小島教育研究所

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センター試験の比重について。(二次試験との関係)

2011-06-16 | 大学受験

センター試験にどれだけのウェートをかけるべきか。受験生なら切実な問題である。

結論から言えば「たかがセンター、されどセンター」ということになる。

もう少し具体的に言おう。難関校ほどセンターのウェートは高くないけれど、センター試験を甘く見ると、足切など痛い目にあうのです。まさか自分がとおもっている人ほど、痛い目にあいます。せっかく難関校用に二次対策を十分したのに、実力発揮する前に、足切にあい、受験することすら出来ない。このような目に会う人は結構多い。

では、センター試験の準備はどの時期からどうやればよいのだろう。以下述べることは、一つのサンプルとして下さい。その上で、ご自分の計画を立ててください。

センター試験は普段の授業がすべてセンター対策だと考えてください。特に、進学校(公立・私立とはず)では高校1,2年で習う内容が即、センター試験で問われます。6年間一貫校なら中学3年、高校1年で学ぶことが、入試で問われます。多くの受験生が、そんなことなら、そのつもりで勉強すれば良かった。と悔やむ受験生は多い。クラブ活動に忙しい人ほど、授業に集中してください。自分ひとりで学習するより学校の授業で学習したほうが、時間の節約になります。

センター試験のレベルは長期的に見て年々レベルが上がってきています。しかし、高校教育現場の指導がそのまま問われるような出題になってきています。数学なら、筆記試験レベルで言えば、一頃の地方国立大学の二次試験レベルになりつつあります。しかし、使われる知識はすべて教科書にあり、授業で学んだことばかりなのです。日頃の学習姿勢を問う、極めて穏やかな出題となっています。受験生の所属学校のレベルによりますが、授業での学習がセンター試験の基本であることにもっと注意をむけてよいと思います。

例えば、「国語の漢文」について、あるとき気がつきました、それはセンター試験の漢文の出題内容と、東大の二次試験の理系漢文とがそれほどレベル差がないことです。(センターの建物があるのは東大駒場のすぐ近くです。蛇足です。)すなわち、東大の出題をセンターが踏襲しているのです。ということは、東大受験生といえども、日頃の授業を大切にして漢文を勉強すればよいのです。他の教科もおして知るべしです。

大切なことは。「センター試験の向こうに二次試験を見据えることです。」

さらに、例えば英語なら、センター試験お向こうに二次試験を見据え、さらにその先にToeic,Toeflを見据えてください。

貴方の健闘を祈ります。

 


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バッハ(ドイツ)

2011-06-16 | 音楽の楽しみ

言わずとしれた、J.S.Bach(ヨハン・セバスチャン・バッハ)。数々の名曲を残してくれた作曲家。管弦楽組曲、ブランデンブルグ協奏曲、その他で有名である。生涯で1000曲を超える曲を作曲している。(シュッミーダにより整理されたBWVがある。)

本日は、その中でも無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータについての記事です。

ヴァイオリンソナタのフーガ、およびヴァイオリンパルティータのシャコンヌが特に有名です。

フーガは対位法を特徴としており、後の音楽家のお手本となりました。またシャコンヌは舞曲ですが、テーマが華麗に展開され聴くものの心を捉えて離しません。

指揮者の小澤征爾氏も若かりしころ(19歳から20歳にかけて)シャコンヌを基に指揮法を学ばれたそうです。(彼自身による音楽の修行をまとめた著書による。)バッハのケーテン時代(35歳以降)の作曲です。

一度お聴きください。


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