名馬電機社長の事業報告という名の日記

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清須会議

2012年07月22日 | その他
本能寺の変の後、織田家の跡取りを決めた「清洲会議」を基に三谷幸喜氏が現代語で書き下ろした時代小説。

普通に柴田勝家や羽柴秀吉が「プレ会議」やら「ぶっちゃけ」などの言葉を使っているだけでも面白いが、現代語であるがゆえに作品世界に入り込みやすく、「歴史には興味があるけど時代小説独特の言葉遣いや言い回しが壁になっている」という人にはおすすめではないだろうか。これをきっかけに歴史の世界へと導かれて日本史スキーな人になる可能性は十分あると思う。

個人的には三谷作品独特の「喜怒哀楽のいかなる局面においてもそれが笑いへと昇華する」というシーンに何度も出会えて満足であった。

で、この作品、三谷氏自らがメガホンを取り映画化されるということなので、読み進めているなかで自然と脳内でキャスティングしていた。主なところで言うと

柴田勝家:西田敏行
羽柴秀吉:木梨憲武
丹羽長秀:浅野和之
池田恒興:生瀬勝久
お市:天海祐希
寧々:深津絵里

三谷作品に出演経験があってその時のイメージからそれぞれの役柄の特徴に合ったキャスティングをしてみた。特に西田勝家は脳内で自由自在に活き活きと動きまわり、ピッタリとはまっていた印象。ただそのビジュアルは「ステキな金縛り」の落ち武者姿であったが。


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