自分の性格からして“ストレス”なんてのには無縁だと思っていたのですが、このところなんだか分かるような気がするんですよね。
自分だけでできる仕事なら、頑張れば済むことなので、それ自体はどんなに忙しくても全然苦ではないのですが、他人に頼らざるをえないことになると、じっと待つのが苦手なもので、ついイライラが募ります。ましてや、文化の違う国民同士(それでもイギリス人は比較的日本人に近くて楽だと思いますが)だと、けっこう価値観の違いだとかが露呈してしまいます。
日本にいた時は、自分のうちの“音楽室”で大きな音で楽器を弾いて歌を歌えば、けっこうストレスの解消にはなったのですが、何しろこちらは“長屋”なもので、隣近所への迷惑を考えると、なかなか思った時間にそんなこともできません。
そんな僕の今一番の癒しは雲を眺めること。
ロンドンに来て以来、空を見上げることが多くなりました。青い空は本当に奥が深くて透き通るように綺麗だし、そこに浮かぶ雲の自由奔放さは見ていて飽きません。
比較的風が強いこともあって、片時も同じ姿はなく、今この瞬間を逃せばこの形はないんだという儚さと、逆に今この瞬間に別の場所で同じものを見ている人がいるかもしれないというロマンが、何だか気持ちを温かくしてくれます。
そんな“雲好き”な僕ですが、決して見たくはない雲があります。
今日8月9日は長崎に原爆が落とされた日。64年前に多くの人がこの原爆によってもたらされたキノコ雲を見ているのです。
原爆資料館を初めて訪れた時のショックは未だに忘れられません。頭で理解していたつもりのことが全て覆されました。それほどその悲惨さは身体に沁みました。
今年はオバマ大統領の“核兵器のない世界を目指す”とのプラハ演説がありました。そのオバマ大統領に是非、広島と長崎を訪れて欲しいと思います。
いや、この世の元首たる者、必ずこの両都市を訪れるという国連の協定でもできればいいのにと本当に思います。もしここを訪れて何も感じない元首がいたとしたら、そんな感性の人間は国のリーダーたる資格もないと思います。
遠いロンドンから、改めて平和を祈ります。
自分だけでできる仕事なら、頑張れば済むことなので、それ自体はどんなに忙しくても全然苦ではないのですが、他人に頼らざるをえないことになると、じっと待つのが苦手なもので、ついイライラが募ります。ましてや、文化の違う国民同士(それでもイギリス人は比較的日本人に近くて楽だと思いますが)だと、けっこう価値観の違いだとかが露呈してしまいます。
日本にいた時は、自分のうちの“音楽室”で大きな音で楽器を弾いて歌を歌えば、けっこうストレスの解消にはなったのですが、何しろこちらは“長屋”なもので、隣近所への迷惑を考えると、なかなか思った時間にそんなこともできません。
そんな僕の今一番の癒しは雲を眺めること。
ロンドンに来て以来、空を見上げることが多くなりました。青い空は本当に奥が深くて透き通るように綺麗だし、そこに浮かぶ雲の自由奔放さは見ていて飽きません。
比較的風が強いこともあって、片時も同じ姿はなく、今この瞬間を逃せばこの形はないんだという儚さと、逆に今この瞬間に別の場所で同じものを見ている人がいるかもしれないというロマンが、何だか気持ちを温かくしてくれます。
そんな“雲好き”な僕ですが、決して見たくはない雲があります。
今日8月9日は長崎に原爆が落とされた日。64年前に多くの人がこの原爆によってもたらされたキノコ雲を見ているのです。
原爆資料館を初めて訪れた時のショックは未だに忘れられません。頭で理解していたつもりのことが全て覆されました。それほどその悲惨さは身体に沁みました。
今年はオバマ大統領の“核兵器のない世界を目指す”とのプラハ演説がありました。そのオバマ大統領に是非、広島と長崎を訪れて欲しいと思います。
いや、この世の元首たる者、必ずこの両都市を訪れるという国連の協定でもできればいいのにと本当に思います。もしここを訪れて何も感じない元首がいたとしたら、そんな感性の人間は国のリーダーたる資格もないと思います。
遠いロンドンから、改めて平和を祈ります。
是非長崎に来てほしいと訴えかけていましたね。
お恥ずかしながら、私は広島にも長崎にも行ったことがありません。
なかなか機会がなくて、というのがその言い訳ではありますが、
被爆国の国民としては少し情けなくもありますね。反省。
90年代前半に2年程W.Sussexに、90年代後半に1年
程グラスゴーに住んでいました。ジンジャークッキーとか、Tetleyのティーバッグとか、穏やかな色をした緑の中の散歩とか、たまに英国が無性に懐かしくなります。
これからブログ覗かせて下さい。
最近すっかり平和ボケしてますが、1年のうち2回位は戦争についてそして平和について考えなきゃ、と思います。
広島も長崎も、原爆をさておいても訪れる価値のある街だと思います。食べ物もすごく美味しいし。是非一度!
僕が以前ロンドンに住んだのが94年の終わりから96年の初めにかけてですから、丁度入れ違いですね。
こちらの緑の中でのお茶なんて、ささやかながら幸せなひとときですよね。グラスゴーには一度だけしか行ったことがないのですが、住んでいる人が皆信じられないくらい親切だったのを覚えています。
今回もいつまでいられるか分かりませんが、良い思い出にしたいと思います。