TRIO TS-780 トランシーバー
本体+マイク+電源コード付きジャンク品が出ていたのでを5,000円で購入してみました。1981年発売で当時の価格は189,800円と結構高かったです。
今の時代トランシーバーはダウンコンバージョン方式を採用したナローバンドSDR方式を採用し広いダイナミックレンジを実現していて、こういうアナログの時代遅れトランシーバーは市場にはありません。
マイクと電源ケーブルが付いています。外見は汚れや傷、へこみ、塗装の剥がれがあります。各つまみやダイヤルは動きます。電源は入りますが送信と受信はできませんでした。ジャンク品ですからね。
後ろ側 汚れや錆があります。電源端子は汚れているので磨いておきます。
マイクは分解清掃しておきます。今や貴重なダイナミックマイクです。
メモリの電池パックは壊れていますので補修します。
上ケースを取ったところ ほこりがいっぱいです。
裏側 各ユニットことに分かれてメンテナンスがしやすそうです。
フロントパネルを外したところ。
エンコーダーを取り外します。
エンコーダーの裏側
表示管はきれいにします。
AVR UNIT
CAR UNIT
PLL UNIT 部品劣化により規定値まで調整できないところあり
TX UNIT (430) 部品劣化により規定値まで調整できないところあり
TX UNIT (144)
430 HET UNIT 部品劣化により規定値まで調整できないところあり
IF UNIT 部品劣化により規定値まで調整できないところあり
430 FINAL UNIT パワーモジュール劣化
144 FINAL UNIT
清掃、部品交換後調整組み立て IFTはロウで固めてないので調整がやりやすかったです。
DEVIATION は5Kに合わせます。
完成 FMの感度はそれほどでもありませんがそのほかはまあまあでしょうか430MHzはパワーモジュールの劣化により4Wぐらいしか出力しません。
古いトランシーバーは部品の劣化があるので妥協して修理(完璧にするのはほとんどの部品を交換しなければなりませんので現実的ではありません)
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