【はじめに】
トランプ氏の第二次政権が始まった日(1月20日)に、大統領首席補佐官(スージー・サマーオール・ワイルズ氏)の下に政府効率化省(DOGE)を設置しました。 然し、政府効率化省は、閣僚では無いイーロン・マスク氏が采配しています。
トランプ大統領とマスク氏が始めた政策は、彼等の狙い通りの成果が得られるとは思えません。 然し、アメリカの貿易収支/経常収支及び財政赤字体質を考えると→→アメリカンファーストの政策は、政権が代わっても続くでしょう! 日本は、アメリカべったりの姿勢を止める事が要求される様になっているのです!
(注記 :政府効率化省) トランプ大統領は政府効率化省を『省』だと言っていますが、正式な『省』を設立する為には議会の承認が必要ですが→→議会の承認はまだ得ていません。
【イーロン・マスク氏】
マスク氏は、無給の特別職公務員で、最高機密(トップシークレット)へのアクセス権が付与されています。 第二次トランプ政権でマスク氏はNo.3の力を持っていると言われています。 (No.2は副大統領のバンス氏です。)
マスク氏は、1971年に南アフリカ共和国で生まれ→→子供の頃、酷い虐めを受けた様です→→1989年(19歳の時)にカナダのクイーンズ大学に入学し→→1991年にアメリカのペンシルベニア大学に移りました。 マスク氏は、南アフリカ共和国、カナダ及びアメリカの3ヶ国の国籍を持っています。
マスク氏は、軍事情報を含めた最高機密情報にアクセス出来る様です。 多重国籍者が国家機密情報を自由に閲覧出来るのは信じられません! アメリカの法律はドウになっているのでしょうか?!
マスク氏は、スペースX社、テスラ社、PayPal社、Zip2社、ソーラーシティ社などの経営に携わっています。 特別職公務員に就任して以来、殆どの時間、公務員としての仕事をしている様です。
マスク氏が政府効率化省でやっているのは→→公務員の数/連邦政府の予算を減らす事です。マスク氏は、大鉈を振るっていますが、やり過ぎると→→弊害が発生すると予想します。トランプ政権の支持率が低下する恐れが有るのです。
トランプ大統領の現在の最大の課題は、中間選挙に勝利する事です。 然し、マスク氏が”突っ走る”と支持率が低下して→→中間選挙の勝利が遠のくと予想します。
世論の動向を見て、トランプ大統領がマスク氏に”待ったを掛ける”るケースがあり得ます。 そうなったら、マスク氏は、『阿る(おもねる)』性格では無い様に見受けられるので→→トランプ大統領とマスク氏が仲違いすると思われます。 英雄並び立たず!
【トランプ大統領&マスク氏と政府効率化省(DOGE)】
アメリカは、貯蓄率が低く、過剰消費体質です。 その為、毎年!毎年!巨額の財政赤字になってしまうのです。 トランプ大統領は、「他国が、高品質な品物を安く作るから→→アメリカ人が輸入品を買うので→→アメリカの製造業が空洞化して→→税収が不足するんだ!」、「関税の障壁を設けて→→アメリカの製造業を復活させ→→税収を増やすだけで無く、大赤字の貿易収支も改善しよう!」と言う政策を進めているのだと思います。
(私見) 日本では、2019年に金融庁が「老後30年間で約2,000万円の金融資産が不足する恐れが有るので、貯蓄しましょう!」と言う様な発言をしました。 財政赤字を減らす為に、アメリカの政府は、「もう少し質素な生活をして、貯蓄しましょう!」と国民に呼び掛ける必要が有るのです。
「アメリカは軍事予算を削減する必要が有る」、日本を含む同盟国に「軍事予算を増やして→→自分の国は自分で守れ!」と要求しています。 「自分の国は自分で守れ」は正論です。 ヨーロッパのNATO加盟国は、軍備増強を検討し始めました。 年数は掛かるでしょうが、日本、韓国、ヨーロッパ諸国は、アメリカからの武器の購入額を減らして→→自分達で開発/製造する様になると予想します。 長期的な視点に立つと、アメリカの影響力は低下して→→アメリカは大切な友人達と疎遠になって行くと思われます。
・・・ アメリカの財政収支の推移 ・・・ 出典:世界経済のネタ帳 IMF
★ 2023年≒-19,590億ドル
★ 2020年≒-29,730億ドル
★ 2015年≒ -6,460億ドル
★ 2010年≒-16,540億ドル
★ 2005年≒ -4,010億ドル
・・・ 政府効率化省の施策 ・・・
★ 国際機関への拠出金カット→→アメリカ国際開発局(USAID)の大幅縮小 ・・・2023年のアメリカ国際開発局の予算は680億ドル(約10兆円)で職員数は約1万人でした。
★ 国際刑事裁判所への拠出金の縮小
★ 情報機関の縮小 :CIAやFBIなどの縮小を考えている様に見受けられます。
★ アメリカの軍事予算の削減 :日本を含む同盟国に軍事予算を増やして→→「自分の国は自分で守れ!」と要求しています。
★ 教育省の廃止
★ 他国の為に使っている金を節約する。
【ウクライナ戦争の仲介】
トランプ氏は、大統領選挙の前に「私が大統領だったら1日で終わらせる」と発言しました。 その後、「(大統領就任から)6カ月で、出来ればそれよりずっと前に終わらせたい」と、考えを大幅に後退させました。
ウクライナ戦争を終わらせる為の仲介を始めましたが、トランプ氏は、「ウクライナ戦争はプーチン氏が一方的に始めた不当な戦争だ」と認識していない様に私には思えます。トランプ氏がノーベル平和賞が貰える様な仲介が出来るとは思え無い状況になって来ています。
ウクライナ戦争はロシア軍の方が優勢ですから→→戦争を終わらせる為には→→「ロシアが停戦に応じなかったら→→ウクライナに強力な軍事支援をするぞ!」、「停戦に応じたら、ロシアに対する制裁を停止する」と言ったら→→プーチン大統領は従うと私は予想しています。 そうなったら→→ノーベル平和賞が貰えるでしょう!
・・・ ウクライナ戦争におけるトランプ大統領の問題点 ・・・
❶ 無知をさらけ出す発言をしています。(CIAに確認したら、直ぐに正誤が分かる)ロシアからの偽情報を鵜呑みにした発言が目立ちます。
❷ ロシアの言い分を信じて、ロシア寄りの発言をしています。
❸ 口は使うが、金は使いたくない。
❹ トランプ氏の最近の言動から、「ウクライナ戦争を終結させる事より、ロシアとの関係を改善する事の方を重視している」様に見えます。 現在は『G7』ですが、ロシアへの制裁を解除して→→『G8』に戻したい様です。
❺ ロシアが有利な条件で終戦にすると→→将来、ロシアがバルト三国に侵攻する恐れが有りますが→→「それは、ヨーロッパ諸国の問題で/アメリカの問題では無い」と考えている様に見受けられます。
【2026年の中間選挙】
2026年11月3日に、下院の全数と上院の35人を選ぶ中間選挙が実施されます。 現在は、共和党が両院を制していますが、中間選挙で両院で敗れたら勿論/どちらか一方で敗れても→→トランプ大統領は好き勝手が出来なくなってしまいます。
中間選挙を優位に戦う為に、トランプ氏はノーベル平和賞を受賞したい様です。 ノーベル賞の授賞式は毎年12月10日です。 中間選挙は来年の11月3日ですから、今年のノーベル平和賞を貰わないと中間選挙に利用出来ないのです。
トランプ大統領は、中国だけで無く、多くの同盟国とも関税戦争を始めました。 関税戦争をやり過ぎると→→アメリカの経済が悪化して→→インフレ率が高くなり→→トランプ氏の支持率が低下してしまいます。 関税戦争は、中間選挙の前の適当な時期に止めないと→→中間選挙で大敗してしまうでしょう!
