自身の進路について、高校生ともなれば、真剣に考えている(はずだ)。文系理系の大区分から、細かく職種まで常日頃から考えていないと、その進路実現の可能性は低いものとならざるを得ない。単純に理系科目が好きだからといった理由で進路を決めたり、成績が良いからと言って医学部を志望しても適正がないといったことは往々にして起こりえることです。適正まで考慮して自身の進路は決めたいものです。やはり医学部を志望する学生には、高い倫理感を望みたい国公立私立をとはず、一人の医師を排出するのに1年でどれだけの経費をかけているかに思いをいたして欲しい。一人当たおおよそ2000万円の予算がかけられている。ならば、その恩恵にあづかる選ばれし医師になるかたがたに高潔さをもとめるのは外れたことではない。医学部を希望する諸君にはそのあたりの自覚をもっていただきたい。