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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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巨大プロジェクト、中央リニア新幹線工事。総額9兆円。大林、鹿島、清水、大成の4社による不正競争か?

2017-12-18 | 日記
大手ゼネコンによる談合疑惑。
中央リニア新幹線のような目立つ巨大プロジェクトに於ける不正競争とは・・・。直ぐにバレるようなことを・・・。
4社が共同事業体を組んで、全体の7割を受注していると言う。


談合の構造。

一般に、発注者が見積もりを何社から取り寄せ、仕様書を作成する。その仕様書を基に、入札を行う。
入札予定価格は、見積書を参考に作成される。
どの社の仕様書をがベースとなっているかで、応札企業予定社は凡そ見当がつく。仕様書として提示された内容を提案した企業が入札予定価格の概算値をかなりの確度で推測できる。どの社の提案仕様書が提示されるかによって、入札のチャンピョン企業が逆指名された形となる。チャンピョン企業は他の入札参加企業に協力依頼を行う。かくして、入札予定価格に極めて類似した価格での落札となる。

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望月新一、京都大学数理解析研究教授によるABC予想の証明について。

2017-12-18 | 数学研究
2012年から足かけ5年間に渡る査読。
検証に随分と時間がかかった証明だ。
4編の主論文からなる総ページ500超の大作だ。

広中平祐氏の大定理と言われる、特異点解消プログラムも300ページを超える論文であるが、望月教授の証明は、それを上回る大著である。

現在、望月教授は48歳で、フィールズ賞の規程である40歳未満の条件を満たしていない。しかし、フェルマーの最終定理を証明したワイルズ氏は世界数学者会議にてフィールズ特別賞を40歳代で受賞した。現在、世界数学者会議の議長は、おなじく京都大学数理解析研究の所属である森重文氏だ。次回世界数学者会議で、望月教授がフィールズ特別賞を受賞するチャンスは大いにある

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