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小島教育研究所

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台風26号、日本列島縦断。台風一過、今日は秋晴れ。米政府はデフォルトの宣言をするのだろうか。

2013-10-16 | 日記

米国が金本位制を止めたのが、1970年。ニクソン大統領による。また、為替レートの変動性も導入された。

戦後永らく続いた1ドル=360円時代が終わった。それ以降、円はじりじりと高くなり、一時期1ドル70円台まで、円高に振れた。現在は1ドル98円となっている。それでも日米の経済格差が相当縮んだことになる。

こうして振り返ると、

①金=ドル 金本位制

②金≠ドル 金本位制が崩れる → 変動相場制への移行

ここにきて、米政府が支払い不能になると、連鎖的に米国債の評価格下げ、中国、日本など大量に米国債を買い入れている国々の財政基盤を直撃する。ことに高金利の米国債を購入しているのは、各種金融機関、生保等であり、購入費用が焦げ付くこととなる。これは高利回りねらいの金融機関にとっては大誤算である。損金として計上するにしても、その額があまりに大きすぎる。これは、本業、本体の屋台骨を損壊するに等しい破壊的な脅威である。

ここ1週間、日経平均は堅調に続伸していたが、その筋から、投げ売り自重の指示が出ているのだろう。昨日のニューヨーク市場のダウ平均は130ドルほど値を下げている。明日の10月17日の世界のマーケットの動向が気になるところである。

 


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