寄贈本 ありがとうございます。
■内田麟太郎さんからいただきました。
①『ぴぽん』 内田麟太郎/作・絵 すずき出版 2021.2
初めて内田さんが絵と文を書いています。表紙を開くと、「ぴぽん」と黒い丸が飛んで、どこへいくのでしょう。次のページを開くと、その黒い丸が黄色い楕円の上に乗っかって、さて何ができるのか、何が始まるのか、ちょっとドキドキ、ワクワクしながら、不思議な擬音語に合わせて、できあがっていく絵を楽しめます。小さい人と楽しめる絵本です。
②『ひばりに』 内田麟太郎/詩 うえだまこと/絵 アリス館 2021.2
詩の絵本です。東日本大震災の翌年、『日本児童文学』7-8月号に掲載された詩です。その後、内田さんの詩集『まぜごはん』(2014)にもはいっています。絵本の最後の内田さんの言葉によって、この詩がどういう状況で書かれたか知ることができます。
「大震災にあった子どもをはげます詩。そんな思い上がった詩は書けませんでした。でも私の気持ちはつたえたくて、詩を書けない詩を書きはじめました。あなたのところにも、小さな風がとどきますように。」
色を抑えた、うえださんの静かなたたずまいの絵は美しく、心に残ります。広い森の中で、小さな女の子がひとり、うつむく姿、たんぽぽのわたげを飛ばす姿、女の子の服の赤が印象的です。絵本になることで、絵の力はもちろん、ページをめくるという動作も加わって、一行一行の詩の言葉が深く、心に届くような気がしました。すてきな詩の絵本です。
■内田麟太郎さんからいただきました。
①『ぴぽん』 内田麟太郎/作・絵 すずき出版 2021.2
初めて内田さんが絵と文を書いています。表紙を開くと、「ぴぽん」と黒い丸が飛んで、どこへいくのでしょう。次のページを開くと、その黒い丸が黄色い楕円の上に乗っかって、さて何ができるのか、何が始まるのか、ちょっとドキドキ、ワクワクしながら、不思議な擬音語に合わせて、できあがっていく絵を楽しめます。小さい人と楽しめる絵本です。
②『ひばりに』 内田麟太郎/詩 うえだまこと/絵 アリス館 2021.2
詩の絵本です。東日本大震災の翌年、『日本児童文学』7-8月号に掲載された詩です。その後、内田さんの詩集『まぜごはん』(2014)にもはいっています。絵本の最後の内田さんの言葉によって、この詩がどういう状況で書かれたか知ることができます。
「大震災にあった子どもをはげます詩。そんな思い上がった詩は書けませんでした。でも私の気持ちはつたえたくて、詩を書けない詩を書きはじめました。あなたのところにも、小さな風がとどきますように。」
色を抑えた、うえださんの静かなたたずまいの絵は美しく、心に残ります。広い森の中で、小さな女の子がひとり、うつむく姿、たんぽぽのわたげを飛ばす姿、女の子の服の赤が印象的です。絵本になることで、絵の力はもちろん、ページをめくるという動作も加わって、一行一行の詩の言葉が深く、心に届くような気がしました。すてきな詩の絵本です。
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