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小島教育研究所

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操作性の継承の大切さについて。一太郎の場合。

2012-10-02 | コンピュータよもやま話

日本で標準的に使われているワープロソフト、「一太郎」(ジャストシステム)」。おそらく、ワードと人気を2分している。最近ではワードを使うことが大半ですが、現在のウィンドウズ対応版にも、その昔のMS-DOS版の操作性が今も継承されています。一太郎が爆発的に売れたのは、バージョン2.11からバージョン3.1に変わった頃ですので、1985年。今から27年前のことです。四半世紀以上前の操作性を今に残したからこそ、一太郎は使われ続けたのでしょう。四国の徳島と言えば、阿波踊りとこの「一太郎」でしょう。現在のジャストシステムの状況は詳しくは知りません。その昔、ソフトウェアの展示会が東京の晴海などで実施された折、ジャストシステムのブースに訪れたことがあります。当時はMS-DOS全盛期で、ウィンドウズ発売前。日本語処理を切り離して、他のソフトでも日本語入力できることを教わりました。当時人気のあった、ロータス123、dbaseⅡなどの日本語入力に利用できその便利さを実感しました。(config,sysのdeviceに登録するだけで日本語が使用可能になりました。まさに、驚き!)ジャストシステムのこの日本語入力は当時もいまもatok(エイトク)の愛称で呼ばれています。

先の展示会では、浮川社長ご夫妻が直接ブースで丁寧な説明をされていたのが印象的でした。

現在の一太郎でも、「ESC」キーを押すと、懐かしい「メニュー」が現れます。現在の方はおそらくご存じないかと思います。

 


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