ワタシは新聞を購読しておりません。ここ8年間ほとんど新聞を読む機会がありません。新聞を止めたのは、それまで金融機関で働いて、自費で「日本経済新聞」を30年以上購読していて、退職を機に不要となったからです。
ついでに一般紙も契約を打ち切りました。テレビの番組表ならば、テレビのリモコンで操作すればチェックできます。社説も社会面も株価欄も全く読む気になりません。
おかげで、新聞代は月1万円を節約できております。(8年間として96万円を払わずに済みました)。また、すぐに溜まって廃品回収に出す古新聞も無くなったのです。日本経済新聞は現在月額4900円、金融機関に就職して数年後(融資渉外の仕事に就いて以来)からずっと自前で60歳まで購読していたその新聞をもし買わなかったら、期間30年間と計算するとだいたい150万円を節約できたという計算になりますね。
勿論その新聞が、貴重な情報料と考える人も多いと思います。しかし、自分は日経新聞も、「飾り」みたいなもので、ほとんど読む時間はありませんでした。自分の仕事に直結した記事が出たとしても、同僚が全く同じ記事の新聞を読んでいるのですから、そちらからコピーを貰えば大体は事足りますね。
退職後の主な情報源は「スマホ」に変わりました。小さな画面ながら新聞記事と同様のニュースサイトがタダで見れます。ワタシの場合は「SmartNews」がそれに該当します。これで大きな政治問題からプロ野球の結果までなんでも読むことが出来ます。もし深掘りして読みたい記事や事件があれば、検索機能を活用すればいくらでも関連情報を入手できます。
そんなことが70歳近い年寄りにも簡単にできるという事は、少なくとも成人に達している一般の大人は苦も無くスマホから情報がとれます。新聞を読んでいないので世の中の何割の方が新聞購読者なのかは存じません。
最大限に新聞の活字情報を有効活用している人は、月4千円やそこらの費用は勿論なんの無駄にも負担にもなりませんわね。
新聞をとらなくなった身のワタシとしては、全く新聞が無いことによる不便もありませんし、世間知らずで人との会話が不自然になるなんてこともありません。4コマ漫画や将棋・囲碁コーナーなどを楽しみにしている人も多いでしょう。お金に余裕があればそれはそれでも良し、というべきなのでしょうか。