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ロンドンから徒然に

豪邸

2009-05-26 | 日常
 昨晩は友人宅のバーベキュー・パーティに招かれました。このお宅は非常に素敵なご夫婦で、当然その友人達も気持ちの良い人達ばかりなので、ほのぼのとした時間でした。
 このところ天気もよく、気温も比較的高めなので、絶好の屋外イベント日和です。
 ということで、両隣の庭からも同じように集いの歓声が聞こえてきます。でも、それぞれに喋り方も違えば、かける音楽も異なります。場合によってはうるさく感じることもあるだろうなと思っていたら、案の定片方の側のおうちにはけっこう悩まされているようです。これは別に東京でも同じことですが、隣と壁続きになっている仕組みの多いロンドンでは特別起きうることだと思います。

 でも、昨日書いたプリムローズ・ヒルの周辺の豪邸なんかは、きっとそんな悩みからは無縁なんでしょうね。
 門の向こう側に聳える一戸建ての豪奢な建物を見ると、あまりに現実味がなさ過ぎて映画のセットのようにさえ思えますが、いったい幾つ部屋があるんだろう、なんて好奇心が湧いてきます。
 こんな住宅がずっと同じ側に並んでいるのですから見応えはあります。住民の名前の中にはよく知られた俳優や歌手やモデルの名前も挙げられます。
 そうか、みんな成り上がりなんだ、なんて考えるのは嫉妬に他なりません(笑)





 そう言えば、先日このブログでも書いた手当の不正請求に絡んで、自分たちのやったことは棚に上げて、一連の騒ぎは“選挙民の嫉妬だ”と開き直って物議を醸した政治家がいましたが、まず次の選挙では当選しないでしょう。
 そんな彼らの自宅のこれまた立派なこと!SirだとかDameだとか称号の付く、世間的にも認められ、かつ金持ちの身で、どうしてこんな“せこい”請求をしたりできるんでしょうか。そんな金で建てた家になんか嫉妬はしませんよね。

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