これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

日本の活性化❺ :デジタル化(その3)

2022-09-24 08:33:24 | 役所の問題
【はじめに】
 2021年にヤット、デジタル庁が出来ました。今回は、❶デジタル化を進めると賄賂が横行する恐れが有る、❷有能な人材が必要ですが高給を出す必要が有る、❸電通が『負んぶに抱っこ』する状態になる恐れが有ると言う問題に絞って書きました。

【デジタル化と黒い金】
 パソコン(PC)の多量発注、CAD等の汎用ソフトの多量発注、専用プログラムの作成等を外部委託する時、私の経験では賄賂が横行しました。国や地方公共団体がデジタル化を進めると、黒い魔の手が伸びて来ます。 発注時に不正が無かったか?チェックする体制が必要です。

ケース❶ :設計部が10部ほど有る大企業(K社)の話しです。全社でCADを統一する為に、各設計部から若手の優秀な社員を1名出して、「CAD選定委員会」を立ち上げました。暫くして、中間報告書を作成して、各設計部に配布しました。 私が所属していた設計部は、工場長がCAD選定委員会の最終報告書を待たずに、有る日突然メーカーを決定して、注文してしまいました。

 中間報告書で最も評価の低かったメーカーだったのです。「何でそんな決定をしたのか?」CAD選定委員会が調べたら、『3,000万円』工場長に渡っていた様です。 (数か月後に、私が所属していた設計部の委員は、退職してしまいました。)

 CADソフトは何年か毎に使用料を支払う必要が有ります。 そして、大企業の場合は沢山設計協力会社が付いています。協力会社は親会社が採用したCADソフトを購入せざるを得ないのです。 高額の賄賂を出しても、十分採算がとれるのです。

ケース❷ :設計担当者が10名程の小企業の話しです。社長はPCの知識が殆ど無かったので、設計部長にCADメーカーの選定を一任しました。国産で殆ど売れていない某社のソフトを採用しました。 社長は薄々気付いていた様ですが、設計部長が賄賂を貰っていた様でした。 別の会社に出向した時、もっと売れていないCADソフトを採用していました。賄賂が流れた可能性が有ると思いました。

 昔は、機械を納入時に組立図や取扱説明書をファイルして、数部提出していましたが、「ファイルは1部で良いが、CDにデーターを入れて提出しろ」と言う顧客が増えて来ていました。CADのダーターは顧客が要求する『AutoCAD』に変換して提出しました。 上記2社が採用したCADは、AutoCADに変換すると『化ける』個所が多く、修正が大変でした。

【デジタル化と特別給与】
 技術革新が起こって新しい仕事が誕生すると、その仕事が出来る人間の数が少ないですから、高給を出さないと優秀な人材は集まりません。 日本は今でも終身雇用/年功序列の給与方式が主流ですが、民間企業の一部では、能力/業績評価によって高給を出す様になっています。

 国や地方公共団体は、本格的にデジタル化に取り組み始め様としていますが、サイバー対策などには超優秀な人材が今直ぐ必要です。今から教育するなどと悠長な事を言っておれません。特別給与制度を設けて、民間企業から人材を引き抜く必要があります。 然し、公務員は相変わらず終身雇用/年功序列制ですから、特別職に関する法律の制定が必要です。

(余談 :医師の給与) 後述の様にCADが導入され始めた1960年代には、CADオペレーターの給与は旅客機のパイロット並みでした。シーケンサーが中小企業でも採用され始めた1998年頃には、年収1,200万円出しても、大企業から引き抜き出来ませんでした。 然し、現在は両分野とも沢山人材が育って、特に高給が得られる技術とは言えなくなっています。

 現在でも医師の給与が高いのは、日本医師会が政治家に強力に働きかけて、大学の医学部の定員をコントロールしている(増やさない)ためです。

(提案 :大学にサイバー科) 突飛な提案ですが、大学にサイバー攻撃が出来る技術者を養成する学科を設けてはどうでしょうか? サイバー攻撃を防ぐ為には、サイバー攻撃が出来る人材が必要です。 泥棒を取り締まる為に、「泥棒の技術/ノウハウを教える」様な事ですから、賛同頂くのは難しいと思いますが。

給与の事例❶ :2000年頃、不景気の為に某大手重電(M社)では設計派遣社員を全て雇止めしました。 その頃、私はM社の協力会社に出向していました。8畳程の小さな部屋に、私と同年代の男性(T氏)が1人で仕事をしていました。 T氏は非常に優秀な設計派遣社員だったので、M社の某設計部が、協力会社に設計室を作らせて、雇い続けていたのです。

 3年間ほどT氏と机を並べて仕事をしました。T氏は1965年頃に高校を卒業し、CADを勉強して大手企業で、CADオペレーターになったそうです。「給料は、旅客機のパイロットと同じだった!」と言っていました。 当時、CADはIBMの『キャダム(CADAM)』しか無く、操作が難しかったと想像します。 「CADが普及するに連れて、給料がドンドン低下した」と嘆いていました。

給与の事例❷ :1990年頃、私が勤務していたビルに、プログラマーを集めた子会社が有りました。その会社の一角だけ厳しいセキュリティが施されていました。会社へのドアと各居室へのドアの開閉には『カード』が必要でした。 会社の規定の給料では、優秀なプログラマーは来てくれないので、高給が出せる様に別会社にしたのだそうです。

給与の事例❸ :1998年頃に出向していた会社(N社)では、機械の制御にシーケンサーを採用する様になっていました。機械設計担当者の一人(A氏)が独学でシーケンサーを勉強して、工業大学で機械工学を勉強してきた新入社員にシーケンサーを教えていました。

