
表紙のイラストが大げさというか気色悪いですが、これは筋トレの本なのです。
同じ筋トレでも、自重筋トレ、つまり器具は使わず、自分の体重を負荷として鍛えるものです。
人間は筋肉が衰えると、すべてが衰えるようです。認知症にもかかりやすくなるそうですね。
この本では、ふだん運動をしない筋トレ初心者から、ストロングマンと呼ばれる上級者まで、
壁や床を使った自重筋トレができるよう書かれています。
「見かけ倒しではない本物の筋力」がつく、とありますが、
たとえば腕立て伏せにしても10段階に分かれていて、
いちばん軽いものはおそらく女性でもできると思います。
それとは逆にいちばんハードなものは、ふだんから鍛えている人でも、できるかどうか…
まあそんなふうに、自分のレベルに合った筋トレの方法が選べるわけです。
けっこう好評のようで、続編も出ているようですから、内容はなかなか良いんじゃないでしょうか。