名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

つきなみへ行こう!!

2012年07月16日 01時33分18秒 | 部員日記

こんにちは。目黒です。最近は温度も湿気もともに高いという、柔道には最悪なコンディションが続いております。練習後は柔道着が洗濯後と同じくらい濡れています。

こんな日が続く中、練習に来て現役の相手をしてくださるOBの方には頭が下がります。本当にありがとうございます。


さて、今日ブログを書いたのは、今日久しぶりにつきなみに行ったからです。僕自身は最近パッとしない試合が続いてたので、勝利体験したいなあという理由でいきました。

今回は現役は僕だけで、高木先輩と、最近引退したばかりの小塚先輩の3人が行きました。
Y口は「僕も今月行きます」と言っていたのにつきなみが近づくと「テスト勉強しないとやばいんで行きません」と言い出したので若干裏切られた気分です。(・_・)

小塚先輩と僕が三段戦、高木先輩が弐段戦です。
偶然にも小塚先輩とは同じ組に入りました。(組が7人だったのであたりませんでした)

小塚先輩は初戦は身長183センチ体重99キロの個人ベスト8の有望高校生と当たって有効で惜しくも負けてしまいましたが、その後は、足をさばいてからの押さえ込み、帯取り返しからの押さえ込み、腕返しからの相手タップという、小塚先輩らしい技の応酬で3点を難なく取り、これで全ポイントが貯まったそうです。

僕は前回は1点でしたが、今回は2勝1敗1分で2.5点でした。勝てなかった試合は、大学生相手で、巴投げから寝技でチャンスがあったのに、詰めが甘く、なかなかうまく行きませんでした。最近はそんな試合ばっかりです。勝った試合は両方内股でした。練習の成果は?いつも練習してる寝技は不発でした……。


一方、高木先輩もしれっと3点を取っていました。話を聞くと、「相手が寝転がってたから抑え込んだ」とか、「背負いでつぶれたあと手入ってるからあとは手首捻ってくるくる相手の周りまわって絞めた」とかあっけらかんとした様子でした。さすがです。


僕も先輩方のように寝技できちんと取れるようになりたいと思った1日でした。

残念なことが一点。試合が終わったあと、審判の人に、「名大の二人(僕と小塚先輩)は寝技ばっかりやってないできちんと立ち技をやりなさい」というようなことを言われました。
名大内では真逆なことを言われてるので、国際ルールでは寝技は認められてないのかなと少し残念でした。

確かに僕は巴投げから寝技へ移行というのをやり続けましたが、きちんと相手は崩してたと思います。要は形としては「お互いが寝た状態になったから寝技で攻撃し続けた」だけなはずです。
それでもあまりいい印象を持たれなかったのは非常に遺憾です。

たしかに立ち技で相手をきれいに投げて一本取るのは柔道の理想の形のひとつです。ですがそんなことは七帝はもちろん国際ルールでも難しいことなはずです。
それでも寝技は、相手を抑え込むか絞めるか関節をとれば確実に一本が取れます。第一ルールで寝技は認められています。決して邪道ではないと僕は思います。

ということで、悔しかったです。
ですがこんなことを言われるのも僕の寝技が未熟で攻めきれず、引き込んで逃げてるだけに思われてしまったのだろうと思います。だから諦めずに寝技の練習をしたいです。




僕が高校生で初段を受けていた時、当時大学1年の高木先輩と当たりました。巴投げをかけられて、「よし、飛ばない、これなら大丈夫」だと思ってたら、そこから横帯返しで返されそのまま抑えこまれて負けました。
当時は何をされたか分からず、なんだこれはと呆然とし、向陽の先輩かつ名大の先輩である黒木先輩に「まあしょうがないよ」と慰められたことを今でも覚えています。

そんな自分が今では名大柔道部に入り寝技を軸に攻撃しようとして、審判に注意されるなんて不思議な感じです。





それでは、割り込みごめんなさい。薄井、次の更新よろしくね。

コメント (4)
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