別にこのことを意識したわけではないのですが、今朝は早く目が覚めてしまい、ついでにパソコンに向かいました。朝7時からマイケル・ジャクソンのコンサート・チケットが販売されたのです。
会場のO2アリーナのチケット売り場に徹夜で並ぶファン達の姿は、TVのニュースで昨晩から報道されていたのですが、今や時代はオンライン購入、そこまでしなくても取れるだろう、と甘く見ていました。
というのも、前回書いた内容からの大きな変化があったのです。あの時予想したように、やっぱり10日間の開催では足りず、次から次に追加公演の回数が増えていきました。結果、7月から始まるコンサートは来年2月までの長きに渡り、その開催日なんと50日!
O2アリーナの1回の公演のキャパが約2万人ですから、単純計算すればのべ100万人にチャンスがあるわけです。100万枚のチケットがそう簡単に...
...なんてことはあるんですね。チケット取り扱いのサイトにアクセスを試みたら、いつもは購入のボタンを押した後、「1分以内に処理します」のサインが出るところがよく見ると「15分」と変わっています。待っていると、途中で止まってしまい「表示できません」。
そうこうしているうちに数分でチケットはソールド・アウト。別のサイトを試そうとすると、こちらはホームページへさえ辿り着けません。凄い数のアクセスがシステムをパンクさせてしまったようです。
その直後イギリス人との打合せでこのことが話題になりました。お互い「君はファン?」「いや、特に」なんですが、「でも見てみたいよね」で一致。なんだか音楽コンサートを通り越して、一大イベントになっているんですね。
だから売り切れかと思っていたら、もうひとつ理由が。
明らかに転売目的でたくさん買っている連中が多いんです。それが証拠に今日のe-bayにもうたくさんのチケットが載せられていました。その中にはなんと50,000ポンド(約700万円)なんて法外な値段を付けている輩が。こうなるともう冗談としか思えません。
それにしてもこの異常さ。間違いなく最大の理由は「これが最後」と宣言したことだと思います。
でも思い出して見て下さい。例えばエリック・クラプトンがライヴからの引退宣言をして“最後のツアー”を行ったのはもう何年前の話でしょう。それから数えてももう何回も日本を訪れています。
アスリートならともかく、ミュージシャンの“引退宣言”はあまり信用しない方がいいのでは。もっともマイケルの場合、歳取ってからのあの激しい動きは、ちょっときついものがあるかもしれませんが。
会場のO2アリーナのチケット売り場に徹夜で並ぶファン達の姿は、TVのニュースで昨晩から報道されていたのですが、今や時代はオンライン購入、そこまでしなくても取れるだろう、と甘く見ていました。
というのも、前回書いた内容からの大きな変化があったのです。あの時予想したように、やっぱり10日間の開催では足りず、次から次に追加公演の回数が増えていきました。結果、7月から始まるコンサートは来年2月までの長きに渡り、その開催日なんと50日!
O2アリーナの1回の公演のキャパが約2万人ですから、単純計算すればのべ100万人にチャンスがあるわけです。100万枚のチケットがそう簡単に...
...なんてことはあるんですね。チケット取り扱いのサイトにアクセスを試みたら、いつもは購入のボタンを押した後、「1分以内に処理します」のサインが出るところがよく見ると「15分」と変わっています。待っていると、途中で止まってしまい「表示できません」。
そうこうしているうちに数分でチケットはソールド・アウト。別のサイトを試そうとすると、こちらはホームページへさえ辿り着けません。凄い数のアクセスがシステムをパンクさせてしまったようです。
その直後イギリス人との打合せでこのことが話題になりました。お互い「君はファン?」「いや、特に」なんですが、「でも見てみたいよね」で一致。なんだか音楽コンサートを通り越して、一大イベントになっているんですね。
だから売り切れかと思っていたら、もうひとつ理由が。
明らかに転売目的でたくさん買っている連中が多いんです。それが証拠に今日のe-bayにもうたくさんのチケットが載せられていました。その中にはなんと50,000ポンド(約700万円)なんて法外な値段を付けている輩が。こうなるともう冗談としか思えません。
それにしてもこの異常さ。間違いなく最大の理由は「これが最後」と宣言したことだと思います。
でも思い出して見て下さい。例えばエリック・クラプトンがライヴからの引退宣言をして“最後のツアー”を行ったのはもう何年前の話でしょう。それから数えてももう何回も日本を訪れています。
アスリートならともかく、ミュージシャンの“引退宣言”はあまり信用しない方がいいのでは。もっともマイケルの場合、歳取ってからのあの激しい動きは、ちょっときついものがあるかもしれませんが。