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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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バック・ツー・ザ・フューチャー制作から30年。様々な思い。

2015-10-23 | 日記
映画、Back To The futureがここ2,3日話題となっている。
作品はⅠ、Ⅱと2本ある。
楽しいのは、Ⅰ。Ⅱはどちらかと言うと、ブラック・ユーモアかと思わせるほどの出来映えだ。
タイムマシンに選ばれたのは、当時のスーパーカーである「デロリアン」ガルウィングが印象的な、FF(前輪駆動タイプ)のスポーツカーであり、まさに少数派であった。
ハンドル特性もウアンダー・ステア(カーブで外に膨らみがち)だが、限界を過ぎると、オーバー・ステア(急速に回転しすぎる)となり、走安性に不安が残る、個性的な車だった。世界的にスポーツカーはFR(後輪駆動)が当たり前の時代に、一方変わった車として有名だった。当時、市販車でFFはイギリスのモーリス・ミニクーパーかホンダ車くらいで、誰も今日のFF全盛時代は予想だにしなかった。その辺の時代を読む能力に長けた人々が作った映画であると言える。Ⅱのほうは、似た体験を誰もがしているのではないだろうか。歴史があるところから、逆回りをし始める感覚を経験したことが有るだろうと思う。「エー!?あの人が・・・だなんて。」年を取れば取るほど予想外の事態が起こることを目にするのではないでしょうか。映画では、主人公が、自分の母親の顛末に右往左往させられる場面があるのだが、とても印象的だ。なんと、母親が、極悪人の妻になってしまっていることを経験させられる。それも自分が関与するつまらぬ出来事が元で。これを機会に、是非映画をご覧下さい。

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