小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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数学ⅢCをどうするか。

2011-06-30 | 大学受験

一般に、数学ⅢCは理系科目であり、文系の人には縁がないと考えがちですが、経済学部とか商学部ではかなり高度の数学が必要です。大学受験に際しては確かに数学ⅢCはいらないかもしれませんが、入学後に必要になることがあります。例えば慶応経済なら、入学後に数学ⅢC履修者と未履修者を二分して、授業をするそうです。大学では未履修者のために補習、補講を行うケースもあるようですが、各自受験生がそれなりにリサーチして、準備しておく必要があるようです。中には才女から未履修者を差別する大学もあるようです。

(慶応の文学部は、1年次に微積分(数学ⅢC+α)が以前は必修でした。)

したがって、高校2年生は理系コースに所属して数学ⅢCを履修して、3年次に文転することも考える必要があります。

もっとも、文系科目で遅れをとるハンディは当然ありますが。

 


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マーラー(オーストリア:現在チェコ)

2011-06-30 | 音楽の楽しみ

グスタフ・マーラーが我が子のように、慈しみ育てた名曲は、交響曲第一番(巨人)の「花の章」ではないかと推察します。本来は交響曲第一番の第2楽章として作曲したのが、この「花の章」だったのでしょう。試作を重ねるうちに、特別な愛着ができてしまった。それが、この「花の章」です。初演のときは、この「花の章」が第2楽章であった。しばらくして、作者が第2楽章を現行のものと入れ替えて、しばらく忘れされれていたのが「花の章」です。作者マーラーが一人で楽しんでいたのでしょう。1980年代に楽譜が再発見された「花の章」。

作曲マーラーの優しさがにじみ出た、名曲「花の章」を貴方もお楽しみください。

 


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