 シーケンサーが扱える優秀な人材を増やす必要が有ったので、社長とA氏で手分けして探した様ですが、成功しませんでした。 それで、私が探す事になりました。 ハローワークと人材派遣会社・数社に求人を出しました。 最初は年収700万円→→800万円→→・・・→→1,100万円とアップしていきましたが、応募者は皆無でした。 親しくしていた人材派遣会社の社員が、冗談半分で「応募者が有ったら、100万円渡すから、内緒で連絡して欲しい」と言いました。

 社長が、「金は幾らでも出すから、君の会社(K社)から引き抜けないか?!」と言い出しました。 K社は10年程前にシーケンサーを扱える人を、途中入社で何人か採用していました。その内の2人を知っていました。彼らの入社時、「二、三年後に管理職に昇格させて、給与を大幅にアップさせる」とK社は約束していました。二人とも有能で、バリバリ仕事をしていましたが、K社は約束を守っていませんでした。

 それで、2人にコンタクトしました。一人は、独身で若い社員達に慕われて、日々楽しく仕事をしていたので、K社を辞める気は全く有りませんでした。もう一人(S氏)に、年収1,200万円を呈示しました。「暫く考えさせて欲しい!」との回答でした。

 社長が、「1,500万円出しても良い」と言ったのですが、それでは(当時N社の大黒柱の様な存在になっていた)A氏よりも高給になってしまいます。S氏を引き抜けたとしても、A氏とS氏が対立しそうに思ったので、私は手を引きました。

【(株)電通が『負んぶに抱っこ』】
 東京オリンピックの大会組織委員会元理事だった高橋治之氏が巷を賑わせています。高橋氏が(株)電通のOBだったので、今では電通を知らない人はいないと思われます。 大昔・通信会社だった頃に電通と改名し、その後・広告代理店になりましたが社名は変更しませんでした。 現在は、年間売り上げが5兆円を超え、広告代理店業の分野でシェア50%以上の巨大企業になっています。

 広告代理店の商品は、物では無くて『アイディア』です。新聞広告、映像広告、キャンペーン、デジタル化、金の有る政治家の選挙運動・・・アイディアが重要な仕事は何でもやってのける会社です。 クライアント(顧客)から依頼された仕事に、『物』が必要だったら、電通には幅広い情報網と『顔』が有るので、「○○社の✕✕商品を使いましょう」と提案出来ます。

 電通の給与は高いですから、やる気満々の優秀な人材が集まっています。一方、四代目社長だった故・吉田秀雄氏が定めた『鬼十則』と『責任三カ条』が社内で公式に廃止されたのは、女子社員が過労死した2015年以降です。吉田氏の考え方を持った社員が今でも沢山いると想像されます。この考え方を持った猛者と、軟な役人が対応したら丸め込まれるのは確実です。

 国や地方公共団体の役人にとっては、電通は頼りになる会社です。頼んだ仕事はキッチリとやってくれます。一度依頼した役人は、勉強しないグウタラ役人になってしまうと予想します。特に、役所のデジタル化に関連する特殊なソフトの開発には電通は頼りになります。全国に電通の息のかかったソフト作成企業が沢山有るので、地方の役所の仕事も沢山受注していると思われます。

(大会組織委員会に対する疑問) 民間企業で業者を選定する場合は、担当者が情報を集め→→比較検討して→→報告書を作成し→→上司がチェックして→→トップが決定します。東京オリンピックの大会組織委員会では、逆にトップが独断で決定した様です。 大会組織委員会には沢山職員がいました。「彼らはドンナ仕事をしたのか?」私は不思議に思います。

(私の懸念) 国や地方公共団体は、国民に情報を流したり、説得する為に広告代理店に依頼するケースが益々増えて来ると予想します。 広告代理店は顧客の意向を忖度して仕事をしますから、「首相や首長(くびちょう)の考え方で、いつの間にか上手に『世論操作』している様な事にならなければ良いが」と私は危惧しています。

・・・ 鬼十則 ・・・ 1951年
❶ 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
❷ 仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
❸ 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
❹ 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
❺ 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
❻ 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
❼ 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
❽ 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
❾ 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
❿ 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

・・・ 責任三カ条 ・・・
❶ 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。
❷ 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
❸ 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。

・・・ 電通の基礎データ ・・・
★ 業種 :広告代理店 ・・・競合企業;博報堂、サイバーエージェント、ADK、大広、・・・
★ 創業 :1901年(日本広告)→→1955年に(株)電通
★ 本社 :東京都港区東新橋1丁目8番1;汐留本社ビル(超高層ビル)
★ 資本金 :746億円
★ 従業員 :6,578人 (2021年12月現在)
★ 売上 :5兆2,564億円(21年12月)・・・2位の博報堂≒1兆5,189億円(22年3月)
★ 平均年収 :1,169万円(2020年3月公開・・・2位の博報堂≒1,090万円
★ 平均勤続年数 :13.8年
★ 平均年齢 :40.9歳

【私と電通社員】
 私は、1980年~84年頃東京勤務でした。当時、電通の本社は銀座の三越から南東方向に直線距離で500m程の所に有りました。

 週に2回は飲み友達二、三人で飲み歩いていました。銀座のカウンター席しか無い小奇麗なスナックに月に二、三回は行っていました。 その店を電通の社員達も利用していて、雑談する様になりました。冗談が通じる、話題の豊富な愉快な方が多かったです。 一切、仕事の話しはせず、会社の愚痴も言いませんでした。

 私は、電通には『鬼十則』が有るのを知っていたので、聞いて見ましたが、皆さん無視して、『鬼十則』については何も喋りませんでした。

 当時、電通が国や地方公共団体の仕事をする様になると予想していませんでした。 彼らの様に話上手な連中が→→役人の相手をする様になったら→→→役人達は持ち上げられて→→気持ちが良くなり→→彼らの言いなりになりそうに思います。



村八分

2022-09-17 10:49:44 | 葬儀や法事
【はじめに】
 最近、三浦瑠璃(るり)氏が、『村八分』の用法を間違えて、批判されました。三浦氏は、私と考え方は少し違いますが、勉強家なので尊敬しています。 それで、擁護する事にしました。

