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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

つい先日、あの「アンパンマン」作者、やなせたかしさんがお亡くなりになった。94歳!

2013-10-24 | 告知です。

 筆者は、アンパンマン世代ではないが、誕生から多くの人に愛され続けたアンパンマンの作者である、やなせたかしさんが亡くなった。もう半世紀も前のこと、NHKのみんなのうただったかで「僕らはみんな生きている」という曲が歌われていた。

 僕らはみんな生きている

生きているから、歌うんだ

       ・・・・

真っ赤に流れる、僕の血潮

ミミズだって、おけらだって、アメンボだって

みんな みんな、生きているんだ

友達なんだ。

やなせさんの優しさを髣髴とさせる歌詞だと、いまこうして、つくづく思う。

「優しさを有難う。やなせさん。有難う、やなせさん。」

ご冥福をこころよりお祈りいたします。

P.S. 岐阜県多治見市のユルキャラ『うながっぱ』も、やなせさんの作品だったことを、この度、知りました。

 

 


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タモリの『笑っていいとも』放送打ち切り。来年3月まで。後継番組司会はSMAP中居君か?

2013-10-24 | 日記

 最近の視聴膣は6%台と聞く。マンネリ化といえばそうだ。テレフォン・ショッピングをもじったテレフォン・ショッキング。

「あしたはきてくれるかな?」「いいとも!」

あのコーナーに出れることが一流とは言わないが、一応、時の人の証だった。

無いと寂しい番組かもしれない。

タモリさん、ご苦労さめでした。あと、半年、頑張ってください。

 


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『MIT流 学生の選び方』(インタビュー)朝日新聞2013年10月23日朝刊記事15ページ13版

2013-10-24 | 大学受験

 ボストンにあるMIT(マサチューセッツ工科大学)はアメリカを代表する名門理系大学である。今年の入学者は1550名、志願者はやく19,000名。入学率73%でこれは過去最高という。MITでも辞退者が27%ある。名門大学でも優秀な学生獲得にしのぎを削っていることがうかがい知れる。

 かれこれ10年ほど前、勤務校の在校生から「MIT留学」の相談を受けた。個別試験があるわけではなく、大学が指定する適性検査を受け、さらに書類審査をパスすれば、面接試験がある。適性検査はMITの場合、SATではなくSATⅡの数学と物理、それにライティング(もちろん英文)、TOEFLは300点満点で250点がボーダー(?)

指導した生徒は、インターネットでSATⅡの数学、物理の過去問と予想模擬試験のテキストを購入し、準備をした。

レベルは、はっきり言って、相当高い。数学の微分積分は大学の教養程度は出来て当たり前、ベクトル、行列も大学教養レベルであった。物理にいたっては、日本と異なり「糸の重さ」も考慮するところが特徴的で、より現実に即した知識、処理能力を要する出題だった。自分で解いて分からない問題は質問に来るように伝えた。10分休みに、問題集を解いて疑問のあるところ、分からないところを持ってくる。勿論問題文、解説文はすべて英語。数学はともかく物理は少し閉口したが、すばやく状況を読み取り、解説文に目を通し、即席の解説を試みる。お互い時間がないところをやりくりして何とかSATⅡを受験。結果は数学、物理は満点、ライティング得点率68%、TOEFL258点で書類審査はパス。面接は面接官が日本に来て、ホテルで2時間インタビュ^-を受ける。MIT卒業の中国系アメリカ人が面接官だった。結果は惜しいところで合格を逸する。「ささいなことでもよいから、何らかの社会活動をしていればよかったです。」とのコメントを頂いた。彼はそれにめげず、情報系では全米トップ10に入る、フロリダ州立大学工学部に合格。抜群の生成期で主席卒業し、MITの大学院に学び、IT系の国際弁護士として急がしい日々を送っている。

 MITのような超一流大学を日本の高校生が狙うのはリスキーだが、アメリカの一般の大学で1番になり、推薦でMITとかStanfordに大学院から入るのは現実的だと思います。勉学だけではなく、ボランティアを含めた社会活動の経験の有無が、名門大学合格の一つのキーポイントではないかと思います。

 最近、都内の進学塾や、一部私立中高一貫校の進路指導で、海外の名門大学を狙わせ始めているといいます。それが東大合格者の中の辞退者増加と重なっているようです。東大学長の最近の焦りはこのあたりにあるのでしょうか。

 


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