国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

いったいどこから?

2022-01-26 | 日記
さっき Yahoo! JAPANのトップページで「共通テスト 問題流出で捜査開始」の見出しが一番上にあったので驚きました。出題者か印刷局の誰かが漏らしたのか(それだったら大スキャンダルに発展するのは必至)と思ったからですが、記事を読んでみたらスマホで撮影された画像の流出と判明し「なーんだ。」監督者が開始前にしつこく注意し(実際にはマニュアルを一字一句朗読するだけですけど)、試験時間中も巡視はしていたでしょうが、それでも不正行為を試みる不届き者はいるし、その見逃しも起こり得るということです。(その試験会場・試験室が特定されたら関係者は大目玉を食らうでしょうね。一方こちらにはバレて失格となった阿呆のニュースも。)これから定期試験、本学の一般入試と続くので気を引き締めないと。
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リンダ問題

2022-01-26 | 日記
いま職場で3回生学年担任をしているため、自動的に「就職指導担当教員」にもなっているのですが、学生に何かアドバイスをしたりということはありません。そういうのはろくに就職活動をしたことのない私には荷が重すぎます。(餅は餅屋。事務局にはちゃんとその道のプロがいます。)けれど、時に企業や地方自治体から求人情報が送られてきたり、就職関係の会社からメールで問い合わせが来たりするので、その都度対応します。昨日は就職情報サイトの担当者とオンラインで会談しました。

その終盤に相手から「豪雪がありますので」と言われて私は理解不能に陥りました。「たしか神戸で開催されるセミナーのことを話していたはずなのに何で?」(あそこはそんなに雪降らんやろ)と思いつつ問い直したところ、「合同説明会」のことと判明。今やそれも省略するようになっていたのか! 最近ようやく「就活」にも違和感がなくなってきた私ですが、とても付いていけません。(追記:近頃は「終活」という言葉まで登場したようですな。あまりにも強引な略し方だし、「就活」と紛らわしくて困るじゃないか!)

私は絶対に縮めるなとまでは言いません。「取説」(取扱説明書)などは十分アリだと思います。けれども「ごうせつ」みたいに既存の単語に被せてくる、つまり同音異義語となるような省略はやめてもらいたい。ちなみにATOKの辞書で「ごうせつ」は「豪雪」の一沢ですが、スマホでは「合説」も候補に出てきます。そして「合説」でググるとたしかに「合同(企業)説明会」の情報がズラッと。ところで(以下脱線)入力途中に「合接の誤謬」というのも検索ボックスに表示されたので、そのままで検索してみたら・・・・・こうなりました。その「合接の誤謬 – Wikipedia」の下に「リンダ問題とその説明」などと書かれているので何じゃこりゃと思ってリンク先へ進んだところ・・・・見覚えのある問題でした。(科学雑誌「NEWTON」2020年10月号の連載「みがこう! 論理的思考力」で紹介されていました。女性名であれば別にリンダでなくともマリアでも花子さんでも何でもOKです。)

戻って、「合説」もかなり広まってしまっているようなので私も渋々ながら受け入れますが、もし「かいせつ」(会社説明会→会説)とか「きせつ」(企業説明会→企説)のような短縮形まで耳にするようになったら世も末だと嘆くことでしょうね。(蛇足ながら「解説」「開設」、「季節」「既設」などとの混乱が避けられません。)

おまけ
 「合接」はATOKでは変換されないし、これまで一度も使ったことがないと思います。日本国語大辞典には載っていますけど、あくまで専門用語ですね。最初の方(論理学)はもちろん、二つ目の「あわせつぎ」(接木の一手法)も今後使う可能性は極めて低いでしょう。園芸作物でもとくに果樹は門外漢ですから。

おまけ2
 「合成の誤謬」というのもあるんですね。その件数(約 1,880,000 件)が「合接の誤謬」のそれ(約 89 件)を圧倒的に上回っているため、「合接」は誤字だったのかと最初思いましたが、判ってみれば別物(経済学の用語)でした。あーややこし。そのうち「合説の誤謬」(合同説明会で自分が採用される可能性を高く見積もってしまうこと)なんてのも生まれたりして。
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