おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

残暑バテ防止に:帆立とアボカドのカルパッチョ、焼き蓮根のバルサミコソース、豆腐のスタミナにらソース

2010-09-06 16:13:13 | 帆立


熱を出した、お腹をこわした、体がヘロヘロ・・・。
残暑バテした友人からのメールがこのところ立て続け。
無理もない、いつまで続くこの暑さ、だもの。

何とか私が持ちこたえているのは、在宅仕事の強み。
涼しい部屋に籠城できて、きちんと食べているからにちがいない。
しかも、この夏はよくも飽きずに料理をつくってる。
医食同源というより、食い意地の強さが体力維持につながっているようだ。

我が家の常備食材のひとつは、生協で購入している冷凍のホタテ。
ホタテは、低カロリー、高タンパクでミネラル、ビタミンが豊富。
蛋白質・カルシウム・ビタミン・鉄分がたくさん含まれている。
まあ、そんなことより、ホタテのカルパッチョを久々に食べたくなった。

カルパッチョといえば、ふつう、野菜は飾り程度だが、
家でつくるのなら、やはり野菜をたっぷり組み合わせたい。
ちょうどあったアボカドと、いつもの赤玉ねぎ、
それとベランダのフレッシュ・バジルを使うことにした。
ホタテは1個を4枚くらいに薄切りし、野菜で上げ底した上に盛り付ける。
こうすると、量も多く見えて経済的。

上にかけるのはオリーブオイルだけ、という人も多いが、
私はオリーブオイル+レモン汁+おろしニンニク+塩・コショーで
ソースをつくる。これをタラ~リと回しがけし、
ピンクのレッドペッパーを飾れば、レストラン気分。
レッドペッパーは最近、わりと簡単に手に入るようになった。

2品目は、前日に続いてセールで大量購入した蓮根。
蓮根はただ焼くだけでもおいしいので、そこにバルサミコソースかけることに。
皮をむいて2センチくらいの厚さに輪切りした蓮根は、
オリーブオイルを敷いたフライパンでこんがりと焼く。



美白・風邪予防・滋養強壮にいいとされる蓮根は、
ビタミンC、食物繊維、カリウムを多く含んでいる。
とくにビタミンCは、みかんの1.2倍も。
本来、熱に弱いとされているCだけど、
蓮根にはでんぷん質が多いので、失われるのが少ない。

さて、焼けた蓮根を取り出してお皿に盛りつけたら、
同じフライパンにバルサミコ酢と味醂を入れて煮詰める。
そして、蓮根の上にタラ~リとかける。
それだけ。

美しく2品ができたが、ちょっと物足りない。
雰囲気ぶちこわしになるけど、
焼いたお豆腐に、薬味いっぱいのニラソースをかけた
スタミナ・ディッシュをつくってみよう。

豆腐はキューブ状に切って、胡麻油で両面を焼く。
これはただひたすら、両面がきれいに色づくまで。
揚げ豆腐を使うのとどこが違うの、と言われそうだが、
こちらのほうが、あっさりしていて豆腐の味が生きている。



ニラソースの材料は、たっぷりのニンニクと生姜のみじん切り、
それにニラと椎茸も入れる。
まずは薬味を炒めて香りが立ってきたら、野菜を加えてもうひと炒め。
味付けは醤油+酒+オイスターソース。
最後にジャジャジャっと炒めて、豆腐の上に。

結果的には、からだによさげな居酒屋メニューになった。
キンキンに冷えた白ワインや冷酒でも、全部がおいしく食べられそう。
お試しください。


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