MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

図鑑やガイドブックも楽しい

2014年03月23日 | 絵本・児童書関係
今日は天気がとても良かったので、久し振りに家族で動物園に行ってきました。

2歳の娘が、大の動物好きなんです。

動物関係の絵本も好きですが、図鑑やガイドブックなども大好きで
以前動物園で買った『動物園の動物』(1)がとても気に入り、
何度も読んでくれとリクエストされました。

200種類くらいいる動物の名前を読むので、とても疲れるため
私としては、動物のガイドブックはあまり持ってきてほしくないのですが
娘からしたら、いろいろな動物の写真が見れて、楽しくてしょうがないのでしょう。

これは久々に実物を見せてあげたいと思ったので

「動物園と図書館、どっちに行きたい?」

と、聞いたところ

「どうぶつえん!!」

と言われました。

軽いノリで聞いたのですが、完全に動物園に行く気に娘がなっていたので
これは行くしかない!と思い、急遽午後から動物園に足を運ぶことにしたのです。

動物園に着くと娘は大喜びし、寝ていてもいいからコアラが見たいといい(2)
木の上で丸くなって寝ているコアラを、興味深そうにじっと見ていました。

そんな娘の姿を見て、人は「静」と「動」なら、「動」に興味を持ちがちだけれど
「静」から感じるものもたくさんあるのだと思いました。

そして、やっぱり実物は写真よりも魅力的だと思いました。
寝ている姿であっても、いろいろなことを感じることができるのですから・・・

絵本よりも原画の方が美しいと感じるのと似ています。(3)

夕方、多くの動物達を見たあとにお土産屋さんで
『野鳥』のガイドブックを買って帰りました。(4)
保育園の帰りに娘と見かける鳥のことを、調べたいと思ったからです。

帰宅後、野鳥のガイドブックを見ながら
「朝時々見かける鳥ってこれじゃない?!」と、家族みんなで夢中になっていました。

動物や鳥など、知れば知るほど、生き物に興味がわいてきます。
見ていると、かわいくてウットリ♪
娘が夢中になるのも無理ありません。

自分一人だったら、動物園には足を運ばなかったので
行くきっかけを作ってくれた娘に感謝です。

子ども達の好奇心から学ぶことは多いなと改めて思いました。

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【注】

(1)さとうあきら 著 『動物園の動物』 山と渓谷社、2011年。ハンディタイプの動物ガイド。図鑑よりも紙が柔らかくてめくりやすい。

(2)コアラは食事の時以外は木の上で寝ていることが多く、一日の大半は寝ている。

(3)過去ログ 「誕生50周年記念 ぐりとぐら展 銀座松屋」 で、『ぐりとぐら』の原画が、絵本よりも魅力的だったことを綴っている。

(4)吉野俊幸・山田智子 著 『野鳥 改訂版』 山と渓谷社、2013年(改訂版)。ハンディタイプの動物ガイドで、『動物園の動物』と同じ「新 ヤマケイポケットガイド」シリーズである。

【今日読んだ本】

「金の鳥」 佐々梨代子・野村ひろし 訳 『子どもに語るグリムの昔話1』 こぐま社、1990年所収。
「少し長いけれど読みごたえあり。活字でなく、おはなしで聞いてみたい」(12/40 おはなし)


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