 70歳代の複数の女性に、『村八分』について聞いてみましたが、言葉としては知っていましたが、皆さん意味は理解されていませんでした。三浦氏は、まだ41歳ですから『村八分』を、朧げ(おぼろげ)な知識として持っていても恥ずかしい事では有りません。

 コロナが猛威を振るいだして、日本の葬儀や法事は簡略化しています。「コロナが収まっても、この風潮は元には戻らないのでは?」、「簡素化して、変質するのでは?」と私は予想しています。 忘却の彼方になる前に、私の経験した葬儀や法事について書いておきます。

【私の経験】
 私は山奥の村で生まれ育ちました。 小学校に入学した頃(1955年頃)に隣の集落で『村八分』になった家が有りました。 暫くして、その家の誰かが亡くなりました。 ドンナ葬式になるのか?興味津々だったので、見に行ったのです。

 隣近所の奥さん達が、料理を作っていて→→坊さんが来られて→→集落の墓地に葬られ→→普通の葬儀が営まれました。 その後、不義理は水に流されて、村八分は解除されました。結局、一、二年間の村八分でした。

【村八分】
 村八分の説明は、「❶火事は延焼の恐れが有るので、皆で協力して消火活動した。 ❷死体を放置すると疫病が発生するから、皆で協力して埋葬した」となっています。

 昔は、死体を大きな樽に入れて、大きな/深い穴を掘って埋めました。結構沢山の人が協力する必要が有りました。 各集落の墓は、少し高い所に設けられていたので、棺桶を担いで上がるのにも協力が必要でした。

 私の独断と偏見の見立てですが、日本人は、「死んだら、誰でも『神』になる」と言う考え方を持っていますから、村八分になっていた人でも丁重に葬ったのだと思います。

【村七分】
 棚田で稲を育てる為には、水田用の用水路が必要です。 故郷では、大昔から幾つかの集落が協力して、長い!長い!用水路を維持・管理していました。 我が家の田圃への用水路は、川上の大きな谷の水を、全長6キロメートル以上も有る用水路から取水していました。

 村八分になった家の田圃でも稲は育っていたので、「用水路の利用は許容されていた」のだと思いました。 従って、私の故郷は『村七分』が正しかったと思います。

 ドンナニ不義理な事をやったとしても、村七分になった家の住人を、生まれた時から知っていましたから、飢えて死ぬような事になるのは避けたかったのだと思います。

【辻元氏と蓮舫氏の擁護】
 辻元清美氏と蓮舫氏が、「安倍晋三氏の国葬には参列しない」と表明した時に、三浦氏が「村八分だ」と言ってしまいました。

 岸田首相は、岸/安倍一族と統一教会の問題は全く頭に無く、「安倍晋三氏の死を政治的に利用してやろう!」と安易に考えたのだと想像します。 一方、辻元氏と蓮舫氏が、早々と「国葬には参列しない」と表明して、彼女たちの支持者に政治的な意思を表明しても批判出来ません。

 彼女達の言動は、「死者を鞭打つ行為だ!」と批判する方がおられると思います。然し、私は岸田首相、辻元氏、蓮舫氏の御三方は『同じ穴の狢(むじな)』だと思います。

▲▲▲ 葬儀と法事について ▲▲▲
【頼母子講】
 『無尽講(むじんこう)』や『頼母子講(たのもしこう)』は死語になってしまいましたが、私が小学校の低学年(1955年)頃までは、集落でやっていました。 お金を持ち寄って、工面し合う制度です。

 故郷の葬式は、一種の頼母子講でした。 近年は全国的に香典を辞退するケースが増加しています。 昔は、香典帳に、頂いた方の氏名と香典の額を記入して→→大事に保管して→→お返しの額を決め→→頂いた方の家で葬儀が有ると→→香典帳を取り出して『香典の額』を決めました。

 葬儀の費用は全て頂いた香典で賄えて、必ず余った様です。

(余談 :香典) 私が大学生の(1967年)夏休みに、大好きだった祖母が亡くなりました。叔父の一人と私で受け付けと香典の集計係をしました。結構・盛大な葬儀でしたが、ビックリする程・香典を頂いたので沢山余りました。 空の香典袋が必ず有るそうです。 それで、開封は必ず二人以上でするのです。 祖母の時も二、三人は入れ忘れていました。 会社の同僚の親の葬儀が神戸市で有り、香典集計係を頼まれた時も空の香典袋が有りました。

【葬儀の参列者】
 コロナが蔓延する様になって、家族葬が増えてきました。家族葬は遺族から参列依頼が有った人以外は葬儀に出席出来ません。 私の町内で葬儀が有ると、役員二人が香典を持って参列する事になっていますが、家族葬の時は式場には入れてもらえない様です。

(余談 :法事) 一回忌等の法事には、呼ばれた人だけが参列するのが全国的な風習だと思います。 私の母は103歳で逝ったのですが、生前に母に葬儀や法事の案内が来ると私が代理で出席しました。

 叔父の一人が亡くなった後、子供達が仲違いして、娘達が団結して祖母を強引に連れていってしまい、何処で暮らしているか?分からなくなってしいました。 叔母の葬儀の連絡が無く、一回忌の法事の場所も日時の連絡も有りませんでした。 叔父の墓が某寺に有るのを知っていたので、私は叔母が好きだったビールを持っていって、草引きの後で、飲みました。 

 私が高校性だった頃、遊びに行くと(叔父は酒が飲めなかったので)叔母と二人で雑談しながら何時もビールを飲みました。 今でも、帰省して墓の近くの道を通る時は、必ずビールを持っていって墓石の前で飲みます。

