが、攻めることに関しての練習ができていなかったと思います。他のメンバーに関しては、体格が違うのに同じ技を練習するのは効率が悪いのではないかとも思ってます。

これからの夏休みは乱取りではなく、抑え込み方、抑え込みからの逃げ方などの反復運動、また回転運動のそれぞれの運動は何のためにやるのかといった基本的なことからやり直していきたい。ちょうどOBの方から優勝したときの主将、高橋さんからのアドバイスがまとめられたプリントがあります。これを参考にして練習していこう。

試合後の懇親会で、あるOBの方が、今のG30が4年生になる時が最も強くなり優勝できる可能性が高い、のようなことを言っていたと思う。その時には自分は卒業してしまっているので、その前に優勝旗を名大に持って帰り「白川が主将の時が一番強かった」と言わせられるくらい強くなりたい。

最後に

半年間の短期留学生の方からマグカップをもらいました!

短い期間で十分な練習ができないながら試合で頑張ってくれました。ありがとう!大切に使います。

 

以上です

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グラニートによるブログ

2024年07月03日 17時52分46秒 | 活動内容

留学生のグラニートがブログを書いてくれました!日本語訳があるのでぜひ読んでみてください

柔道の芸術、七大戦。

七大戦の1週間前にブログを書く特権を得たので、柔道以外のことは書けません。しかしその前に自己紹介を少ししたいと思います。

 

私の名前はグラニート・ハリリです。年齢は22歳でアルバニアの歴史ある町、シュコダルで生まれました。子供のころは芸術が好きで、歌、ダンス、楽器、演劇などを披露していました。18歳になった後は筋トレを始めました。大学が始まった時期には芸術に対する情熱が薄れてしまったのです。コロナ期間中は筋トレに夢中になりました。勉強に集中したり、健康を維持するために筋トレはとても効果的でした。

それからトレーニングは私の生活の中で必要不可欠になりました。どんな形であれどこでも筋トレをしました。その一つとして格闘技をやってみました。初めての格闘技は日本の名古屋で紹介されました。日本に始めてきたのは2023年の9月で、名古屋大学の交換留学生の一員として来た時です。10月には相撲部に入りました。柔道部に入ったのはそのあとすぐの11月の初めでした。すべてが同時に始まったのです。私は好奇心旺盛です。しかし、私の運動への興味はもちろん勉強への興味もより大きくなりました。

 

相撲部と柔道部でトレーニングすると同時に勉強もしていました。仕事量にも関わらず、それらは楽しく疲れを感じませんでした。しかし始めは大変でした。相撲と柔道は違う武道です。共通していることと言えば心と体をどれだけ厳しく鍛えるかということです。当時は日本語が喋れませんでした。アジアのやり方に初心者だったのです。箸を上手に持つのが難しくご飯を食べるのすら難しかったことを思い出します。しかしそんなことでは私は止まりません。常に寛容な心を持つのです。コミュニケーションをとるのに言葉は必要ありません。

春学期には柔道に多くの時間を捧げ始めました。この時に多くのことが変わりました。授業数が減り、名古屋にもだいぶ慣れてきました。一所懸命に言語を勉強し、食べ物に慣れたり、法学部の勉強でいい成績を収めたりしました。現実的で適切な友好関係も何とか築こうとしました。これらすべてが柔道により多くの時間を捧げようとすることに繋がっています。

 

ゆっくりと、しかし確実に柔道とは美しい武道だと分かっていきました。初めて参加試合のことを思い出します。その試合は名大柔道部で行われました。私は始めてからまだ1か月しか経っていない初心者でした。試合前日まで乱取りしかやったことがありませんでした。全く新しいジャンルではあるが、この時私は子供の時のように演じているように感じました。この演技は私が経験したことのないものでした。今でもあの試合のことを思い出します...貴重な体験でした。

教わることすべてが新しく、私を強くしてくれました。七大戦に参加するためにより強く私の目標に導いてくれました。チームの一員であると言われたときの、表現できない感情を思い出します。そのことについて感謝し誇りに思っています。私も幸せで周りのみんなも幸せでした。

私が最後に名古屋大学柔道部で学ぶのは七大戦の時になるでしょう。勝ち負けは私にとって重要ではありません。最後に試合で自分がやってきたことを出してみたい。自分だけでなく、柔道は私に力を与えてくれるということが分かった私の1年間の旅に関わった皆を代表して試合に出るということが分かっています。私たちは個人ではなくチームです。名大柔道部はチームであり、家族です。

 

グラニート・ハリリ

 

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