《余談 :トランプ氏とノーベル平和賞》
トランプ氏はウクライナ戦争を終わらせてノーベル平和賞を得ようと目論んでいました。 大統領に就任後、ガザ地区の戦闘を止めさせたら→→ノーベル平和賞が貰えるのでは?とも考えている様です。
(1) ガザ地区の平和
❶ アメリカの大統領選挙に勝利する為には、アメリカに住んでいるユダヤ人からの巨額の献金が必要です。 従って、歴代のアメリカの大統領はイスラエル寄りの政策をせざるを得ないのです。トランプ氏も例外では有りません。
❷ トランプ氏は、ガザ地区の住民を全て追い出して→→ガザ地区をアメリカが取得して→→近代的な観光地にすると言い出しました。 「ガザ地区の住民をアメリカが受け入れる」とは言っていません。 従って、周辺のイスラム教国に「受け入れろ!」と要求している事になります。 全てのイスラム教国は拒否すると予想します。リゾート計画は夢のまた夢です。
❸ トランプ氏が介入して→→短期間「撃ち方やめろ」になり→→人質と捕虜の交換が行われましたが→→戦闘は再開している様です。
❹ ガザ地区は、面積が365km2しか無いのに、240万人も住んでいて、人口が毎年『2.8%』も増加しています。失業率が『50%』も有ります。 イラン等が武器を支援しています。 仮に、イスラエルがハマスを壊滅させても→→新しい反イスラエル武装組織が出来ると予想します。 ガザ地区の戦闘は今世紀中に無くなるとは思えません。 次の私のブログを読んで見て下さい。
★ イスラエルとハマスの問題 :投稿日=2023年10月21日
(2) ウクライナの平和
ノルウェー・ノーベル委員会が満足する条件で、トランプ大統領がウクライナ戦争を終結させる事が出来るとは思えません。 私は、アメリカの軍事力をロシアに見せ付けた交渉をして→→ウクライナが一方的に不利になら無い条件で→→ウクライナ戦争を終結させたら→→トランプ大統領はノーベル平和賞を貰えると思います。
《私の予想 :中間選挙の結果次第では!》
(1) 中間選挙で共和党が大敗したら→→トランプ大統領は好き勝手が出来なくなってしまうので→→大統領職を投げ出してしまいそうに思います。 「選挙に不正が有った!」と主張して→→支持者達に「議会を占拠しろ!」と言い出す恐れも有ります。 (2021年1月にアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件が発生しました。)
(2) 中間選挙で共和党が大勝したら→→アメリカンファーストの政策を強力に進め→→同盟国に無理難題を押し付ける恐れが有ります。
・・・ 現在の下院の勢力図 ・・・ 定数=425人
★ 共和党=218人
★ 民主党=214人
★ 欠員=3人
・・・ 上院の勢力図 ・・・ 定数=100人
★ 共和党=53人 ・・・改選=22人、非改選=31人
★ 民主党=45人 ・・・改選=13人、非改選=32人
★ 無所属= 2人 ・・・改選= 0人、非改選= 2人
トランプ氏の第二次政権が始まった日(1月20日)に、大統領首席補佐官(スージー・サマーオール・ワイルズ氏)の下に政府効率化省(DOGE)を設置しました。 然し、政府効率化省は、閣僚では無いイーロン・マスク氏が采配しています。
トランプ大統領とマスク氏が始めた政策は、彼等の狙い通りの成果が得られるとは思えません。 然し、アメリカの貿易収支/経常収支及び財政赤字体質を考えると→→アメリカンファーストの政策は、政権が代わっても続くでしょう! 日本は、アメリカべったりの姿勢を止める事が要求される様になっているのです!
(注記 :政府効率化省) トランプ大統領は政府効率化省を『省』だと言っていますが、正式な『省』を設立する為には議会の承認が必要ですが→→議会の承認はまだ得ていません。
【イーロン・マスク氏】
マスク氏は、無給の特別職公務員で、最高機密(トップシークレット)へのアクセス権が付与されています。 第二次トランプ政権でマスク氏はNo.3の力を持っていると言われています。 (No.2は副大統領のバンス氏です。)
マスク氏は、1971年に南アフリカ共和国で生まれ→→子供の頃、酷い虐めを受けた様です→→1989年(19歳の時)にカナダのクイーンズ大学に入学し→→1991年にアメリカのペンシルベニア大学に移りました。 マスク氏は、南アフリカ共和国、カナダ及びアメリカの3ヶ国の国籍を持っています。
マスク氏は、軍事情報を含めた最高機密情報にアクセス出来る様です。 多重国籍者が国家機密情報を自由に閲覧出来るのは信じられません! アメリカの法律はドウになっているのでしょうか?!
マスク氏は、スペースX社、テスラ社、PayPal社、Zip2社、ソーラーシティ社などの経営に携わっています。 特別職公務員に就任して以来、殆どの時間、公務員としての仕事をしている様です。
マスク氏が政府効率化省でやっているのは→→公務員の数/連邦政府の予算を減らす事です。マスク氏は、大鉈を振るっていますが、やり過ぎると→→弊害が発生すると予想します。トランプ政権の支持率が低下する恐れが有るのです。
トランプ大統領の現在の最大の課題は、中間選挙に勝利する事です。 然し、マスク氏が”突っ走る”と支持率が低下して→→中間選挙の勝利が遠のくと予想します。
世論の動向を見て、トランプ大統領がマスク氏に”待ったを掛ける”るケースがあり得ます。 そうなったら、マスク氏は、『阿る(おもねる)』性格では無い様に見受けられるので→→トランプ大統領とマスク氏が仲違いすると思われます。 英雄並び立たず!
