これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

政治資金規正法の改正について

2024-05-25 08:20:38 | 黒い金
【はじめに】
 岸田総理は今国会で政治資金規正法を改正する考えの様です。 然し、自民党は衆議院では単独で過半数を得ていますが、参議院では公明党を加え無かったら過半数には達しません。 公明党が自民党の改正案には反対していますから、野党案を取り入れて自民党の案を修正しないと、参議院を通過させる事は不可能だと思います。

 岸田総理は『のっぴきならない状態』に追い込まれています。 「さて?ドンナ手を打って、この窮地から抜け出すのか?」私は興味深々です!

・・・ パーティー券や『黒い金』についての私の投稿 ・・・
❶ 自民党を刷新する方法 (その1)~(その3) :投稿日=2024年3月2日~3月23日
❷ 政党、派閥と国会議員の支出 :投稿日=2024年2月24日
❸ 選挙運動の体験談        :投稿日=2024年2月17日
❹ 政党、派閥と国会議員の収入 :投稿日=2024年2月10日
❺ 政治と黒い金の作り方    :投稿日=2024年1月20日
❻ 政治家が黒い金を集める昔に仕組み :投稿日=2024年1月13日
❼ キックバック事件      :投稿日=2023年12月16日
❽ パーティー券問題      :投稿日=2023年12月9日

【私が岸田文雄氏だったら】
 岸田文雄氏は三世議員ですから、総理大臣になる事が夢だったと推察します。 然し、「総理大臣になって特にこれを実現したい!」と考えていた様には見えません。 たまたま、派閥間の混乱が有ったので→→自派閥が弱小だった事が幸いして→→総理大臣になれたのだと思います。

 『増税メガネ』、『賄賂メガネ』、『安本丹メガネ』、『ピント外れメガネ』、『姑息メガネ』と揶揄されようとも、安倍晋三氏以上の長期政権にしたいのが、岸田文雄氏の現在の夢だと思います。

 政治資金パーティーの問題は岸田文雄氏にとって、『棚から落ちてきた黄金の牡丹餅』だったと私は思います。 自民党の支持率が低下し、表向きには派閥は解消しましたから、『次回の選挙で自民党が勝てる政策』を打ち出せば、その政策が自民党の現職議員達にとって都合が悪い内容でも反対出来ないと思います。 議員は落選したら『ただの人』になってしまいますから!

 私が自民党の総裁だったら、現在の自民党の「政治資金規正法の改正案」を引っ込めて、次の様な新たな改正案を国会に提出します。 そうすれば、今国会で成立出来て→→自民党の支持率がアップするので→→岸田氏は続投出来ると予想します。

・・・ 私の改正案 ・・・
❶ 個人及び企業/団体からの献金を禁止 :党員が党費を納めるのは認めますが、献金は認めない事にします。 企業と団体が政治家や政党に献金するのを禁止します。 政党交付金を大幅に増額して、政党として政治活動と選挙運動が出来る様にしましょう!


❷ 調査研究広報滞在費の廃止 :政党交付金を増額する代わりに、毎月『100万円』支給されている『調査研究広報滞在費』を廃止しましょう!

❸ 政治資金パーティーの透明化 :政治資金パーティーは認めるが、パーティー券は金融機関への振り込みでしか購入出来なくします。 振り込まれた金は、政治献金の扱いにします。 外国人や外国の企業がパーティー券を購入する事は全面的に禁止しましょう!

❹ 収支報告書 :議員が関連する政治団体の収支報告書は、議員が作成し、署名捺印して提出する事にします。 違反が有ったら議員が責任を全面的に負う事にするのです。

❺ 『金』の受け渡しは金融機関の振り込みに限定する :政党から議員/政治団体、政治団体から政治団体への『金』の受け渡しは全て金融機関の振り込みに限定する事にします。

《官房機密費(報償費)》
 ウイキペディアによると、1947年から官房機密費の制度が始まった様です。 2002年以来、官房機密費の予算は『14億6165万円』で、民主党政権時代にも廃止され無かった様です。

 「安倍晋三氏が総理大臣だった頃、官房機密費から自民党の国会議員に一人当たり『100万円』配ったのでは?」と言う記事を最近読みました。官房長官が毎年『12億円』ほど領収書を貰わずに、誰かに渡しています。現在、自民党の国会議員は『373人』ですから、一人当たり『300万円以上』渡せる事になります。 この際、「官房機密費は廃止すべき!」と思います。

【可笑しな議論】
 テレビで、「政治資金パーティーは二、三十年前から始まった」と言いう様な発言をした方がいましたが、嘘ですよ! 私が社会人になった1971年に既に、政治資金パーティーは行われていました。

