goo blog サービス終了のお知らせ 

小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

2019年度センター試験数学ⅡBの講評。

2019-01-22 | センター試験
このところ、二次試験をかなり意識した出題となっている。出題者派一度二次試験用の問題を作成し、それをセンター形式に焼き直しできるだろう。二次試験対策をしっかりすればいい、それがすなわちセンター試験対策でもある。元々センターの趣旨がようやく実現してきたと言えそうだ。
以前と比較して、満点は取りづらくなっている。しかし、時間配分を間違わなければ、90点から96点は比較的容易に取れる。
1.時間配分を考える。
各問、後半に行くに従ってレベルが上がって行く。従って、どこで問題を見切るかがポイントとなる。今年の問題を例に、説明しよう。

1番は最後まで一気に解くこと。
2番は、(1).(2)を解いたら(3)を飛ばして、選択問題に飛ぶこと。
3番は数列、ベクトルの選択となる。
数列から解こう。
(1).(2)を確実に押さえる。漸化式Tn.bnが直ぐに誘導できれば、一気に解けるが、できなければ見切って次のベクトルを解くこと。
4番はベクトル。(1)(2)(3)は丁寧な誘導が付いているので比較的楽に解ける。問題は(4)で正直に(3)に従うと時間内に解けないこととなる。直角三角形OACに対して、点B.Dから下ろした垂線の長さの比が1:2であることが見抜けるかが鍵となる。
こうして一応最後まで解き、残った時間で、飛ばした問題に全力で取り組もう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進化したスクラッチ。3.0にはバージョンアップ。5年ぶり。

2019-01-22 | コンピュータよもやま話
MITMedia Laboが開発するスクラッチ。
今回のバージョンアップの目玉は、オンラインバージョンではブラウザーにAdobeのFlashが不要となったことだ。MicrosoftはExplorerとFlashの組合せでは、脆弱性を突かれるネットワーク攻撃に対処できない為、今回のオンラインバージョンではExplorer未対応となった。引き換えに、iPad やiPhoneあるいはAndroid端末でも適当なブラウザー上で、スクラッチの動作が可能となった。この事は、自分で作成したスクラッチの作品をスマホで実行できるようにたことを意味する。早速情報の授業で高校生諸君に使用させて見たところ、概ね好評で、簡単なゲームを作成し、大いに盛り上がった。数学の授業でこれだけ盛り上がる事はまず無い。

アルゴリズムの入門として、アルゴロジック2とスクラッチは最強の組み合わせではないかと思う。
そして、プログラミングではJavaかPHPが適当か。次善の策としてエクセルのVBと言った手もある。

さあ、貴方もスクラッチの世界へ、ようこそ‼️


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする