国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

寝るんとちゃう!

2024-05-08 | 日記
Lindaは今日の午前中に陶芸サークルへ行きますが、メンバー間の連絡に使っているLINEのメッセージが解らないと昨日言ってきました。それもGoogleの自動翻訳によるスペイン語訳が。どういうこと? それで帰宅後に見せてもらいました。

左上がその原文で字も句点の位置もそのままです。「もうちょっと他に言い方はあるんじゃない?」(「急に仕事が入ってしまいました」など)と思わなくもないですが、これでも日本語としては十分通じます。ところが、その西語訳には私も首を捻るしかありませんでした。最後が「それゆえ夜はよく眠りたいです」という意味に変わっています(右の逆翻訳参照)。要はAIが「おやすみ」を "Buenas noches."(おやすみなさい)と同じく「寝る・眠る」の意味と捉えてしまったのが敗因です。

これを「お休み」と漢字書きするだけで「休日を取ります」と正確に訳しました。(逆翻訳も完璧です。)「言うは易し・・・・」ですが、話し言葉であれ、書き言葉であれ、外国人相手にはなるべく紛れのない日本語を使う必要があると改めて思ったのでした。

おまけ

ついでにDeepL翻訳にもやらせてみました。結果は一見すると問題なさそうですが、私的には不満あり。"Déjame descansar." だと「休息を取らせて下さい。」とも取れ、厳密性に欠けるからです。(「休ませて下さい。」も単独だとそうなりますね。)

おまけ2
 後で気が付きましたが、自動翻訳が「急な仕事」を「(休みのはずだったのに)急に入った仕事」でなく「急ぎの仕事」(trabajo urgente)にしたら意味が変わってしまっています。「明日休む」ということさえ伝われば良いので本質的ではないものの、うるさいことを言えばここも曖昧表現は避けるべきでした。何にしても私がLINEなどによる短いメッセージのやり取りを忌避する理由がこういうところにあります。(ダメ押し的に書くと、LINEのシステムは格安スマホの利用者にとって糞としか言いようのない代物です。なので私はクーポンの取得・利用以外には使いません。)
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