シチューの季節がやってきた：鶏もも肉のワイン煮込み、焼きナスのヨーグルトサラダ

9月3日（夕食）

省エネで調理ができる、と聞いて、
先日、ついつい「魔法鍋」というのを買ってしまった。
魔法瓶の鍋版。調理時間10分で、あとは勝手に煮えてくれるとか。
シチュー、スープ、煮込みと、これからの季節、活躍してくれそう・・・・・。

シチューが恋しい気温、とあって、初めてこれを使ってみる。
まずは、我が家の定番の「鶏のワイン煮込み」を。
これは、鶏のモモ肉と野菜をワインとトマトだけで煮る、という簡単料理。
とにかく、グツグツ煮ればいい。

最初に鶏のモモ肉をニンニクと一緒に炒め、鍋に移しておく。
次に玉ねぎをどっさり炒める。これがシチューのとろみになるので、最低でも1個分。
玉ねぎがしんなりしたら、にんじんを炒め、鍋に入れる。
トマト缶を半分と、ワインを鍋ひたひたになるくらい入れ、
ローリエとローズマリーを加えて、軽く塩味をつける。
材料が柔らかくなったら、シメジを加えて、出来上がり。

ふだん、これをつくるときは、
ウォーターリッド鍋という、フタの上に水を張る陶器の無水鍋を使っている。
これだと20～30分ほど煮ると、
玉ねぎトロトロ、鶏肉ホロホロ、にんじんホクホクの実においしいシチューができる。

さて、10分調理したあと、20分ぶんのガス代節約で「魔法鍋」に入れてみた。
1時間後、ふたを開けてみると、んんん？　にんじんがまだ硬い。
話が違うじゃないの、と仕方なく、鍋をガスに乗っけて再調理。
結局、調理時間は変わらず、味もいまいちだった。

「魔法鍋」の名誉のために言いますと、材料が少なかったらしい。
鍋の4分の一くらいの量でやったのだが、半分程度は必要な様子。
今度はスープでやってみよう。

だけど、シチューはウォーターリッド鍋に限ると再確認。
量は2～3人前しかできないが、ビーフでも30分でホロホロになるし、
シチューの味も材料がとけあって、ブイヨン入らずでまろやかになる。
お値段は安くても3000円くらいするけれど、重宝度は抜群。
ご興味のある方は、リンクから説明をどうぞ。

さて、もう1品はまたまたヨーグルト・サラダ。
以前から、焼きナスを使ったヨーグルト・サラダはよくつくっていたが、
例のお宝ヨーグルト本に、にんにく＋オリーブオイル＋レモン汁を加えたレシピがあった。
今夜はこれでやってみたら、味がドドーンとアップ。
次回からは、このレシピでやることにしよう。

つくり方は簡単。焼きナスをつくって、水切りをしながらさましておいて、
ヨーグルト＋すりおろしニンニク＋オリーブオイル＋レモン汁数滴と混ぜるだけ。
ほんのちょびっとのオリーブオイルがポイントだった。

ところで、せっかく買った「魔法鍋」。なんとか活用法を考えなくちゃ。