最近の、コロナ関連のニュースを見ていて思うのですが、
万物の霊長であるはずの人間が、目に見えない、知性もないものに、いいように振り回されている、
それは肉体的、経済的なことのみならず、精神的なことにも及び、
同じ人間どうしが疑心暗鬼になり、愚かさをさらけ出し、いがみ合っている…
そういうのを見ていると、人間とはなんだろう、と思わざるを得ません。
そんなにご大層な存在なのか?
むしろ、かよわく愚かな生き物なのではないか?
例えば、「人間の知性には限界はない」というのは、希望にあふれた言葉ですけど、
僕は、違うと思うんです。人間の知性には、限界があると思います。
いつか、詩の記事でも書きましたが、
現代人の脳は、旧石器時代と比較してむしろ退化しているという事実があります。
逆のようですが、違うんですね。
ただ、そうしたことをわきまえている、自分をよく知っている、
それが、人間の強みではないかと思います。
しかし、最近の自国中心主義、利己主義に見られるように、
人間は少々思い上がり過ぎていると思います。
コロナの大流行は確かに災難で、乗り越えていくべきものですが、
人間が、自分について立ち止まってよく考える機会でもある、と思うんです。
今日はネタがなかったので、最近思うことを正直に書きました。
これをお読みの方は、どのようにお考えになるでしょうか。