TRIO TR-700GII無線機その2
ツマミを取ったところ ガラスはきれいにしておきます。
VFOを取り外します。
取り出したVFO ギアドライブはグリスアップしておきます。
シールドケースを取ったところ
2SC460をチェックしたところ少し弱っていましたが問題ないのでそのままに、バリコンは一応回転部分のアースをチェックしました。古くなるとこの部分の接触不良が結構多いです。バリコン式チューナーもこの問題で苦労しました。
リレーをチェック
VFOを組み上げてチェック やはりダイヤル下の方では発信しないことがあり何回かダイヤルを動かすと発振します。周波数をダイヤル0の時8.200MHzにL1で調整、ダイヤル1000の時TC1で9.200MHzに調整しますが出力が小さいようなのでTC2で最大にしておきます。
VFO調整後
切り替えスイッチのVFOのランプは切れてLEDに交換されていましたが配線が外れていたので配線をしなおしLEDの取り付けがグラグラでしたので取り付け位置を変更してしっかり取り付けました。
HETユニットチェック及び調整
CARRIER UNITチェック及び調整
MIX UNITチェック
FM IF UNITチェック及び調整
AF UNITチェック
GENERATOR UNITチェック
FINAL UNITチェック及び調整
ファイナルコイルのチェック TR式10Wの無線機にしてはすごい構成のコイルとタイト製バリコンを使用しています。100Wでも問題なく使用できそうです。
3SK35?かなけっこう錆びていますが動いていました。その他2SC460はけっこう消耗していましたが動かないわけではないので調整で最良点を探して調整しました2SC458も多少消耗していましたが許容範囲だったので回路図を見ながら使う場所を変えてそのまま使用。
出力は約10Wに調整 (調整でもう少し出るのですが古い無線機なので安全第一)
完成というか送受信は出来るように調整、マーカーは動作しませんしセンターメーターも動作しませんが特に問題はなさそうです。この無線機は感度はいまいちといわれていますが調整をすると意外と感度は普通に良いようです。ダイヤルの操作は好みにもよるのですが個人的にはあまり好きではないかなー。これで置物として完成
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