気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

ワレモコウ

2006-10-08 20:57:53 | yaplogから

若山牧水の短歌の中で
「吾木香 すすきかるかや 秋草の さびしききはみ 君におくらむ」
と歌われたワレモコウは私の好きな秋の花(花なのかな?実なのかな?)で、
我が家でも斑入りの葉の株がひとつあるのですが、
全く花を見たことがありません。
今年も花が咲く前に枯れてきています。
悔しい思いをしていたら、
盛岡の帰りに寄った「森の駅(確か)」で、
クジャクソウと一緒に花束になっていたので、
嬉しくて買ってきてしまいました。

早速玄関に飾ったのですが、
クジャクソウが広がりすぎて、寂しい風情とはかけ離れてしまったかな?
もっと大きな花瓶があったら良かったのに…と残念です。

こんなにたっぷり生けたのに、だいぶ余ってしまったので、
風除室に置いてウエルカムフラワーにしようと計画しました。
大きな花器がないので、バケツに無造作に投げ入れてみましたが、
どうもバケツがねー。
これは隠さないといけません。

何かいいアイデアはないかと考えていたら、
引越しの時頂いた観葉植物の籐の鉢カバーを思い出しました。
観葉植物を駄目にした時、確か物置に片付けたはずです。

長い間、ほったらかしにされて、
いい具合に色があせた籐の籠に飾られた吾亦紅は、
郵便受けの下に置かれ、とても居心地良さそうです。
玄関の花より、こちらの方がワレモコウの良さを出していると思いませんか?