近年、異常気象が取りざたされるケースが多い。特に、ゲリラ的豪雨、竜巻、土石流。地域に関係なく、それは突然襲ってくる。今までは大丈夫だったがまったく当てにならない。そういった事態が頻繁に発生しつつある。対策は後手に回っている。事件、事故が発生してから、応急的に対策を立てる。その繰り返しが連綿と続いている。
政府は復興税を一年前倒しで廃止する意向を持っている。その分、給料を上げよと財界に注文を出している。これが本当に守られるかと誰が思うだろう。復興税をどうやって人件費に回すかの制度的な枠組みを明示すべきであると思うが、どうだろうか。
今朝の朝日新聞によると、米国の著名な経済学者が「日銀の金融緩和は急激な金利上昇を招く危険がある。」と指摘している。そろそろアベノミックスの真価が問われようとしている。TPPも、「もはや聖域なき交渉」が始まろうとしている。
また、デフォルト回避後の株式市場も、今後の混乱が予想される。「株高、円安基調はどこまで続くか、そのターニングポイントがいつかが、市場関係者の最大関心事である。」