【生臭坊主】
 義母は信心深い方でした、元気だった頃、毎年の盆には坊さんに来て頂き、そして別に、毎年数万円寺に寄進していました。寺を建て替えた時は、義兄に内緒で百万円以上寄進しました。 坊さんは、気難しく、金にうるさく!、酒と肉が好きで、糖尿病でした。周囲では、『生臭坊主』と陰口を叩いていました。

 義母の初盆の時、「頼みに来たのが遅い!」と臍を曲げてしまいました。「今年が初盆だ」と坊さんは知っているはずですから、「幾ら何でも、来てくれるだろう」と待っていましたが、午後7時くらいになっても来てくれませんでした。 仕方が無いので、急遽、御詠歌クラブの人達に来て頂いて初盆をしました。

【見栄っ張りの葬儀】
 (社員百人程の中小企業に出向していた時、)古くからの住宅街に実家が有った会社の同僚の父親が亡くなり、実家の近くの寺に付属していた葬儀場で葬儀が行われました。会社の命令で私も含めて社員30名程が参列しました。

 親族の席の後ろに100席近いスペースが設けられていて、国会議員、知事、府会議員、市長、市議会議員の席でした。 10人程しか座っていませんでした。(私達はその後方に座りました。)

 焼香が始まると、親族の後で「国会議員○○殿」・・・延々と読み上げました。殆ど参列していませんでした。 弔電を読み始めましたが、氏名、肩書、弔電の全文を読むのです。(普通は、以下同文と省略しますよね!) 殆どの葬儀は1時間程で終わりますが、この時は3時間近く続いたと記憶しています。

【迷惑な遺言】
 2005年頃の夏の暑い日に、田舎に住んでいた母の妹の葬儀が有りました。土葬にする様に遺言していました。墓は県道から幅が1メートル程しかない急な山道を300メートル程登った所に有りました。 墓は土が殆ど無く、石を敷き詰めた線路状でした。簡単には穴が掘れなかったのです。

 従兄弟の一人が土建業を営んでいたので、若い社員を10人程連れて来ていました。彼らは、先に大きな穴を掘ってくれていて、交代で棺を担ぎ上げてくれました。 私は何も持たないで、墓まで登りましたが、ハンカチが全く役に立たない程、汗が吹き出しました。

【困った風習】
 某大企業の実力者だった重役の父親が亡くなり、葬儀は四国の山奥の実家で行われました。交通が非常に不便で、日帰りでは行けない所でした。私が勤務していた会社では営業課長などが複数参列しました。

 普通は、参列すると会葬返礼品と『お礼状』が渡されます。社命で参列したサラリーマンにとって『お礼状』は重要です。香典、旅費、宿泊費の清算時に必要になるのです。 『お礼状』を保存しておかなかったら、税務署が『カラ出張』として→→使途不明金扱い→→追徴課税します。

 この時は、葬儀の後で『餅まき』が有り、課長達は『お礼状』の代わりに餅を持って帰りました。税務署が『餅』を『お礼状』の代わりとして認めてくれる分けが有りません。

【紅白の饅頭】
 播州の田園地帯に住んでいた会社の同僚の父親が亡くなったので、葬儀に参列した事が有ります。 その地域では、高齢で亡くなると、会葬返礼品として『紅白の饅頭』を配る習慣が有りました。

 大きくて美味しい『上用饅頭』でした。彼は、私が饅頭が好物だと知っていたので、二箱渡してくれました。『上用饅頭』は祝い事で使用されますが、仏事でも昔は配ったそうです。 私は十分生きましたから、葬儀で『上用饅頭』を配る様に遺言しようと考えています。

【立派な葬儀❶】
 某中小企業に出向した時に高齢の重役(S氏)が亡くなられ、社葬を行う事になりました。 S氏はアイディアマンで、種々の発明をして、複数の大手企業に納入していました。S氏の発明した機械は現在でも沢山稼働していると思います。 

 200人以上は入れる大きな葬儀場を借りました。ウイークデーの葬儀でしたが、複数の大手企業の重役達を始めとして、ビックリする程沢山の参列者が有りました。S氏の発明が素晴らしかっただけで無く、S氏の人柄が良くて沢山の方がお見送りに来られたのだと思いました。

【立派な葬儀❷】
 叔父の一人に高校の教師がいました。校長になって退職しましたが、その後は県の教育委員会の嘱託(?)になって、非行少年/少女を出来るだけ少年院に入れないで済む様にする活動をしていました。 「非行に走る子供の多くは、辛い/悲しい環境で育っのだ!」、「溺愛は駄目だが、愛情を持って子供は育てないといけない!」・・・と叔父は言っていました。

 叔父が亡くなった時、リタイヤして20年以上経っていました。 200席以上も有る広い葬儀場を借りたので、そんなに参列者が来て頂けるとは思えなかったのですが、葬儀が始まるズット前に満席になりました。扉の前に広いスペースが有りましたが、そこにも沢山おられ、建物の外にも傘を差した方が沢山おられました。

 私は愛煙家です。タバコをふかしていたら、叔父のリタイヤ後の活躍が話題になっていました。私が全く知らなかった話しばかりでした。叔父の大学時代の同級生は、殆ど戦死していたので、『友』の分も頑張って生きたのだと思いました。

日本の活性化❺ :デジタル化(その2)

2022-09-10 10:12:38 | 社会問題
【はじめに】
 次回は、「民間企業が戦後、ドンナニ苦労してデジタル化を進めて来たか?!」について投稿する予定です。 今更言っても遅いですが、国や地方公共団体は、民間企業を参考にして、デジタル化を進めるべきでした。

【余談 :二位じゃ駄目なんでしょうか?】
 2009年11月、事業仕分けとして、蓮舫参議院議員が「次世代スーパーコンピューターの開発」に関して「二位じゃ駄目なんでしょうか?」と発言しました。マスコミ各社は、蓮舫氏の肩を持つ様な報道をしていましたが、友人と私は真逆の考え方でした。

 友人は、「オリンピックを目指しているアスリートに、練習は程々にして、銀メダルか銅メダルを目標にしたら!と言うのと同じだ! 馬鹿馬鹿しい!」と吐き捨てました。

 私は、コンピューターの進歩の恩恵を受けて仕事をしてきたのと、「コンピューターが更に進歩したらドンナ計算が出来る様になりそうか・・・」と日ごろ夢を見て過ごしていました。蓮舫氏は、当時40歳そこそこでした、多分スマホを活用していたと想像します。

 私だったら、「コンピューターの進歩は日本だけの問題では無く、人類にとって非常に重要です。一位を是非とも達成して下さい。予算は十分ですか?」と質問しました。

(注記 :スマホ) スマホは、無線送受信機能付きの超コンパクトなコンピューターです。 PCの様にOS(オペレーティングシステム)が入っており、PCのHDD(ハードディスクドライブ)の代わりに半導体のメモリーが入っています。 スマホのメモリー(RAM)の容量は、PCよりは小さいですが現在市販されている物の最大は『18GB』です。

・・・ デジタル通信の歴史 ・・・
★ 第2世代移動通信システム(2G) :1990年代半ば・・・デジタル通信
★ 第3世代移動通信システム(3G) :2001年・・・3Gを始めたのは日本が最初
★ 地上デジタル放送 :2003年12月
★ スマートフォン(スマホ) :2007年
★ 第4世代移動通信システム(4G) :2010年
★ 第5世代移動通信システム(5G) :2018年

【デジタル庁の課題❸ :統一ソフトの開発】
 戦後、大型コンピューターが市販される様になると、日本の大手企業では大金を投資して、コンピューターを導入し→→デジタル化を進めて→→業務の効率化に努力しました。大型コンピューターと全国の工場や支店/営業所に設置した端末機を(電話回線を用いて)接続しました。市販のソフトを購入しましたが、種類が少なかったので、社内で人材を育成して、自社でソフトを開発しました。 デジタル化の効果を最大限引き出す為には、全社共通のソフトを使用する事が不可欠でした。

 国や地方公共団体も大型コンピューターを導入して、パソコンも導入する様になりましたが、「全国共通のソフトが重要で/不可欠だ!」、「ソフトの開発が出来る人材の育成が必要だ!」と言う発想が無かったのです。国(各省)、各地方公共団体が”てんでバラバラ”に、ソフトの開発を外部(企業)に丸投げしてしまいました。 「発注担当者は業者が作成したプログラムを読む事すら出来なかったのでは?」と想像します。

 ”てんでバラバラ”に開発したソフトを、共通ソフトに変える為には金と人手が掛かりますが、抵抗する部署が沢山出て来る様に危惧しています。デジタル大臣に大きな権限を持たせないと難しいと考えます。

 日本の企業のデジタル化は進んだのに、国や地方公共団体は未だに『小学生レベル』の様な状態です。 元財務省官僚だった高橋洋一氏は、自分でプログラムを作られる様です。官僚の中にも非常に少数だと思われますが、プログラム言語を勉強された方がおられると想像します。「そんな貴重な人材を重要ポストに就任させていたら、日本は素晴らしい国になっていた!」と私は悔やんでいます。

【デジタル庁の課題❹ :データーの連結】
 後述の様に国と地方公共団体の職場には(ズット前から)パソコン(PC)が導入されて、現在では手書きでは仕事をしていません。 個々のデジタル化は結構進んでいるのです。

 個人情報保護を大事に考えながら、マイナンバーと各種データーの連結を進める必要が有ります。 民間企業のデジタル化を参考にして、国や地方公共団体のデジタル化を行ったら、業務の効率化が大幅に進むと予想します。役人に時間的な余裕が出来ますから、住民サービスは飛躍的に向上するでしょう!

(余談) 1971年に入社したのですが、履歴書に記載されていた氏名、生年月日、最終学歴、社員番号・・・等のデーターが大型コンピューターシステムの人事ソフトにインプットされました。健康保険証と年金手帳に記載されていた私の氏名が一字間違っていました。 人事ソフトと健康保険/年金ソフトの『氏名の項目』が連結されていたら、こんな間違いは発生しません。

【デジタル庁の課題❺ :セキュリティ対策】
 デジタル化に先行してセキュリティ対策を進める必要が有ったのですが、今年(2022年)にヤット検察庁に『サイバー警察局』が出来ました。

 日本は、「問題が発生してから対策を検討する」と言うスタンスを続けて来ました。 デジタル化を進めると、新しい種類の犯罪が必ず発生すると予想します。 一方、デジタル化は後戻り出来ません。 コンピューターの知識が豊富な犯罪者になったつもりで、「ドンナ不正をしたら大金が得られるか?」を種々検討して、事前に対策を講じる必要が有ります。

★ サイバー攻撃対策
★ 不正侵入対策
★ システムの不具合に対処する体制
★ データーの漏洩対策
★ データーへのアクセス権の認定制度

【デジタル庁の課題❻ :過疎地などへの対応】
 私の故郷は和歌山県田辺市龍神(村)です。面積は東京23区の41%も有りますが、人口は0.045%です。コンビニ(CVS)が二、三年前には1軒有りましたが、多分・現在は無くなっていると思います。 役場が1カ所とスーパーマーケットが1軒有ります。

 高齢化が進んで→→車を持たない家が増えており、バスの本数が少なくなっています。マイナンバーカードを取得するのが難しくなっています。 過疎地でデジタル化を進めても、住民にメリットが有るのでしょうか?!

 保険証は、期限が来ると新しいのを郵送してもらえますが、マイナンバーカードに代替すると5年に一度、役場に出向く必要が有ります。「役場が送り迎えの車を出す等の対策が必要だ!」と考えます。

★ 龍神村    :面積≒255km2、 人口≒4,378人(2004年)、コンビニ≒0~1軒
★ 東京都23区 :面積≒622km2、人口≒971万人(2022年)、コンビニ≒4,549軒
出典 :東京都23区のコンビニ店舗数 ;アパマンショップ(不動産屋)・・・何年のデーターかは不明です。

【マイナンバーカード】
 2015年からマイナンバー制度が始まり、国民全員に個人番号が附番されました。 何故?最初から『マイナンバーカード』の取得を義務化しなかったのでしょうか?! 個人情報の保護の観点からだそうです。 

 当初の政府の説明は、「マイナンバーカードは『身分証明書(ID)』である」でした。取得する利点は、住民票等をコンビニで取得出来る事ぐらいでした。 日本では写真を貼った身分証明書の発行は、戦前/戦後通じて無く、携帯義務も無かったと思います。(韓国と中国では携帯義務が有ります。)

 マイナンバー制度が始まって直ぐに、(政府の指導で)金融機関の口座開設時にマイナンバーカードの呈示を要求する様になりました。「マイナンバーで脱税防止をしたいのでは?」、「他に良からぬ企みが有るのでは?」、・・・と国民の多くは疑っているのでは?と想像します。 「義務では無いし、メリットも無し、”めんどくさい”から、マイナンバーカードの申請は止めておこう!」と放置している方が多いと思われます。

 先月現在のマイナンバーカードの取得率は『47.4%』だそうです! 今月(9月)末までに新たに取得したら、『20,000円分のマイナーポイント』が貰えるそうです。

 政府は保険証を廃止して、マイナンバーカードに保険証の機能を持たせる計画を進めています。その為に、今年度(2022年度)末までに取得率を100%にするべく努力している様です。 そして、2024年度中に、自動車免許証も廃止して、マイナンバーカードにその役割をさせる様です。

 取得率を100%にする為には、お願いベースでは無く、義務化が必要です。 他人のマイナンバーを不正に調べて、悪用する輩が出て来ます。 政府は、法律を改正して、そういう輩には殺人罪に相当するような刑罰を与える様にするなどして→→国民を安心させる必要が有ると思います。

★ 2016年 :マイナンバーカード発行
★ 2021年 :マイナンバーカードを保険証として利用開始
★ 2023年(?) :保険証の廃止
★ 2024年 :自動車免許証を廃止

(不思議な点❶) 私の管理している賃貸マンションに、歩けなくなった(一人住まいの)高齢の女性が住んでいます。トイレに行けないので、紙オムツをしており、この夏は上下・下着姿で暮らしていました。彼女に、「写真を撮ってマイナンバーカードを申請しろ」と要求するのは酷な話だと思います。 彼女がマイナンバーカードを取得しても、何のメリットも有りません。 色々な事情でマイナンバーカードを申請出来ない人がいると想像します。政府は、ドウスルつもりなんでしょうか?

(不思議な点❷) マイナンバーカードには、当然の様に『マイナンバー』が印刷されています。そして、ビニールの袋が付いていて、『マイナンバー』を隠せる様になっています。『マイナンバー』をカードに印刷する必要は無いと思います。 政府は、「他人にマイナンバーを知られても、悪用は困難だ!」とノンビリした事を言っています。「悪用されたら、政府が補償する」と明言して欲しいです。

【保険証の代替の問題点】
 マイナンバーカードを申請すると保険証として使用出来る様になっていますが、色々問題が有りそうです。

問題点❶ :保険証は、医療機関に月に一回持っていけば良いですが、マイナンバーカードだと、毎回持参して『読み取り機』に”かざす”必要が有ります。

問題点❷ :マイナンバーカードの有効期限は『10年』ですが、保険証としての有効期限は『5年』だそうですから、区役所や市役所に5年毎に出向く必要が有ります。

問題点❸ :大病院はデジタル化を進めていますが、開業医で『読み取り機』を設置した所は少ないと予想します。 老人の開業医は、今でもカルテを手書きしています。 医療機関のデジタル化は、患者にとって種々のメリットが有りますが、カルテ等の統一化が不可欠です。 よほど政府が強権を使って進めないと、上手く機能するのは、十年か二十年先になるでしょう!

大病院の現状 :A氏が泌尿器科を受診したとします。泌尿器科のカルテとMRI画像を→→外科に回された時→→外科の先生がパソコンで見る事が出来ます。外科でX線CTを撮影して→→泌尿器科に戻されたら→→泌尿器科の先生が外科のカルテとX線CT画像をパソコンで見る事が出来ます。

 泌尿器科の経験の浅い若い先生(B先生)が担当したとします。ボス先生(C先生)がB先生が作成したカルテをパソコンで見て→→B先生にアドバイスします→→問題が有る時は→→患者を呼んで→→C先生が今後の治療方法などを説明します。

将来の医療 :全国的に医療のデジタル化が進めば、”かかりつけ医(E先生)”から大病院を紹介されたら→→大病院のF先生はE先生のカルテや検査結果をパソコンで読めます→→大病院で種々の検査をして→→治療して→→全快したとします。 患者がまた病気になって→→”かかりつけ医(E先生)”を受診したとします→→E先生は大病院のカルテ、検査データ等をパソコンで読めます。

 医療機関のデーターの共有化は、患者にとって大きなメリットが有ります。 但し、マイナンバーカードを偽造して、医療機関の通信システムに不法に侵入する輩が出てくると、重大な問題が発生します。

【デジタル化が完了しているもの】
 役所のデジタル化は結構進んでいます。役人が手書きで書類を作るケースは殆ど無いと思われます。 問題は、点でバラバラにデジタル化を進めたので、デジタル化のメリットを最大限引き出せていない事です。 マイナンバーと、金融機関の口座番号、扶養家族数、所得、税金、要介護のレベル、・・・等のデーターを連結させると→→役所の手間が減らせ→→税金の無駄遣いを減らせます。

 例えば、シングルマザーに補助金を給付する事になったとします。 所得が〇〇円以下の場合、✕✕歳以下の子供一人に△△円給付するとします。 データーが連結されていたら→→コンピューターが該当者を洗い出して→→給付金額を計算し→→振り込む口座番号をアウトプットし→→短期間に給付が完了します。

・・・ デジタル化が完了しているもの ・・・
❶ 住民票、戸籍抄本、印鑑証明書・・・コンビニで入手出来ます。
❷ マイナンバー、法人ナンバー
❸ 不動産登記、会社登記
❹ 保険証
❺ 運転免許証
❻ 年金手帳→→年金証書
❼ 特許登録、商標登録

日本の活性化❺ :デジタル化(その1)

2022-09-03 08:04:49 | 改革
【はじめに】
 最近、河野太郎デジタル大臣が「フロッピーディスクでのデーター提出を廃止した」と言う記事を読んでビックリ仰天しました。 若い人はフロッピーディスクを見たことが無いと思います。もうズット前から、フロッピーディスクが使用出来るパソコンは販売されていません。役人達は、外付けのドライバーを買って記録していたのですね!

 何回かに分けて『デジタル化』について投稿します。

【デジタル庁の課題❶ :法律の整備】
 2021年9月にヤット、デジタル庁が出来ました。 デジタル庁が最初に取り組むべきは、法律の整備だったと考えます。 既に一年経過していますが、法律の改正については何の動きも見られません。

 マイナンバーと各種情報を連結したデジタルデータには、トンデモナイ価値が有ります。 日本の法律の多くは『性善説』をベースにしていますが、政府や地方公共団体が集約して作成するデジタルデータに関する法律は『性悪説』に基づいて立案すべきです。

 デジタル化を本格的に進めると、コンピューターの知識/経験が豊富な悪い輩が、公官庁のネットワークに侵入して、データーを盗んだり/改竄すると予想します。 こんな犯罪者を『サイバー犯罪者』と呼びます。 お腹が空いたからコンビニで万引きする様な犯罪者とは全く違って、高等教育を受けた知能犯/確信犯です。 ドラマに登場する凄腕の刑事でも、サイバー犯罪者を逮捕する事は不可能です。

 1997年に検察庁が『情報システム安全対策指針』を制定し、今年(2022年)になってヤット『サイバー警察局』を新設しました。マダマダ要員が少なく、優秀な人材も少ないと想像します。デジタル庁は、サイバー警察局の充実を見ながら公官庁のデジタル化を進める必要が有ります。

 ゴミの不法投棄は「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられる」事になっています。 サイバー犯罪は国家/国民にとって重大な犯罪ですから、殺人犯に相当する程の科刑とすべきだと考えます。

 昨年(2021年)ポーランドで逮捕されたサイバー犯罪者(22歳の男性)がアメリカに引き渡されました。最大で115年の懲役刑が言い渡される可能性が有るそうです。

価値の例 :政府はマイナンバーカードを保険証として使用させる計画を進めています。そして、医療機関で作成したカルテ(診療録)を一カ所に集約しようとしています。(この問題については、後日投稿する予定です。)

 プーチン大統領が病気を患っていると言う怪情報が出回っています。 国家の重要人物のカルテは、他国の情報機関にとっては大枚をはたいても入手したい情報です。「プーチン大統領の余命が二、三年だ」と言うカルテが入手出来たら、100億円でも売れると予想します。

【デジタル庁の課題❷ :個人情報保護とのバランス】
 「デジタル化と個人情報保護とのバランスについて、国民に説明し/コンセンサスを得ることが必要だ!」と私は考えます。 この点では、中国は素晴らしい教師か?反面教師?だと言えます。

 デジタル化を進めると、ドンナ問題が有りそうか?私が気の付いた点を以下に書いておきます。 デジタル化にはメリットが有りますが、デメリットも有る事をデジタル庁は国民に知らせる義務が有ります。

《監視カメラと顔認証システム》
 監視カメラが、中国には2億台、日本にも500万台設置されています。 精度の高い顔認証システムが既に開発されています。 従て、現在既に国家が個人の行動を監視出来る様になっています。

デメリットの例 :政府に反対するデモに参加したら、参加者が特定されてしまいます。 何回も参加したり、過激な行動をしたら公安警察の監視対象になると想像します。

メリット❶ :家出少女や少年の捜査には、効果が有ると思われます。少女や少年が家出したら、大抵は大都市の繁華街に行くと予想されます。現在でも大都市の繁華街には監視カメラが沢山設置されているので、簡単に居場所を特定出来ます。

メリット❷ :中国では、このシステムを活用して指名手配犯を逮捕している様です。 中国で、大規模なイベントを楽しもうとした複数の指名手配犯を、同時に逮捕したと言う記事が出ていました。 東京ドームの座席数は野球時≒46,000人、コンサート時≒57,000人だそうですが、指名手配犯が紛れ込んでも、逮捕される可能性が高いと思われます。

(注記 :Nシステム) 手配車両を追跡する目的で、1987年にNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)だ導入されました。 ナンバープレートだけで無く、運転者の顔も写る様ですから、Nシステムを悪用すると貴方の/貴女の浮気がばれてしまいます!

 Nシステムでは、犯人が逃走しそうな高速道路、国道、県道等に、沢山カメラを設置している様です。 「Nシステムはプライバーシーの侵害だ!」と言う主張を聞いた事が有りませんが、車に乗っている時だけ監視されるので、国民は「そのくらいは許容しよう!」と考えているのでしょうか?!

・・・DMJ 社(デジタルマックスジャパン)のデーター・・・ 2020年頃のデーターと思われる。
★ 中国  ≒20,000万台・・・監視カメラの設置台数
★ アメリカ≒ 5,000万台
★ 日本  ≒ 500万台

(注記 :防犯カメラ) 日本では今でも『防犯カメラ』が主流の様に思います。「防犯カメラで監視中」などと書いた警告ポスターを貼って、大きなカメラが使用されています。監視が主目的になったら、小型で目立たないカメラになると予想します。

《買い物データー》
 日本で販売されている殆どの商品には『バーコード(JANコード)』が印刷されており、スーパーやコンビニのレジで読み取っているのは、皆さん御存知です。 然し、そのデータが一カ所に集められている事実をマスコミは(何故か?)報道しません。 このシステムは世界に先駆けて1989年から稼働しており、『スキャナデータ』と呼びます。

 総務省に統計局と言う機関が有りますが、多分、スキャナデータを吸い上げて物価の変動を監視していると思われます。インフレ率とかデフレ率はスキャナデータを用いて算出しているのです。国の財政政策や日銀の金融政策にとって、スキャナデータは不可欠になっています。

 現在は、キャッシュレスの時代になったので、クレジットカードで決済する方が大半になっています。 私は銀行口座を開設する時にマイナンバカードの提示を要求されました。 従って、『スキャナデータ』システムを少し改悪して、マイナンバーと連結すると、私の買い物履歴を国が把握する事が出来るのです。

 中国では日本より遥かに遅れて『スキャナデータ』システムを立ち上げました。中国政府には「プライバシーを尊重する」と言う考え方が存在しないので、マンナンバーと『スキャナデータ』システムを連結しています。従って、中国政府に都合の悪い書籍等を購入した人物を簡単に特定出来→→監視の対象になる様です。

 『スキャナデータ』システムを活用すると、A社のBと言う製品が今日・全国で何個売れたか把握出来ます。A社が生産計画を立案する上で、貴重なデーターになります。企業だけで無く国家としても、無駄な製品在庫を増やさない→→資源の無駄を省くと言う点で大きなメリットが有ります。

《個人の経済状況》
 金融機関の全ての口座とマイナンバーを連結させたら、マルサ(国税局捜査部)は簡単に不正な金の流れが把握出来る様になると想像します。特に、キャッシュレス化が進んでいますから、箪笥預金で現金を蓄えても将来使える店が限られて来ています。

 関西はキャッシュレス化が遅れていましたが、コロナが問題になった頃から→→急激にクレジットカードが使える店が増えて→→私が日ごろ利用している店は現在全て使える様になりました。 大きな病院でもクレジットカードが使える様になっています。

 不動産の登記簿は既にデジタル化が完了しています。現在は所有者の氏名と住所が記載されていて、将来マイナンバーを追加すれば、個人の不動産所有状況を国や捜査機関はパソコンで把握出来ます。

 マイナンバーは今後益々重要になってきますので、公開される事は無いと思います。然し、不正な金、株、債券、不動産などの流れを、(犯罪捜査の一環として、)マイナンバーを活用して、効率的に調査/把握しても良いと考えます。 全ての金融機関の口座とマイナンバーが連結されたら、容疑者の金、株、債券の流れを簡単に把握出来ます。 (私は後ろ暗い所が無いので、調査されても痛くも痒くも有りません。)

(持論) 顧客が現金で5万円以上の支払いをする場合、店が収入印紙を貼った領収書を発行し、顧客にマイナンバーカードの呈示を要求する様に法律を改正すべきです。そうしたら、賄賂、贈収賄等の犯罪を減らす事が出来ると思います。

(余談 :法人のケース) 法人ナンバーは公開されており、、法人が不動産登記する場合は法人ナンバーを登記申請書に記載する事になっています。従って、もしかしたら既に登記簿に法人ナンバーが記載されているかも知れません。 現在は登記簿を閲覧する為には、各地に有る『法務局』に出向く必要が有りますが、将来はインターネットで調査出来る様になると予想します。

(余談 :脱税の抜け道を減らしましょう!)
 後期高齢者になった大金持達の一部は、相続税を不法な方法で逃れる事を考えています。箪笥預金はその一手段ですが、巨額の金の脱税は難しいです。 「現在の法律の下では、金塊、美術品、骨董品・・・等々を貯えて将来古物商に売る方法が得策だ!」と言っている方がいました。

 私はプレミアの付いたウイスキーを古物商(A氏)に数本売った事が有ります。古物商との取引には犯罪防止のために写真付きの身分を証明する物(運転免許証やマイナンバーカード)の呈示が必要です。 このケースの犯罪防止は窃盗犯対策で、脱税防止が目的では有りません。

 A氏から聞いた話しです。サントリーが『山崎50年』を昔3回、100万円で販売したそうです。「一カ月程前に、1本30,000万円で買い取ったら、直ぐに買い手が有って→→数百万円もうかった」と言っていました。「現金で買ったのか?」、「勿論、現金です」とのことでした。 売り手は確定申告時に税務署に届ける必要が有りますが、(私の邪推ですが)申告しなかったと思います。

 古物商にマイナンバーカードを呈示しても、ナンバーを隠した状態で撮影するので、税務署が取引相手を特定する為には氏名、生年月日、住所で調査する必要が有ります。 数百万円や数千万円の取引だったら、マルサ(国税局捜査部)は見逃しているのでは?と想像します。

 数億円や数十億円もする骨董品を売ったら、マルサは見逃してくれないと思われます。 昨日の金の買い取り価格は1kg≒835万円でした。 1kgのインゴットを100個、税務署に内緒で相続していたら、毎年少しずつ売って税金を”ちょろまけせ”ます。

 一般には835万円も不労所得が有ったら、ガッポリ税金を徴収されます。相続税を”ちょろまかせ”無い様にする対策が必要だと思います。(私にはアイディアが有りません。)

(注記) 金の比重は『19.32g/cm3』ですから、単純計算すると100kg(83,500万円)の金は20cm✕20cm✕13cm程の直方体になります。床下等に簡単に隠せます。