これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

憲法改正が実現するか?!

2024-08-17 09:28:35 | 日本国憲法
【はじめに】
 14日に岸田文雄氏が、自民党総裁選挙に立候補しないと突然発表しました。

 岸田氏が「憲法を改正する!」と言い出したので→→国会が休みになっているのに→→両院の憲法審査会は開催されていました。

 櫻井よしこ氏は、岸田総理の発言を真に受けて→→期待していた様ですが、私は半信半疑でした。 岸田氏は「支持率アップを狙ったアドバルンを揚げて見ただけで→→支持率が改善しそうに無かったら→→例の通り有耶無耶にするだろう!」と予想していました。

 自民党が(小泉進次郎氏や小林鷹之氏の様な)若手を総裁に選んで→→出来るだけ早く衆議院を解散して→→『憲法9条改正』の国民投票と同時に行えば→→自民党の議席は、そんなに減らないと私は予想しています。 (新体制になると、スキャンダルが何時も表面化しますから、衆議院選挙は早いほど良いのです。)

・・・ 憲法改正についての私の投稿 ・・・ 日付は投稿日です。
① 憲法改正が今!必要な背景     :23年11月25日
② 岸田さん!憲法改正ですよ!     :23年11月18日
③ 憲法第9条の改正議論を始める前に  :21年11月27日
④ 日本国憲法 (その1)~(その10)    :19年4月27日~7月13日

【国民投票が実現可能か?】
 私が予想する、憲法9条の改正に賛成しそうな政党(『〇印』)と反対を表明している政党(『●印』)を整理して見ました。

 国民投票を行うためには、衆議院で『310人』以上の議員が賛成する必要が有りますが、私は『341人』以上が賛成すると予想しています。 参議院では『164人』以上必要ですが、『175人』以上が賛成すると思います。

 従って、自民党が公明党、日本維新の会及び国民民主党が賛同出来る改正案を作成したら→→両院で『国民投票の実施』を議決出来ると思います。

《立憲民主党と憲法9条改正》
 最大野党の立憲民主党は、共産党や社会民党に近い左派から中道派まで思想が違う人達の集団です。 与党のスキャンダルを追及する時は一致団結出来ますが、重要な政策については「党としての考え」を纏めるのが極めて難しい政党です。

 今でも小沢一郎衆議院議員(82歳)は立憲民主党内で影響力を持っています。小沢氏は昔から「憲法9条を改正すべきだ!」と主張されています。

 立憲民主党も9月には代表選挙が有ります。立候補を表明している枝野幸男氏は憲法9条を死守する考えで、泉健太氏は賛否不明です。野田佳彦氏は立候補するとは言っていませんが、憲法9条の改正派だと思います。

 枝野氏が代表に選出されたら→→共産党と社会民主党との関係を深めようとして→→『連合』との関係が悪化して→→都知事選挙の”二の舞を演じる”事になる可能性が有ります。 勿論、枝野氏は『憲法9条改正反対』で衆議院選挙を戦うと予想します。 そうなったら、立憲民主党は分裂してしまいそうです!

・・・ 両院の勢力と憲法9条改正についての態度 ・・・ 議席数は24年7月18日
 注記 :参議院議員の定数は現在『246』ですが、私の集計は”一人多いい”『247』になってしまいました。

《賛成すると思われる政党》
 賛成派の合計 ;衆=341人、参=175人
〇 自民党     :衆=257人、参=113人・・・衆議院は『自民党・無所属の会』
〇 公明党     :衆=32人、参=27人
〇 日本維新の会  :衆=41人、参=20人
〇 教育無償化を実現する会 :衆=4人、参=1人
〇 国民民主党   :衆=7人、参=11人 ・・・衆議院は『国民民主党・無所属の会』
〇 NHKから国民を守る党 :衆=0人、参=2人
〇 参政党      :衆=0人、参=1人

《反対を表明している政党》
 反対派の合計 ;衆=14人、参=20人
● 共産党    :衆=10人、参=11人
● 社会民党   :衆=1人、参=2人
● れいわ新選組 :衆=3人、参=5人
● 沖縄の風    :衆=0人、参=2人

《賛否不明の政党など》
 賛否不明の合計 ;衆=110人、参=51人
▲ 立憲民主党  :衆=98人、参=38人
▲ 無所属     :衆=12人、参=13人

▽ 欠員  :衆=0人、参=3人 ・・・広瀬めぐみ氏が8月15日に辞職しました。

衆議院の定数=465人 ・・・『2/3』=310人
参議院の定数=248人 ・・・『2/3』=166人

【憲法改正に関連する法規と憲法審査会】
 憲法改正に必要な『国民投票』に関連する法規は2010年に施行されています。 そして、2007年に両院に・それぞれ『憲法審査会』が設けられて→→18年間ほども延々と議論して来ました。 その間、国際情勢は目まぐるしく変化しました。 (私は、「小田原評定以上だ!」と呆れています!)

 21世紀になって中国は軍備増強に余念が無く、北朝鮮は原爆とミサイルの開発に注力しており、ロシアは2014年にクリミヤ半島に侵攻し、更に、2022年にウクライナに侵攻しました。 そして、ロシアは「核兵器を使用するど!」と恫喝しています。

 私は、「自衛隊を軍隊だ」と認定する憲法に改正し→→NATOに参加しているヨーロッパ諸国の様に→→他国は侵略し無いが→→攻撃されたら→→反撃する国になるべきだ!・・・と考えています。 このまま『憲法審査会』の議論を続けたら、今世紀中に結論が出ないと予想しいます。

★ 日本国憲法の改正手続に関する法律 :2010年に施行
★ 日本国憲法の改正手続に関する法律施行令
★ 日本国憲法の改正手続に関する法律施行規則
◎ 憲法審査会 :2007年~

【余談 :自民党の今後の政局】
 政治資金パーティー問題を国民がまだ忘れていませんから→→衆議院を解散したら→→自民党は大幅に議席数を減らすと予想する政治評論家がおられます。 憲法9条改正の国民投票と衆議院選挙の投票日を同じにして→→自民党が分かり安く、国民に訴えたら→→議席数はそんなに減らないと私は予想しています。

 自民党の総裁選挙に10人ほどが立候補しそうな状況です。 小泉進次郎氏(43歳)か小林鷹之氏(49歳)を総裁/総理にして→→有能な/仕事の出来そうな人間を大臣と副大臣に任命して→→11月か12月に衆議院を解散したら→→自民党と公明党で過半数に達するのではと予想します。


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