Pioneer F-500 チューナー
昔中古を購入したことがありその時は壊れていて修理できなく処分してしまったのですが又現状品を1,960円で購入しました。パルスカウント方式を採用したものでタッチセンサーサーボロック回路を搭載しており、チューニングノブを回し、同調点でノブから手を離すとその周波数をロックします。発売は1979年で価格は49,800円でした。
前面 けっこう汚れています。出品するのに簡単な清掃はしてあると思いますがそれでこの状態ですので・・・メーターの照明は切れていたのであとでLEDに交換します。
汚れが目立ちます。
後面
こちらも汚れがあります。
ケースを開けたところ。 中は埃だらけです。ケースも少し錆が見られます。
フロントエンド 埃があります。このチューナーは捨ててあったのかそれとも倉庫にあったのかな?。この機種はフロントエンドの調整は空芯コイルを調整するのでちょっと面倒です。
5連バリコン 最初アンテナを繋げずに選局したら電波を受信していないのに信号のメーターが振れるところがあるのでどうやらこのバリコンのローターのアースが完全ではないようなので紙やすりで磨いておきます。その他のアース接続はチェックしておきます。
裏蓋が外れるのでメンテナンスは良いです。ハンダの怪しいところはやり直します。
VRは分解清掃します。
出力のコンデンサーはチェックしても特に異常はありませんでしたが一応交換しておきます。・・(特に意味はありません。)
調整完了 この機器は調整が出来ましたがこれ以上古いバリコン式のチューナーはデザインが好きならいいでしょうが音質は期待できませんしコイルの劣化やトリマの故障などが多くて思うように調整が出来ません。
テスト中 青いLEDはメーター照明には向いていませんがチューナーなら雰囲気が出て良いかな?。バリコン式FMチューナーは5連が調整がしやすくちょうど良い感じで7連になると性能は5連とそれほど変わらないのに調整は大変です。
試聴中 セパレーションも良く歪も少ないので使用しているKENWOOD KT-V990と音の差はあまり感じられません。選局は面倒ですがアナログメーターが動くのはなかなか良い感じです。
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