【トランプ大統領&マスク氏と政府効率化省(DOGE)】
アメリカは、貯蓄率が低く、過剰消費体質です。 その為、毎年!毎年!巨額の財政赤字になってしまうのです。 トランプ大統領は、「他国が、高品質な品物を安く作るから→→アメリカ人が輸入品を買うので→→アメリカの製造業が空洞化して→→税収が不足するんだ!」、「関税の障壁を設けて→→アメリカの製造業を復活させ→→税収を増やすだけで無く、大赤字の貿易収支も改善しよう!」と言う政策を進めているのだと思います。
(私見) 日本では、2019年に金融庁が「老後30年間で約2,000万円の金融資産が不足する恐れが有るので、貯蓄しましょう!」と言う様な発言をしました。 財政赤字を減らす為に、アメリカの政府は、「もう少し質素な生活をして、貯蓄しましょう!」と国民に呼び掛ける必要が有るのです。
「アメリカは軍事予算を削減する必要が有る」、日本を含む同盟国に「軍事予算を増やして→→自分の国は自分で守れ!」と要求しています。 「自分の国は自分で守れ」は正論です。 ヨーロッパのNATO加盟国は、軍備増強を検討し始めました。 年数は掛かるでしょうが、日本、韓国、ヨーロッパ諸国は、アメリカからの武器の購入額を減らして→→自分達で開発/製造する様になると予想します。 長期的な視点に立つと、アメリカの影響力は低下して→→アメリカは大切な友人達と疎遠になって行くと思われます。
・・・ アメリカの財政収支の推移 ・・・ 出典:世界経済のネタ帳 IMF
★ 2023年≒-19,590億ドル
★ 2020年≒-29,730億ドル
★ 2015年≒ -6,460億ドル
★ 2010年≒-16,540億ドル
★ 2005年≒ -4,010億ドル
・・・ 政府効率化省の施策 ・・・
★ 国際機関への拠出金カット→→アメリカ国際開発局(USAID)の大幅縮小 ・・・2023年のアメリカ国際開発局の予算は680億ドル(約10兆円)で職員数は約1万人でした。
★ 国際刑事裁判所への拠出金の縮小
★ 情報機関の縮小 :CIAやFBIなどの縮小を考えている様に見受けられます。
★ アメリカの軍事予算の削減 :日本を含む同盟国に軍事予算を増やして→→「自分の国は自分で守れ!」と要求しています。
★ 教育省の廃止
★ 他国の為に使っている金を節約する。
【ウクライナ戦争の仲介】
トランプ氏は、大統領選挙の前に「私が大統領だったら1日で終わらせる」と発言しました。 その後、「(大統領就任から)6カ月で、出来ればそれよりずっと前に終わらせたい」と、考えを大幅に後退させました。
ウクライナ戦争を終わらせる為の仲介を始めましたが、トランプ氏は、「ウクライナ戦争はプーチン氏が一方的に始めた不当な戦争だ」と認識していない様に私には思えます。トランプ氏がノーベル平和賞が貰える様な仲介が出来るとは思え無い状況になって来ています。
ウクライナ戦争はロシア軍の方が優勢ですから→→戦争を終わらせる為には→→「ロシアが停戦に応じなかったら→→ウクライナに強力な軍事支援をするぞ!」、「停戦に応じたら、ロシアに対する制裁を停止する」と言ったら→→プーチン大統領は従うと私は予想しています。 そうなったら→→ノーベル平和賞が貰えるでしょう!
・・・ ウクライナ戦争におけるトランプ大統領の問題点 ・・・
❶ 無知をさらけ出す発言をしています。(CIAに確認したら、直ぐに正誤が分かる)ロシアからの偽情報を鵜呑みにした発言が目立ちます。
❷ ロシアの言い分を信じて、ロシア寄りの発言をしています。
❸ 口は使うが、金は使いたくない。
❹ トランプ氏の最近の言動から、「ウクライナ戦争を終結させる事より、ロシアとの関係を改善する事の方を重視している」様に見えます。 現在は『G7』ですが、ロシアへの制裁を解除して→→『G8』に戻したい様です。
❺ ロシアが有利な条件で終戦にすると→→将来、ロシアがバルト三国に侵攻する恐れが有りますが→→「それは、ヨーロッパ諸国の問題で/アメリカの問題では無い」と考えている様に見受けられます。
【2026年の中間選挙】
2026年11月3日に、下院の全数と上院の35人を選ぶ中間選挙が実施されます。 現在は、共和党が両院を制していますが、中間選挙で両院で敗れたら勿論/どちらか一方で敗れても→→トランプ大統領は好き勝手が出来なくなってしまいます。
中間選挙を優位に戦う為に、トランプ氏はノーベル平和賞を受賞したい様です。 ノーベル賞の授賞式は毎年12月10日です。 中間選挙は来年の11月3日ですから、今年のノーベル平和賞を貰わないと中間選挙に利用出来ないのです。
トランプ大統領は、中国だけで無く、多くの同盟国とも関税戦争を始めました。 関税戦争をやり過ぎると→→アメリカの経済が悪化して→→インフレ率が高くなり→→トランプ氏の支持率が低下してしまいます。 関税戦争は、中間選挙の前の適当な時期に止めないと→→中間選挙で大敗してしまうでしょう!
《余談 :トランプ氏とノーベル平和賞》
トランプ氏はウクライナ戦争を終わらせてノーベル平和賞を得ようと目論んでいました。 大統領に就任後、ガザ地区の戦闘を止めさせたら→→ノーベル平和賞が貰えるのでは?とも考えている様です。
(1) ガザ地区の平和
❶ アメリカの大統領選挙に勝利する為には、アメリカに住んでいるユダヤ人からの巨額の献金が必要です。 従って、歴代のアメリカの大統領はイスラエル寄りの政策をせざるを得ないのです。トランプ氏も例外では有りません。
❷ トランプ氏は、ガザ地区の住民を全て追い出して→→ガザ地区をアメリカが取得して→→近代的な観光地にすると言い出しました。 「ガザ地区の住民をアメリカが受け入れる」とは言っていません。 従って、周辺のイスラム教国に「受け入れろ!」と要求している事になります。 全てのイスラム教国は拒否すると予想します。リゾート計画は夢のまた夢です。
❸ トランプ氏が介入して→→短期間「撃ち方やめろ」になり→→人質と捕虜の交換が行われましたが→→戦闘は再開している様です。
❹ ガザ地区は、面積が365km2しか無いのに、240万人も住んでいて、人口が毎年『2.8%』も増加しています。失業率が『50%』も有ります。 イラン等が武器を支援しています。 仮に、イスラエルがハマスを壊滅させても→→新しい反イスラエル武装組織が出来ると予想します。 ガザ地区の戦闘は今世紀中に無くなるとは思えません。 次の私のブログを読んで見て下さい。
★ イスラエルとハマスの問題 :投稿日=2023年10月21日
(2) ウクライナの平和
ノルウェー・ノーベル委員会が満足する条件で、トランプ大統領がウクライナ戦争を終結させる事が出来るとは思えません。 私は、アメリカの軍事力をロシアに見せ付けた交渉をして→→ウクライナが一方的に不利になら無い条件で→→ウクライナ戦争を終結させたら→→トランプ大統領はノーベル平和賞を貰えると思います。
《私の予想 :中間選挙の結果次第では!》
(1) 中間選挙で共和党が大敗したら→→トランプ大統領は好き勝手が出来なくなってしまうので→→大統領職を投げ出してしまいそうに思います。 「選挙に不正が有った!」と主張して→→支持者達に「議会を占拠しろ!」と言い出す恐れも有ります。 (2021年1月にアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件が発生しました。)
(2) 中間選挙で共和党が大勝したら→→アメリカンファーストの政策を強力に進め→→同盟国に無理難題を押し付ける恐れが有ります。
・・・ 現在の下院の勢力図 ・・・ 定数=425人
★ 共和党=218人
★ 民主党=214人
★ 欠員=3人
・・・ 上院の勢力図 ・・・ 定数=100人
★ 共和党=53人 ・・・改選=22人、非改選=31人
★ 民主党=45人 ・・・改選=13人、非改選=32人
★ 無所属= 2人 ・・・改選= 0人、非改選= 2人