 「昔は裏金(黒い金)が少なかった」と言う方もおられましたが、真っ赤な噓です。 私が社会人になった1971年頃は、毎年『1兆円』以上の黒い金が全国津々浦々に流れていました。 税務署が民間企業の使途不明金を厳しく取り締まる様になったので→→民間企業が裏金を作るのが難しくなり→→『黒い金』がドンドン減ってきたので→→困った議員達が結束して→→1994年に『政党交付金』制度を設けたのです。

 野党の議員も政治資金パーティーを開催して、金儲けしている様ですから、叩けば埃が飛ぶのでは? 然し、野党は潔白だと言う素振りで、自民党を追及しています。 私は野党の一部の議員も自省する必要が有ると思います。

(余談 :高級料亭) 杉村太蔵氏が当選したのは2005年です。杉村氏は、当選後に「料亭に言ってみたい!」と言いましたが、既に東京近辺の高級料亭の多くは店仕舞いしており、黒い金は全盛期の『1/10以下』に減少していました。多分、杉村氏の夢は叶わ無かったと思います。

【国民と政治家の考え方の乖離】
 1990年以前に自民党の国会議員、知事、都道府県議員、市会議員になった政治家は、「『黒い金』を使って選挙運動をするのが当たり前だ!」と考えていたのでは?と思います。 犯罪だと言う認識は全く無くて、むしろ『男の甲斐性』だと考えていたと思います。

 『親の背を見て子は育つ』と言いますが、1990年以降に初当選した議員の多くは先輩達を見習って、今でも「選挙運動費の為に金を集めるのは、議員の甲斐性だ!」と考えている様に思えます。 然し、国民の多くは、段々と政治家に『清廉潔白』を要求する様になって来ました。

 公明党には世論を汲み上げる力が有ります。自民党が纏めた改革案では、国民が納得しないと判断して→→公明党案を自民党に打ち付けて→→自民党案の共同提出を拒否したのだと想像しています。

 自民党の改革案は、私の目でも抜け道を設けた『笊案』の様に思えます。 この案を自民党がゴリ押ししたら、自民党の支持率は更に低下すると予想します。 自民党議員達の考え方は、国民の考え方から大きく乖離してしまっています。

(余談 :麻生太郎氏の美談?!) 麻生太郎氏の義父は鈴木善幸氏です。鈴木氏は日本社会党から立候補して1947年に衆議院議員になり→→吉田茂の民主自由党に移り→→保守合同により自民党の衆議院議員になり→→1980年に総理大臣になりました。

 鈴木氏は『清廉潔白な政治家』と見なされていた様ですが、それは、鈴木氏自身で黒い金を集め無かった為だと思います。鈴木氏の人柄に惚れて生涯独身を通した女性(A女史)が、小さな町工場に務めながら、金集めをしたからです。

 昔は自民党の総裁になれば、総理大臣になれました。 総裁選挙に立候補する為には『二、三十億円』ほど用意する必要が有ると言われていました。A女史は地元の県内では「金集め」は出来ましたが、『二、三十億円』は県内で調達出来る額では有りませんでした。

 1980年の総裁選挙が近づいてきた頃、衆議院議員だった麻生太郎氏(当時40歳の若造)が、義父を総裁にする為に走り回りました。 麻生氏は金持ちの何不自由無く育った『ボンボン』ですが、頭を下げまっくったのです。 麻生氏自身から私が勤務していた会社にも、協力依頼の電話が有りました。→→巨額の金が集まって→→鈴木氏は自民党の総裁になったのです。

(余談 :松本人志氏の問題と自民党の問題には共通点が有ります!) 吉本興業の芸人達にはセクハラや女性の権利に関する世の中の考え方が変化している事を理解出来ていませんでした。 ①昔は職場で女性のお尻を触っても問題になりませんでした。②女性社員がお茶くみをするのが当たり前の事でした。 大企業では早くから①と②は許され無くなりました。中小企業でも、現在は許容しなくなっています。

 35年ほど前までは毎年巨額の『黒い金』が飛び交っていました。 民間企業が『黒い金』を→→国会議員、知事、市長に渡し→→その金の一部を→→地方議員、町村長が受け取りました。

 私が育った山村では、1960年頃までは国政選挙などが行われると、一票当たり『3千円~5千円』で買収していました。 『黒い金』は身近な所でも飛び回っていたのです。小遣いが貰えるので、選挙を楽しみにしている人達がいました。 多分、買収は「女性のお尻を触る」程度の罪だ!と考えていたのでしょう。

 『黒い金』の額がダンダンと減ってきて、1994年に税金から政治に必要な金を出す制度『政党交付金制度』が出来ました。この頃から「収支報告書に記載出来ない用途に政治家が金を使うのは犯罪だ!」と考える国民がダンダンと増えて来ました。 然し、自民党の議員達は国民の変化を無視して、「金を集めるのは、議員の甲斐性だ!」と言う考え方を持ち続けてきた様に見受けられます。

 政治資金パーティーの問題をマスコミが盛んに報道する様になり→→自民党の議員達は、国民の目で見たら全く不十分な「政治資金規正法の改正案」を纏めてしまったのです。

 吉本興業は反省して、所属の芸人達の教育に取り組んでいる様です。 自民党も党員の意識改革をしないと政権の維持は危うくなりますよ!

【自民党議員が金を何に使ったのか?】
 政治資金パーティーのキックバック金だけで無く、毎月100万円議員に支給される『調査研究広報滞在費』を含めて、何に使ったのか?岸田総裁は極秘に調査する必要が有ると思います。

 収支報告書に記載出来ない『金』が政治に不可欠なら、政治資金規正法を小手先で改正しても、議員達は益々不正に金を集めざるを得なくなるだけです。 選挙運動と議員の日常の政治活動に必要な『金』は収支報告書に記載出来る様にすべきです。

 怪しげな政治資金パーティーで金集めするよりも、(国民の多くは反対すると予想しますが)政党交付金を増やすべきだと考えます。 与野党の議員達が、「私は不正な金集めはしていません!」と凛とした態度で有権者の前に立てる日が来ることを私は切望しています。

(私の危惧 :党員会費の立替) 最近、岸田総裁は「党員を増やせ!」と発破を掛けた様です。 自民党の党員数は現在『110万人』もいます。 年会費は『4,000円』の様ですが、「地方議員と国会議員が党員会費を立て替えているのでは?」と私は危惧しています。 会費の立替は『買収罪』です。勿論、収支報告書には記載出来ません。

【私の提案 :黒い金を必要としない改革】
 政治資金規正法をドンナニ改正しても、今までの選挙のやり方を続けていたら、不正は無くならないと思います。 私は、2024年3月9日に投稿した『自民党を刷新する方法 (その2)』で、「① 衆議院の小選挙区の全てに自民党の支部事務所を設け」、「② 国政選挙を党本部と支部事務所が連携して行う」案を提案しました。

 支部長には、党本部から派遣された人をあてるのが良いと思います。 国会議員を支部長にしたら改革になりません。 私の案だと→→世襲議員を減らす事が出来ます。

 『自民党を刷新する方法 (その2)』に提案内容の詳細を書きました。是非とも読んで見て下さい。

【国民は覚醒する必要が有ります!】
 政治資金パーティーの問題で、卑劣な自民党議員達が炙り出されました。 国を良くする為には、自民党に『お灸を据える』必要が有ります。 下に列記する議員達が、次回の選挙で落選したら→→国民が怒っている事を示せるので→→自民党は本気で刷新に取り組むと思います。

 一番効果が有るのは、「岸田文雄氏を落選させる」事です。 広島1区の皆さん、日本の将来の為に頑張って下さい。

・・・ 落選して欲しい議員 ・・・
★ 岸田文雄氏 :広島1区 ・・・66歳、初当選=1993年
★ 松野博一氏 :千葉3区 ・・・61歳、初当選=2000年
★ 西村康稔氏  :兵庫9区 ・・・61歳、初当選=2003年
★ 萩生田光一氏 :東京24区 ・・・60歳、初当選=1991年;八王子市議会議員
★ 高木毅氏    :福井2区 ・・・68歳、初当選=2000年
★ 世耕弘成氏  :参議院・和歌山 ・・・61歳、初当選=1998年
★ 塩谷立氏   :比例東海ブロック ・・・74歳、初当選=1990年

● 長谷川岳氏 :参議院・北海道 ・・・53歳、初当選=2010年 ・・・傲慢な男!

【広島1区に強力な野党統一候補を!】
 広島1区に絞って、野党が一致団結して→→知名度の高い方を説得して→→次回の衆議院議員選挙に立候補して貰いましょう! そして、連合に全面的に協力して貰ったら、岸田氏に勝てると思います。

 現(?)か前(?)総理の岸田氏が落選したら→→自民党に激震が走り→→政治改革/刷新に本気で取り組む様になるのでは? ・・・私は期待しています。

・・・ 私が推奨する統一候補者 ・・・
① 有働由美子氏 :55歳、フリーアナウンサー、 神戸女学院大学文学部
② 高橋洋一氏  :68歳、嘉悦大学大学院教授、東大卒
③ 植山千穂氏  :48歳、テレビ朝日のキャスター、コロンビア大学国際公共政策大学院卒
④ 東野篤子氏  :53歳(?)、筑波大学教授、慶応義塾大学卒、バーミンガム大学大学院卒

【エピローグ :税務署の功罪】
 『黒い金』が劇的に減ってきたのは、税務署が民間企業の使途不明金を徹底的に厳しく取り締まる様になり→→民間企業が『裏金』を作るのが難しくなったからです。 然し、税務署は政治家の使途不明金には、何故か今でも目を瞑っています。 キックバック金から税金を徴収する事は出来そうに思いますが、税務署は動きません!


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