国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

止めるかも

2020-04-12 | 日記
本ブログで何度か採り上げてきた「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」ですが、近頃ちょっと気に障ることが増えてきました。この回など、エストニアに入っていることに気付かず、いつまでも「ラトビアン・フード?」を繰り返す旅人を見て「誰かいい加減に教えてやれよ!」と苛ついてしまいました。先日のキューバ編(2回目)はさらに酷く、「キューバって島国だったのか?」という耳を疑うような発言まで。その後「訪問先の予習をまるでしないヒロシ」といった字幕が出てフォローしようとしていましたが、「だとしても現地に向かう飛行機の中でお前は何も見とらんかったんか?」と問いたくなる気持ちは抑えられず。

予備知識なしの珍道中を見て楽しんでもらうという趣旨の番組だし、コミュニケーションがスンナリ取れてしまうと面白味がなくなるという事情も理解はしていますが、最近はちょっと「やりすぎ」と思うことが度々。視聴者に嫌悪感(注)を抱かせてしまっては逆効果ではないでしょうか?(注:ここで2度にわたり「物を知らなさすぎ」などと槍玉に挙げた別番組の女性MCに覚えたものと同じです。)金曜日に移動してバッティングする番組もなくなったのですが、こういうのが続くとLindaに続いて私も見切りを付けるかもしれません。

おまけ
 一昨年にも紹介しましたが、週間番組表を眺めてとりあえず録画予約するレギュラー番組(数ヶ月に一度程度のものは除外)について短評とともに順位を付けてみました(矢印はその前回順位からの変動)。なお今回は海外ロケや外国人出演の番組に限定していません。

→1.ワタシが日本に住む理由(BSジャパン)
  初代MCの産休で代理出演の新人アナが輪を掛けた天然でさらにパワーアップ!
→2.COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜(NHK-BS1)
  15年目に突入した安定の長寿番組。(先日放送された鴻上氏とブレイディみかこ氏との対談も良かった。)
↗ 3.グッと!地球便(読売テレビ)
  時々放送される「あれから」編も良い。
↘ 4.YOUは何しに日本へ(テレビ東京)
  最近ちょっとマンネリ気味? 火曜の "CLASSIC"(5年前の再放送)の方が面白かったりする。
↗ 5.世界!ニッポン行きたい人応援団(テレビ東京)
  なぜか軽薄コメントが減った。あとは番宣タレントさえ来なければ。
 6.旅する鈴木(BS朝日)
  クオリティの高い夫婦のビデオだけならベスト3に入る資格はあった。
 7.迷宮グルメ異郷の駅前食堂(BS朝日)
  あざとさが感じられなかった頃なら(以下同文)
↘ 8.世界ナゼそこに?日本人(テレビ東京)
  国内の秘境に住む日本人の紹介になってからは似たり寄ったりだし、スケールダウンしたのも残念。
 9.おにぎりあたためますか(北海道テレビ放送)
  毎回抱腹絶倒の「全国制覇の旅」(番組前半)のみ視聴。ちなみにKBS京都が2年遅れで放送。
 10.世界はほしい物にあふれてる(NHK総合)
  女性司会者の容貌も話し方も私の好みとはほど遠いが、言っていることはまとも。というより、頭の回転が早い人間のようで好感が持てる。
 11.鉄道ひとり旅(スカパー! 鉄道チャンネル)
  こちらもKBS京都の再放送を視聴。(さすがに金を払ってまでは。)余談ながら「呑み鉄本線・日本旅」とか「鉄オタ選手権」、あるいは「中井精也のてつたび!」(いずれもNHK-BS2)がせめて月一で観られたらといつも思う。
 12.アナザースカイ(日本テレビ)
  気になるゲストの回のみ視聴。そしてスタジオのトークには興味なし。
↘ 13.世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団(テレビ朝日)
  正直新鮮味がまるでないし出演者全てのコメントも凡庸。せめて外国人ゲストの顔ぶれを変えてみたらどうか?

なお11位のコメントで挙げた番組とは逆に(ヤラセ疑惑が絶えず、お取りつぶしを免れるため?)特番のみとなった「世界の村で発見!こんなところに日本人」(朝日放送)は当然ながらランク外へ。あと繰り返し立腹もしくは閉口させられた番組(某地上波キー局)は二度と観る気がしません。

おまけ2
 本来は海外向けゆえランキングには入れませんでしたが、NHK-BS1が平日の早朝と午後の時間帯に放送しているNHKワールド JAPANの番組にも良いものがあります。(ちなみに主音声が日本語、副音声が英語。いつも二人で副音声&日本語字幕付きで視聴しています。)とくにお薦めはピーター・バラカンさんの "Japanology Plus" かな。
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健忘症? (Yasuhiro)
2020-04-12 06:01:50
後で「そういや音楽番組を入れてなかったな」と思い当たりました。「ららら・クラシック」(NHK教育)、「クラシック音楽館」(同)、「プレミアムシアター」(NHK-BS2)、「題名のない音楽会」(テレビ朝日)、「エンター・ザ・ミュージック」(テレビ東京)。(ごくたまにしか観ないものもありますし、それ以外の多くは毎週自動で録画しているため思考から外れたのかも? 移動のシーンがほとんどないという点も共通していますね。)うち最初と最後は本文のランキングで1位に挙げた番組とそれぞれ男性MC、女性MCが同じでした。

・・・・と過去形で書いたのは、後者がやはり産休によって昨年交替したからです。下のリンク先画像はその一場面。ピンチヒッターに起用された別の若手アナも持ち前の天然キャラを遺憾なく発揮して長打を連発しています。テレ東恐るべし!

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/37/1a63f9626839bac59edbb97e22f52406.jpg

ちなみに字幕は1904年までにヨーロッパ全土で演奏された回数の多い交響曲だそうで、それを初めて知った指揮者が驚いています。私もそのラインナップはちょっと意外でした。それはともかく、何年も続いているクラシック音楽の番組でこのようなミスはお粗末としか言いようがない。蛇足ながら、「グレイト」は数え方(並べ方)によって第7〜9番までの番号で(稀に第10番でも)呼ばれることがあるものの、「第5番」は絶対にあり得ません。

ところで、いま日本で同じ調査をしてもおそらく「運命」は不動でしょうが、ブラームスは第2番ではなくて第1番が、そしてシューベルトに代わってドヴォルザークの「新世界から」が入るような気がします。何となくながら地方公演で受けそうな曲なので。とくに「新世界」は第2&4楽章が抜群の知名度を誇りますからね。

ちなみにこの交響曲は長らく(第二次世界大戦が終わる頃まで)第5番でしたが、作曲家の存命中に出版されなかった初期4曲を加えて改めて番号が振られたため第9番となり現在に至ります。(なのでマーラーが恐れた「交響曲第9番を書くと死ぬ」というジンクスの確立に一役買った訳ではありません。)以下も解説本に載っていたトリビアですが、その際に第1番と定められたのは作曲コンクールの応募曲。しかしながら入賞を逃し、楽譜も返送されず、そして手元に写しもなく、ドヴォルザークは自分が破いて捨てたと思い込んでしまったとのこと。さらに「作曲したことを忘れた、と見られるふしもがある」と書かれていてさすがに笑えました。
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