goo blog サービス終了のお知らせ 

小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

自動車の操作が今とほぼ同じになったのは何時からか、ご存知ですか?

2012-09-10 | コンピュータよもやま話

今でこそ、コンピュータはPCならMS-WINDOWSが標準で、MACでも独自のウィンドウシステムを採用している。従って、操作は同一のソフトであれば、PCがどのメーカーであっても基本的に同じである。こんな、当たり前のことが、つい四半世紀前までは当たり前ではなかった。

PCの発展の歴史を振り返ると、

1.MS-BASICの普及。仕様がほぼ同じであるので、BASICで作成したソフトはソースレベルで互換性があった。

2.MS-DOSの普及。OSレベルで互換性が達成できた。しかしメーカーごとにOSはバンドルされていて、ソフトレベルでは互換性は無かった。しかし、データーレベルでは互換性が達成されるようになった。 例えば、ロータス123のデーターはどのメーカーでも互換性が達成されていた。

3.MS-WINDOWSの普及。基本的にMS=WINDOWSがバンドルされていれば、アプリケーションソフトは、PCのハードメーカーに関係なくごく普通に作動する。プログラムもデータも共に互換性が達成される時代になった。

自動車でも類似の発展を遂げている。

世界最初の自動車はダイムラー社のベンツであった。それ以降、量産タイプのT型フォードが製造されるようになって、自動車は初めて現在の形に落ち着いた。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする