MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

久し振り!児童書の新刊紹介に参加

2014年06月13日 | 講演会や勉強会
今日は3ヶ月ぶりに、児童書の新刊紹介の集まり(1)へ行ってきました。

絵本の表紙を見た時と、中身を読んでもらったときとでは、印象が大きく変わるので、
できるだけその場で読んでもらうよう、お願いしています。

その場で黙読すると、どうしてもパラパラ見るだけになってしまい、
絵本を読んでもらったときの、あの面白さを味わうことができません。

なので、気になる絵本は、借りて家でじっくり読み、
読み聞かせボラの時に子ども達の前で読むなどして、
その絵本の存在を、子ども達に知ってもらうよう、心がけています。

今回は、こどものとも700号記念コレクション(3)が多かったので、
古典的な絵本がかなり出揃っていました。

あとは、海外の翻訳絵本などもおすすめです。
日本の絵本は出尽くした感が強いですが、
海外の作品は、翻訳するという時点でかなり厳選されるので、
わりと良質なものが多いです。

海外の絵本は、高学年の子が読むのにふさわしい作品も多いので、
日本でも、そうした絵本が多く出版されるといいのになと思います。
日本だと、絵本は小学校低学年くらいまでのイメージが強すぎるので、あまり出版されないのかも。

こうした集まりに出るようになってから、図書館員の方と仲良くなり、
気軽に新刊絵本について、意見交換をするようになりました。

以前は図書館員と利用者という関係だったというのに、
最近は地域の子ども達に、どんな本を届けたらいいかを、一緒に考える仲間のようです。

図書館に、こんな読書活動をしてもらえないかという要望も伝えやすく、
要望が実現したこともいくつかあります。
やっぱり思っているだけでなく、声に出して伝えることは大事です!

地域の図書館へ行くと、いろいろな図書館員の方に声をかけてもらえるようになり、
自分の顔が意外と知られていることに、最近気が付きました。

絵本と関わっていたら、いつの間にか、力になってくれる人が集まってきた・・・

そんな感じすらします。

子どもの本と関わる活動を、これからもしていこう!

そう、強く思ったのでした。

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【注】

(1)月に1回、図書館に入った絵本等を司書の方が図書館利用者に紹介してくれる集まりに参加している。 
過去ログ 「児童書の新刊紹介で意見交換」 「児童書の新刊紹介での楽しみ」 等参照。

(2)絵本の表紙が見えるように飾っておくこと。

(3)福音館書店が出している月刊予約絵本が、2014年7月号に700号を迎えたことを記念し、一部の過去の作品が、ハードカバーで出版された。

【今日読んだ本】

★ ほりうちせいいち 作・絵 『おおきくなるの』 福音館書店、2004年(こどものとも700号記念コレクション20)。
「シンプルで色使いが美しい絵。絵を読むのが好きな2~3歳児におすすめ。ボラでもOK!」(132/200 絵本)

★ 福田幸広 写真・ゆうきえつこ 文 『ねむいんだもん』 そうえん社、2014年。
「動物の寝顔の写真はとてもいいが、文章が若干物足りない。動物好きな子におすすめ。」(133/200 絵本)

大人が好む、いい子でなくてもいい

2014年06月13日 | 私の子育て
明日は朝から勉強会があるので手短に・・・

今日は息子の個人面談があったので、小学校へ行ってきました。

幼稚園までは面談で、いつもいいことを言われていたのですが、
小学生になってから、よくないところばかり言われるようになり、
自分の子育てについて、考えさせらえます。

親の良くないところを、息子が真似しているところがあるので、
具体的にどんな言動に気を付けるか、夫と話し合いました。

よくないところばかり言われるので、正直言って落ち込みますが、
私が見ている感じだと、そんなに問題があると思えないのです。

確かに、息子は大人の言うことをよくきく、
俗にいう「いい子」ではないのですが、
息子なりに、頑張っているなと思うことは多々あります。

ブツブツ言いながらも、お手伝いをしてくれますし、
妹に文句を言いながらも、かわいがってくれています。

ご飯を食べるのを嫌がりますが、
イヤイヤ言いながらも、毎日完食していますし、
勉強は嫌いですが、宿題だけは嫌がりながらもやります。

言葉遣いが汚いのは、(1)いつも注意をしているのですが、
汚い言葉を使うと、相手を傷つけることがあるので。
まぁ、男の子なら小2くらいだと、そういう言葉を使いたい時期なのかもしれません。

周囲の友達は、勉強もばっちり先取りしてやっており、
沢山の習い事を楽しそうにこなし、大人への挨拶などもきちんとしている姿を見ると、
息子はいったい・・・と思うこともありますが、長い目で見守っていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「息子と絵本を楽しめるのもあと少し?」 参照。

【今日読んだ本】

中川ひろたか 作・長新太 絵 『ないた』 金の星社、2004年。
「子どもはよく泣くけれど、大人はほとんど泣かない。少し重い内容だが、文も絵もお気に入り。」(49/100 再読)

★ ことばあそびの会 文・金川禎子 絵 『きっときってかってきて』 さ・え・ら書房、1978年。
「息子のお気に入りに。クイズ感覚で親子で声に出して読みたい絵本。谷川俊太郎さんのあとがき(?)もいい。」(50/100 再読)