今日は3ヶ月ぶりに、児童書の新刊紹介の集まり(1)へ行ってきました。
絵本の表紙を見た時と、中身を読んでもらったときとでは、印象が大きく変わるので、
できるだけその場で読んでもらうよう、お願いしています。
その場で黙読すると、どうしてもパラパラ見るだけになってしまい、
絵本を読んでもらったときの、あの面白さを味わうことができません。
なので、気になる絵本は、借りて家でじっくり読み、
読み聞かせボラの時に子ども達の前で読むなどして、
その絵本の存在を、子ども達に知ってもらうよう、心がけています。
今回は、こどものとも700号記念コレクション(3)が多かったので、
古典的な絵本がかなり出揃っていました。
あとは、海外の翻訳絵本などもおすすめです。
日本の絵本は出尽くした感が強いですが、
海外の作品は、翻訳するという時点でかなり厳選されるので、
わりと良質なものが多いです。
海外の絵本は、高学年の子が読むのにふさわしい作品も多いので、
日本でも、そうした絵本が多く出版されるといいのになと思います。
日本だと、絵本は小学校低学年くらいまでのイメージが強すぎるので、あまり出版されないのかも。
こうした集まりに出るようになってから、図書館員の方と仲良くなり、
気軽に新刊絵本について、意見交換をするようになりました。
以前は図書館員と利用者という関係だったというのに、
最近は地域の子ども達に、どんな本を届けたらいいかを、一緒に考える仲間のようです。
図書館に、こんな読書活動をしてもらえないかという要望も伝えやすく、
要望が実現したこともいくつかあります。
やっぱり思っているだけでなく、声に出して伝えることは大事です!
地域の図書館へ行くと、いろいろな図書館員の方に声をかけてもらえるようになり、
自分の顔が意外と知られていることに、最近気が付きました。
絵本と関わっていたら、いつの間にか、力になってくれる人が集まってきた・・・
そんな感じすらします。
子どもの本と関わる活動を、これからもしていこう!
そう、強く思ったのでした。
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【注】
(1)月に1回、図書館に入った絵本等を司書の方が図書館利用者に紹介してくれる集まりに参加している。
過去ログ
「児童書の新刊紹介で意見交換」 「児童書の新刊紹介での楽しみ」 等参照。
(2)絵本の表紙が見えるように飾っておくこと。
(3)福音館書店が出している月刊予約絵本が、2014年7月号に700号を迎えたことを記念し、一部の過去の作品が、ハードカバーで出版された。
【今日読んだ本】
★ ほりうちせいいち 作・絵 『おおきくなるの』 福音館書店、2004年(こどものとも700号記念コレクション20)。
「シンプルで色使いが美しい絵。絵を読むのが好きな2~3歳児におすすめ。ボラでもOK!」(132/200 絵本)
★ 福田幸広 写真・ゆうきえつこ 文 『ねむいんだもん』 そうえん社、2014年。
「動物の寝顔の写真はとてもいいが、文章が若干物足りない。動物好きな子におすすめ。」(133/200 絵本)