国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

いいたい邦題

2022-01-14 | 日記

昨日左の本を読了。(本当は年末年始休みに終わっているはずでしたが、他を読んでいたため後ろ倒しに。)かつて痛恨のダブり買いをしたこの小説の著者のデビュー作ですが、こちらの方がずっと堪能できました。物語の根幹をなす夫婦愛(主人公とその妻のではなく (そちらは並かそれ以下)、別の男女のもの)にも感動しましたし、原書のペーパーバックもそんなに高くないので、Lindaに贈ってもいいかと考えましたが・・・・・・最近いろいろと忙しいようですからね。

ちなみに原題 "El paso de la hélice" をGoogle翻訳に持って行ったら「プロペラのピッチ」と訳しました。それだけに随分と思い切って付けた邦題だと思いますが、ひらがな書きながら同名(同音)のベストセラー小説が他にありますから私的にはウーン。(あと生物学分野にも超重要書物のこれがあるし。)

続いて取りかかったのが右ですが、いきなり冒頭で異様としかいいようのないエピソードが登場します。帯にも「猟奇的事件」と書かれていますが、怪奇小説があんまり得意でない私でも今のところは楽しく読めています。なお、こちらもアマゾンが原書を扱っていますが、メッチャ高ですねぇ! その邦題ですが、この作品で最も重要な場所とはいいながら原題(敢えて意味は載せません)とは全く違うものになりました。とはいえ、あまりにも生々しいタイトルを敬遠したくなった訳者の気持ちは解ります。

おまけ
 本文に貼った原書(El paso de la hélice)のアマゾンカスタマーレビューの最初はイタリア語ですが、意味はだいたい解ります。スペイン語だと "libro estupendo, te cambiará la vida. recomendablísimo." ぐらいかな。なお、その場合の "estupendo" は「すばらしい、見事な」という意味の形容詞(英語の "splendid" に相当)ですが、出だしが似ている "estúpido"(同じく "stupid" に相当)とゴッチャになってしまうことがたまにあります。それだと褒められても(あるいは貶されても)逆に受け取ってしまいかねないので気を付けないと。
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