買い替え
2023-03-02 | 日記
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上画像3枚のうち右のCDを昨日受け取りました。先月の日記で採り上げた経年劣化のため買い直した品です。既に非圧縮のAIFF形式でバックアップを取っていたし、カーオーディオがUSBメモリ(MP3形式)になってから円盤を再生する機会が激減したため、とくにその必要もなかったのですが、こちらで述べたように人生で初めて買ったCDゆえの思い入れがあったので。
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ご覧の通り格安でした。
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ちなみに初発盤(1986年)は輸入盤(独英仏3ヶ国語のブックレット付)に日本独自の番号(32CD411)と日本語解説(LPレコードと共有のため四つ折り)を付けたもので定価3200円(消費税導入前)でした。
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そして今回入手した再発盤(2005年)は最初から日本盤(UCCP7078)でしたが、税込定価1000円の廉価盤にもかかわらず初発時と同じ解説が掲載されていたのは意外でした。(それにしても20年足らずで1/3以下まで安くなったとは!)執筆者の評論家(故人)は決して好きではありませんが・・・・・(こちらに理由)
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なお、どうせ買うんなら既にDISC1(第1〜3楽章)にノイズが混入し始めていた第8番を収めているこちらの方が先のはずだったのですが、「無傷の7番が被るのでもう少し安くなってから」、さらに楽天市場で見つけてお気に入り登録した上のお値打ち品も「次のポイント5倍デー(5と0のつく日)になったら」などとケチくさいことを考えている内に売れてしまいました。あーあ。
ところで、そのジャケット右上に印刷されている青赤のロゴは英デッカのもの。フィリップスは2001年にデッカと事業統合されたもののレーベルはしばらく残っていたのですが、2009年に廃止されてしまいました(詳しい経緯がこちらに)。思えば私がCDを集め始めた頃には存在していたEMIとかRCAなども今では違うロゴを付けて売られるようになっています。ここで図解されているその凄まじい吸収合併の歴史を眺めていると感慨深いものがあります。
おまけ
ブルックナーの交響曲第4番に付けられた「ロマンティック」という表題について。作曲者自身による命名ですが、こちらやこちらで解説されているように、私たちがイメージする「ロマンティック」とは相当かけ離れています。(そういえば赤川次郎も書評誌「波」の連載エッセイのある回を、たしか「ロマンティックとロマンチックは違うのである」で結んでいたことを思い出しました。で、調べてみたらこれのようです。読む術がないのは残念ですが。)それでもこのタイトルがなかったら私が買う気にはならなかったでしょう。いくらこのカセットテープで1分足らずのさわり(美しい旋律)を聴いて魅了されたとしても。